『スカーレット』第66回(第11週)「夢は一緒に」
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八郎が陶芸家になる夢を捨てて、丸熊陶業の社員として働き続けることが常治の条件だった。
八郎は承諾してしまう。
しかし喜美子は
「ウチ、もう見てるで、十代田さんと一緒に夢。」
映画を見たり、美術展に言ったり・・・二人で感性を磨く。
夫婦貯金も始めた。
電気釜を買う話もした。
陶芸家になって独り立ちして食べて行けるようになるのが夢なのだ。
「食べていくのは大変や。
苦労させたないってお父さんのいうこともよくわかる
趣味で、。
趣味でやっていく・・・」
弱気の八郎
「自分だけの色を出したいって言うてたやん。」
常治は合間にやったらエエって言うてるやん。
やめろって言うてないヤンと反発するが
「物作りはそんなに甘いもんやない。
お父ちゃんが仕事帰りに酒を飲むんと違うわ!」
喜美子は泣きながら訴える。
八郎は優しいから常治にそんなふうに言われたら、自分の夢も諦めてしまう。
「やめへんよ?
やめへんて。
信楽の土すきやし、物作りも。
自分だけの色出したいっていうのもわからへん。」
八郎はいうが、常治が、もう丸熊陶業を辞めたらええと言い出す。
「仕事帰りに酒を飲んでいるだけの俺にはわからん。
どうぞ勝手に夢見たらええねん。」
八郎を支えるという喜美子に、男の後をついて行けるような女ではない、しゃしゃり出ているという常治に、それで良いという八郎。
並んで歩いていけたら、それで良い。←器が違うw
するとマツが
「駆け落ち同然で飛び出したときな。
あれワクワクしたで?
この先どんなことが待ってるんやろおもて
うちはいっぺんもあんたとの人生失敗や思たこと無いで。」
と言い、百合子が
「気色悪い言うてごめんなさい。
ごめんなさい。」
と言う。
「話、終わってません。
聞いてください。
陶芸展に入選した先輩が陶芸家として活躍している。
1つの湯飲みを作って5万円で売っています。
なぜ5万で売れるかというとそれだけ心が動いたからです。
僕は人の心を動かすような作品を作りたい。」
八郎の部屋には深野先生の絵ともう一枚の絵が飾ってあり、風邪を引いたときにその絵を見て励まされた。
誰かの書いた絵が誰かの心を動かすように八郎もそういう者を作りたい。
「すみません。
先ほどの約束見合わせてください。
僕は陶芸展に出品して賞を取ります。
陶芸家になります。
一緒に夢を見させてください。
お願いします。」
「川原八郎にならせてください。
喜美子さんと一緒にならせてください。
お願いします。」
「お願いします。」
「陶芸展で賞を取ったら、受賞祝いと結婚祝いを一緒にしたる。」
翌朝、商品開発室に出勤する二人。
喜美子は土とお友達になることから始める。
八郎の邪魔はしないと・・。
それでもわからんことがあったらなんでも聞いてほしいと八郎。
喜美子も何でも手伝うと言うが
「いてるだけでええよ。
横にいてくれるだけで。」
大熱演だったなぁ。
昨日の北村一輝も凄かったけれど、今日の戸田恵梨香と松下洸平も凄かった。
いや、戸田恵梨香は想定内だけどさ、松下さん、あんな化け物が隣にいて緊張したやろうけど、ひたむきで真面目な八郎は素敵やなと思いました。
ほんまエエ役貰ったなぁ~。
この先、八郎が史実通りの夫になるにしても・・・松下さんのキャリアには傷はつかないと思う。
ヒロインが著名なので、相手役は世に知られていないってのもエエもんですね。
もうすでにマツは何しても「腹立つ」状態なんですが(爆)
ま、今日はエエかな?
確かにマツに悲壮感はない。
危機感もない。ちゃらんぽらん。
貧乏で貧乏でちゃぶ台をひっくり返すような夫に、口移しで水を飲ませるくらいなんだから。
マツの血を受け継いでいるなら、喜美子もどんな状態でも幸せだと思えるのではなでしょうか。
とはいえ・・・結婚はちょっと遠のいた(爆)
恋愛と結婚までのターンがじっくり長いのね~。
ま、いずれ結婚するし気長に。
ってか、八郎。
やっぱり八番目の子だけあって、「川原」に婿養子に入るんだね。
常治と喜美子の間に入ってうまく立ち回っている様子を見ると、八郎が婿養子に入るのは川原家にとっても良いことだと思います。
こういう人は婿養子となってもやっていけると思う。
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キャスト
川原喜美子・・・戸田恵梨香
川原常治・・・・北村一輝
川原マツ・・・・富田靖子
川原直子・・・・桜庭ななみ
川原百合子・・・福田麻由子
草間宗一郎・・・佐藤隆太
十代田八郎・・・松下洸平
熊谷照子・・・・大島優子
大野信作・・・・林遣都
熊谷敏春・・・・本田大輔
大野忠信・・・・マギー
大野陽子・・・・財前直見
語り・・・・・・中條誠子アナウンサー
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