「竜の道」 最終回(第8話) ネタバレ感想~最期は期待を裏切らない!ツッコミドラマの王道!

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二つの顔の復讐者「最後の決断」


白川道『竜の道』
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「強うなれ。強うならにゃいけん。これからもずっと。」
美佐(松本穂香)に幼い頃と同じセリフを伝えた竜一(玉木宏)は全てを知られた沖(落合トモキ)の部屋に忍び込み殺害。
しかし落合トモキが持っていた証拠は中学生に握られている。

竜二(高橋一生)は玉木宏が落合トモキを殺したと察知。
二人は大げんか!
「俺がお前のかわりに殺してやってるからだろうが!」
玉木宏は復讐に高橋一生を巻き込まないようにしたのだ。
ボコボコにされた高橋一生のもとに美佐(松本穂香)がやってきた。
すべてを打ち明けた高橋一生。
その頃竜一(玉木宏)は曽根崎(西郷輝彦)のところにいた。
なんと沖(落合トモキ)は西郷輝彦の息子だったのだ!←ええええ?
落合トモキにはそのことを教えなかったが、息子は可愛いので玉木宏を抹殺!?

高橋一生が動く。
国交省大臣に働きかけエニイウェイズに吸収合併をもちかけた。
エニイウェイから献金を受けている大臣には旨味がある。
高橋一生は役員たちにキリシマ急便を潰すか、吸収合併の道か・・どちらかを選べと話す。
役員達は反発するが会議の後、霧島晃(細田善彦)は高橋一生の復讐にのっかってもキリシマ急便を真っ当な会社にしたいと言う。



美佐(松本穂香)は曽根崎の家に単身乗り込む。
曽根崎は殺そうと思ったが殺せなかったと答えた。
奈緒が玉木宏を見つけた。

玉木宏は”矢端竜一”として源平(遠藤憲一)を呼び出す。
手札のなくばった玉木宏は自分の正体をばらし源平を追求。
源平は茶番で土下座。
なんと源平は沖(落合トモキ)に接触し、全てを知っていたのだ。
源平に銃を向ける竜一(玉木宏)。
源平は
「負け犬の子は負け犬じゃの。」
と怖がるそぶりもない。
源平が沖から得た証拠を世間にバラされたくなかったらエニイウェイズとの契約でなにか企んでいる竜二を止めろと言われてしまう竜一。
それでも源平を撃つことはできない。←沖は簡単に殺したのになぜだ!



源平はまゆみ(松本まりか)に竜二を切るので新しい見合い相手を探すと伝えるが、まゆみは自分の中に愛があれば良いと家を出る決意をする。
「さようならお父さん。」
ちょっとは堪えた源平?

竜一、竜二、美佐と海辺で相談。←なぜ屋外?
もう復讐は辞めるつもりの竜一。
竜二は自分の復讐を決行すれば源平を潰せる。
竜一が裏で竜二が表。
全てをバラされたら殺人犯の家族として竜二と美佐は生きていかなければならない。
それは耐えられない竜一。
美佐は竜二が表をあるくことを、美佐が笑顔でいることを支えに竜一は生きてきたんだねと理解。
自分はこれまで笑って生きてきた。
強く生きていけと言ったのは竜一だ。
「辛いときは3人で泣こうよ。」
「俺は最初からそう言っている。」
竜一の罪は俺も背負うと竜二。



二人はキリシマ急便に乗り込む。
エニイウェイズとの契約を前にノリノリの源平。
しかし竜二は、キリシマ急便は吸収合併されると断言。
今まで源平がやってきた方法で源平の会社は消滅する。
これは正当なM&Aである。
源平の罪は法では裁けない。
「あんたは自分の言葉で破滅する。」
竜一は源平を部屋に呼び出した時の模様を撮影していたのだ。
23年前の乗っ取りも、過労死も法を犯さなければ何をしても良いとか自分の悪事を全てペラペラ話している画像は、今まさに拡散されていた。
「満足か?23年間、ずっとこの瞬間まっとったんじゃろ?」
満足はできない二人。

最後に3人で食事をしようと兄弟の約束。
最後の晩餐が終われば竜一は自首をする。
竜一の会社は奈緒と今野に託された。
しかし竜一は・・・大野木の息子に刺されて死ぬ。
3人でお鍋を囲む走馬灯を見ながら。



やっぱり中学生に殺される運命だった玉木宏。
中学生を巻き込んだ落合トモキの罪は重い。
ま、その時点で最後には殺されるんだろうなって思っていたよね。みんな!!←だれに声をかけてんの?
玉木宏は悪夢にみた大野木の息子を庇うように息絶えたけれど・・・。
玉木宏が庇ったとしても、大野木の息子は思い十字架を背負って生きて行くことになるぞ。
玉木宏が苦しんだ以上に苦しんで生きて行くかもしれん。

途中出場の落合トモキがストーリーテラーのようにこれまでの事を説明してくれたので、最終回だけ見てもこのドラマを理解できたと思う。
その落合トモキの父親が西郷輝彦って・・・全く必要の無い設定だったなぁ。
玉木宏を半殺しにしたかっただけかな?

落合トモキは死にたがりだったなぁ。
殺人を犯した人間だってわかってて恐喝するなんて、2サスでは殺されるヤツやんって思っていたら、連ドラでも殺されたw
自分だけは大丈夫って思っていたのかねぇ。
でもホンマに悪い奴よね、結局金目当て。
エンケンとも繋がってたしさ。





玉木宏はみんなに慕われていたけど、少なくとも3人も殺している。
斉藤、和田。
自分がなりすました人間を殺害。
落合トモキも殺害。
大野木は・・・保護責任者遺棄かな?
もう罪を償って娑婆にでてくることは無かっただろう。
極刑しかないだろう。
結果的に、両親が会社を失ったのと同じようにエンケンも会社を失ったけれど・・・。
関係ない人を4人も殺害し、裏社会の人間と繋がって半殺しにされるくらいなら、エンケンだけを殺害して、服役したほうが良かったよね?
みんなに迷惑をかけずにすんだじゃんね?

高橋一生は国交省を辞め、松本まりかとも別れた。
松本まりかはもう一人でも生きていけるし、細田善彦も父親の膿を出した。
高橋一生と松本穂香も茨の道だけど、松本まりかと細田善彦も・・・ねぇ。
松本穂香ちゃんは熱演だったけれど、今度はこんなウザい役じゃないほうが良いね。
良い子ちゃんの役って続くとしんどいし悪い役も似合いそうなので宜しく!←誰目線?



ツッコミながら見るのにはちょうど良いドラマだったけれど。
ってか突っ込まずにいられないドラマだったけれど、最後にもう一つ、どうして最終回だけピンクの部屋にしなかったのか。ってツッコミも入れたい。
そしてそして、最終回2時間スペシャルにしなくても、2週に分けたらよかったんじゃない?←一つじゃないじゃん。

ま、最終回、お腹いっぱいになったので、結果オーライ(爆)

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オープニング曲 – ビッケブランカ 「ミラージュ」

主題歌 – SEKAI NO OWARI「umbrella」

キャスト
矢端竜一(玉木宏)
矢端竜二(高橋一生)
吉江美佐(松本穂香)
霧島晃(細田善彦)
遠山凛子(奈緒)
砂川林太郎(今野浩喜)
沖和紀(落合モトキ)
大友由伸(渡辺邦斗)
曽根村始(西郷輝彦)(特別出演)
霧島まゆみ(松本まりか)
霧島芙有子(斉藤由貴)
霧島源平(遠藤憲一)

コメント

  1. なな より:

    こんにちは
    最後 竜一が刺されたとき
    「白い春」っていう阿部寛主演のドラマを思い出しました。
    それも 自分が刺した男の息子に最後に殺されちゃうんですよ。
    因果応報ですね‥そのドラマにはエンケンさんも出ていて良い人の役でしたけど。

    沖がヤクザの息子だったのは
    なんじゃそりゃ!でしたね。
    沖を殺されたくなければ 沖に お金を沢山あげたら
    良かったんじゃ…とも思いました。
    止めても無駄といってたくせに
    息子可愛さで竜一半殺しって…殺さないんだ。
    竜一の復讐を見届けたいと言ったり
    息子だったら良かったとか 
    色々言ってるけど、なんか中途半端なヤクザでしたね。
    にしても…竜一強い(笑)

    まあ 私には保険金でなんとかするために
    子供を置いて自殺した両親が1番悪いとしか
    思えないのですがそれを言ったら話にならない(笑)
    2時間じゃなくて1時間ずつにしてくれたら
    春馬のドラマが見れたのですがTVerにしました。
    テレビがないのでワンセグで観てるのです(笑)

    • tarotaro tarotaro より:

      ななさん、コメントありがとうございます。

      「白い春」ってポニョを歌っていた女の子が出演していた作品でしたっけ。
      因果応報・・といえばそうですが、復讐なんて考えなければ幸せに生きれたのに・・・ってそうなるとドラマにはならないんですが。

      記者と組長の降って湧いたような親子関係。
      あれが一番の蛇足でした。
      半殺しにするために必要なんでしょうけど。
      組長は言っていることに筋が通っていないくて。
      それなのに偉そうだし、それなのに子分がいっぱいいるし変ですよねw

      エンケンの会社拡大・・・いつかは誰かに殺されそうな気がしましたが、あの二人以外にエンケンに文句を言うヒトはいなかったんですかねぇ。
      ま。。。騙されたのは気の毒ですが・・。

      • なな より:

        そうです。
        ポニョの女のコが出てたドラマです^_^

        • tarotaro tarotaro より:

          ななさん、ありがとうございます。
          全回見ていなかったので、ラストを覚えていませんでしたw
          彼女が眠っているシーンで本当に寝ていたっていうNGシーンは覚えていたのにw