塩屋岬いわき殺人事件
原作はコチラ
中津文彦「さすらい署長・風間昭平」
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宮本あかり（足立梨花）と中沢留美（大後寿々花）は姉妹。
恵まれない家庭で育ったか、震災後東京へ。
しかし東京では東日本大震災に遭ったというだけで差別され、ろくな仕事につけず、室屋和宏（河相我聞）が経営するキャバクラで昏酔強盗をする。
その被害者の一人が死亡
姉・足立梨花は妹・大後寿々花を庇うため一人で罪をかぶり自首。
しかし大後寿々花は更生できず、河相我聞と付き合い福島県でも詐欺を働く。
黒幕は倉持大（勝野洋）。
元公安で自称・幹部候補だったが、違法捜査（盗聴器をしかける）で左遷され、警察に不満があった。
今回も盗聴器をしかけ内部情報を把握し、警察より先回りして、詐欺に気づいた小野久志（小倉一郎）、小倉一郎を恫喝していた男にも強請られ殺害。
大後寿々花は小倉一郎が自殺だと聞かされていたが、他殺だと知ったところで、自殺にみせかけ殺害未遂。
最後には、河相我聞に全ての罪をきせ殺害。
ま、極刑でしょう。被害額も大きいしさ。
さて・・・ここからはほぼ愚痴です。
このドラマが面白いと思った方は読まないで下さい。
2時間ドラマにしては珍しく、軸には東日本大震災があるわけです。
2時間ドラマエンタメとして東日本大震災を描くのはまだ早い。
不満しかありません。
足立・大後寿々花姉妹が東日本大震災のせいで東京で差別された。
だから昏酔強盗をした。
強盗した金は河相我聞が吸い上げていたわけですが、「そんな仕事しかできなかった」
んなわけあるかい！
全然同情できへんわ。
彼女たちだけでなく今日は刑事の岡田浩暉も、「よそもん」＝さすらい署長を最初は受け付けない。
「よそもん」は東日本大震災の時に何にもしてくれなかったから信用しない！だそうです。
勝野洋を逮捕するとき、なんか怒りがあったときだけとってつけたような東北弁になるのも変だった。
被災者VSその他の地域の人達
最後にはわかり合えました！
んなアホな。
2時間ドラマにそういうの求めないでしょ。
社会派ドラマではなく78歳のおじいさんが演じるさすらい署長なんですよ？
安っぽい対立に震災を利用して良いほど昔の話ではないはず。
これが関東大震災ならまだわかりますよ！←へ？
先日の捜査一課長風味のホテルマン・「ホテルマン東堂克生の事件ファイル」のほうは馬鹿馬鹿しくて、つっこみどころが満載だった。
これこそ立派な2時間ドラマエンタメじゃないのかな。
馬鹿馬鹿しくて腹立つな～ｗのほうが、震災をなんだと思ってんだ！って腹立てるよりずっと健全だと思うんだよ。
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「さすらい署長ススペシャル（14）」 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～そろそろ署長を退職しないか？
キャスト
風間昭平…北大路欣也
西野賢一…中山優馬
○
宮本あかり…足立梨花
中沢留美…大後寿々花
貴崎寛治…岡田浩暉
田島泰…おかやまはじめ
藤沢華…吉本実憂
川谷…金井勇太
出演者続き
小野久志…小倉一郎
室屋和宏…河相我聞
新沼義晴…山本浩司
○
根津重彦…横内正
村里耕二…石倉三郎
向井邦枝…堀内敬子
倉持大…勝野洋
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