「同期のサクラ」 最終回(第10話) ネタバレ感想~親友に「醜いアヒルの子」と言われるサクラに同情

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2020年4月―。
すみれ(相武紗季)がリストラされると聞き戸惑うサクラ。
すみれは退職金もあるし、会社には未練もなさそうだ。
そんなすみれに「仲間を大切にしなさい。」と言われたサクラ。

黒川(椎名桔平)にすみれのリストラを撤回してほしいと頼むサクラ。
黒川はサクラの出した書類を見て、まだまだムダがあると思ってリストラをしたという。
すみれのリストラを撤回する変わりに、他のリストラ候補を見つけろと言われたサクラは
「だったら私が辞めます!」
と言う。
しかし黒川は一蹴。
もっと他の方法を考えるか、非情になって黒川のほうにくるかどっちかだ!と言い出す。

サクラはまたまた無断欠勤。
心配した葵(真剣佑)は百合(橋本愛)に相談。
百合は赤ちゃんの世話でクタクタだった。
泣き止まない娘を抱っこする葵。
するとなんということでしょう、あやすこと泣く棒立ちで抱っこしているだけなのに赤ちゃんが泣き止みました!
味をしめた葵は
「この子のそばにいちゃダメかな?
幸せにしたい。」

百合も葵を受け入れた。



またもや同期が集結。
目が覚めたようなサクラはみんなに感謝を述べる。
この間まで悩んでいたはずの同期は先週と同じように勝手に解決していた。
そこに通りかかる黒川社長。
「社長、1つ教えて貰えますか?」
なぜ自分を採用したのかとサクラが聞くと
「入社面接で話していたときに娘と話している気がしたんだ。」
娘はバレリーナになるために毎日、毎日練習していた。
そんな娘は8才の時に事故死。
面接で夢を語るサクラを見て、生きていればこんな風になっていたんじゃないかと思った。
誕生日も一緒だった。←だから何?

「俺と一緒に夢を叶えよう。」
と黒川斜塔は言うが、退職願いを出す黒川。

「この業界で二度と働けないようにすることもできるんだぞ。」
「働きます。
社長より力を持って。
未来に残したい建物のアイデアです。」
そこには傑作(?)のサクラのアイデアが詰まっていた。
さすがサクラ!という黒川だが、自分一人の力では泣く、同期にアドバイスを貰いまくった結果だと言う。
「優秀な仲間がいれば素晴らしい仕事ができる。
勇気がでる
それがワタシの力です、
社長にはそんな仲間がいますか?
これからは困難な道を行きます。
仲間を見つければきっと乗り越えられるから。」



就活の日々を送るサクラ。
ひょんな事(?)から平泉成の会社に決まる。
そして仲間と待ち合わせ。
みんなに礼を言うさくら。
「わたしには夢があります!」
菊夫から順々に夢を語るサクラ。
最後にはサクラも夢を語って、はい同期!
写真を撮った。

平泉成の会社・・・花村建設を仕事が出来なくなり、潰れちゃうんじゃ無いかね?
6話・・・7話あたりまで面白かったんだけどなぁ。

椎名桔平がサクラに肩入れしていた理由が「娘と重ねていた。」って言われても、「なるほど!」なんて思えないし。
サクラと同期が太い絆で結ばれているように見えなかった。

百合なんてさ
「みにくいアヒルの子が白鳥になったとたん本性表した感じ。」
って言ったぞ?
親友のことを「醜いアヒルの子」だと思っているなんて、それはもう親友でもないし友達でもないよ。
ただの同期やん。しかも百合は会社を辞めてるから知人にすぎないでしょ。



葵と百合は「結婚する」ではなく、「一緒に生きて行く」って言い回しもちょっと気になったわ・・・。
結婚はしないの?
百合の夢は・・・一番難しいよね?
漠然としているし、今、自分が赤ちゃんを抱えて・・・できることかな?
しかも百合、「お迎えに行かなきゃ」ってことは保育所見つかってんねやねぇ。
赤ちゃんをあやす真剣佑もねぇ。
あんな簡単じゃないから。
父親だから赤ちゃんが泣き止んだ設定?
そんなこと無いから。
最後・・・どのシーンにもご都合主義があったなぁ。

サクラが辛いときに自分を優先し続けた同期のみなさん。
サクラが鍋パーティーに正体しても来なかったみなさん。
なのにサクラが忙しいときには呼びだす。
常に4:1の同期とさくら。
これにも違和感なんだよねぇ。

サクラのことを本当に考えていたのはすみれさんくらいなんじゃない?
で、ラスト。
30代になっているのにさ・・・「ワタシにも夢があります。」合戦。
突然の卒業式の掛け合い。
かなり恥ずかしい演出。

途中まですっごく楽しんで見ていたんだけど、最後がドタバタになっちゃうとは・・・。
花村建設ってホントに大手なのかな?ってくらい。

同期はサクラのことを見下しているし、利用しているようにしか思えなくなってしまった。
サクラはもっと良い仲間を見つけるほうが良い。
同期のみなさんもサクラに依存しないほうが良い。

個人的にはじいちゃんの死を最後に持って来て、みんなに支えられて夢見るサクラ・・・くらいで良かったんじゃないかなぁって思う。
同期の皆さんがサクラにしてくれたことって・・・なんかあったっけ?

ただ、サクラも同期のみなさんも中の人は熱演でした。
それが救い。
みんな上手でした。
だから・・・じいちゃんが亡くなったあたりで終わったほうが良かったんじゃないかなぁ。
どうしても綺麗に終わらせるのは嫌なのかなぁ。






     
     
     

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主題歌:「さくら(二〇一九)」森山直太朗

キャスト
北野桜・・・高畑 充希
月村百合・・橋本 愛
木島葵・・・新田 真剣佑
清水菊夫・・竜星 涼
土井蓮太郎・岡山 天音
北野柊作・・津嘉山 正種
脇田草真・・草川 拓弥
中村梅・・・大野 いと
火野すみれ・相武 紗季
黒川森雄・・椎名 桔平

コメント

  1. ネイティブ関西弁 より:

    たろたろさん、こんにちは。

    一応完走しました。

    が・・・
    やっぱり遊川さんの脚本の作品は好みでないです(^_^;)

    大げさでわざとらしくクドい演出が、ストーリーをぼやけさせるし、クサイ感じになって損だと思うんですけどね・・・

    でも、「あの繰り返しがカタルシスを生む」と思う人もいるのかもしれませんね。

    でも確かに俳優さんたちは熱演でしたね!

    でもでも、私にとっては見なくても良かったドラマ、でしたね・・・
    そして、高畑充希さんは、こんな極端な人物ばかりでなく、もっと普通な役も見てみたいです。

    そして、ドラマ違いですが、ここに書かせてもらいますね。
    シャーロック!

    目を見開いてずーっと見てしまいました。あなた誰?!って・・・
    口にも出して「誰?!」って叫んでしまいました・・・

    いや、名のしれていない方でも構わない訳ですが、ちょっと、あの、拙いのではなんて・・・ムニャムニャ・・・

    そして、おディーン様再登場の含みを持たせたいにしてもねぇ・・・
    せめてもっと高いところから落ちないと、「一縷の望み」ではなくて、「生きているの方に100%!」という感じになってしまいました。

    せっかくオシャレな映像と華やかなおディーン様、ストーリーはムニャムニャ・・・(こればかり)なのが、台無しになった気がしますが制作陣はこの仕上がりで満足なんでしょうかねぇ?

    岩ちゃんも、一般的にいったらもちろん男前なんでしょうけど、おディーン様の華やかさの前では霞みますね!

    おディーン様は、こういう大げさでケレン味たっぷり、国籍超越、日常生活感のない役がピッタリはまりますね。

    逆に、池井戸作品なんかでは確実に浮くでしょう(爆)

    キャスティングや演出は良かったと思うんだけれど・・・ストーリーがイマイチで残念でした。終わり方の雑さでマイナス50点・・・(ナニ様)
    でもサクラより好きでした(^_-)

    • tarotaro tarotaro より:

      ネイティブ関西弁さん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      ワタシは・・・じいちゃんが死ぬまでは許容範囲でした。
      しかしその後。
      明らかに鬱状態のサクラに「頑張れ頑張れ」って・・あれは本気だったんでしょうか?
      絶対やっちゃダメでしょうって言う。

      そこからどんどんおかしくなって、鍋パはドタキャン。
      サクラが走り出したら醜いアヒルの子だの権力を持っちゃいけないだの・・・エライ言われよう。
      常に1:4でサクラをいじめまくる同期。

      ワタシも高畑充希ちゃんには普通の等身大の女の子の役をやって見て欲しいです。
      案外見た目が普通(可愛いけれど超美少女でもないし、超スタイルが良いわけでもない)なのに、普通の役って無いですよねぇ。

      シャーロックは・・・。
      守谷がホントに誰?状態で(苦笑)
      あのお芝居はわざとだとかなんだとか・・・知らんけど(爆)
      で、あれ守谷ではないですよね多分。
      しかも・・・なぜ浮かび上がってこないんだ?
      岩ちゃん、飛び込むのを躊躇するような場所なのか?
      ま、飛び込まない方が良いけれど。

      続編ありきの終わり方ですよね。
      であれば、最初から守谷は出さなくても・・・と思います。
      様子見に連ドラして好評であれば守谷編とかで良かったんじゃないでしょうかね。

      ワタシ、岩ちゃんの良さがあまりわからないんですよ。
      彼がそこまでイケメンだと思わないですし、お芝居が上手だと思えないんです。
      台詞回しとか誰かがセリフを言っているときのたたずまいとか・・・ちょっとあれ?って思うことが多いです。
      なので・・・おでん様についていけていないような。
      ホント。おでん様は、ファンタジーの中でいて欲しい。
      彼は、モンテクリスト伯やレミゼみたいに外国原作の古典的なものが良いのかも知れないですね。

      ワタシもサクラより良かった・・・。
      ってか、今期のフジのドラマの中では一番でした!