第9週 「ヒルムシロ」
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万太郎は寿恵子と高藤のこと頭から離れない。
万太郎の恋煩いを聞いた長屋の女性陣・りん、えい、ゆう。
草花に恋をしている。
綺麗じゃ、可愛い･･･その気持ちだけ。
「あの人にワシだけを見て欲しい
気持ち悪い
恋は明るくて綺麗なもの
しかし暗い」
悩む万太郎。
「わたしは能登の生まれ」
ゆうが過去を話す。
名主の息子が好きだったが許嫁がいた
諦めるべきなのに、諦められずデートに誘った。
心から願って一度だけ思いを遂げたよ
その後、名主には嫁が来て、耐えられず村を捨ててここへ来た。
最初は茶屋で働き、薬酒問屋と夫婦になり、子どもも産んだ
しかし亭主が心変わりして離縁された
子どもは跡取りだと取り上げられてしまった。
「いっそ本当の父親を打ち明けようかと思ったけど
大事にされていくならね･･･
昔の話。思い出すのやめようと思ったのに
こんなのとってくるんだもん」
「巡り会ってしまった。
わたしもあの上野の戦の夜にあの人を助けなければ、侍と夫婦になるとはおもわなかった」
とえい
えいは一方的に倉木を彰義隊のお行列で見て憧れていた。
血まみれな倉木を見たとき、死なない程度に怪我が酷ければ良いなと思った。
ひどい怪我なら戦場に戻らないで済む
「誰かを好きになって綺麗なままでいるなんてちゃんちゃらおかしい」
「槙野さんが素喜納ものが増えたって勉強が疎かになるわけじゃない。
草花が好きな人が人間のことで悩んでいる
そんなお相手最初で最後かもしれないよ！」
とりん
元気になった万太郎は早速出掛けると言う。
しかし万太郎に「恋敵は高藤雅修」と聞かされ、3人は驚く。
「そりゃダメだよ！勝ち目がないよ！」
「勝ちます！」
白梅堂を訪れる背広に蝶ネクタイ姿の万太郎
「寿恵子さんはおりますろうか」
店番をしていたのは母・まつ
夜まで戻らないと聞いた万太郎は菓子を買い占め、かるやきを注文。
薔薇の植物画を手渡し
「あの時の歌の花ですと言うてくれたらわかります。
娘さんに･･･申し入れたい儀があります」
と言い出す
「娘は17です
良いご縁があればお待ちすることはできませんよ」
「わしはわしにできる一番の早さでお嬢様を迎えにきたい
ほんじゃき、ここへはしばらく来ません
やるべきことがあります
自分が決めた仕事ですき
一刻を争う仕事」
「もう一度言いますが･･･
あなた様を待てなくても構いませんか？」
「わしは全力で走ります
できるだけの速さでまっすぐ走って
間に合わなければ縁がなかったとキッパリ諦めます」
まつは万太郎が「カエル様」だと気付く。
菓子を持った万太郎は印刷所へ向かう。
万太郎が真っ直ぐで朗らかで明るくて人懐っこいのはわかるんやけど･･･。
お菓子を買い占める。
釣り銭はいらないと言う。
この辺りがモヤモヤしちゃうのよねｗ
万太郎はお金を稼ぐようになるわけやないからさ～。
でも恋煩い可愛いな。
しかも長屋の倉木夫妻のなれそめもわかって。
おゆうさんの恋はヘビーだったけど（苦笑）
でも悲恋って感じでもなかったなぁ。
おゆうさん、やるなぁ。って言うｗ
昭和の恋みたいなｗ
あの口ぶりでは、薬問屋に残してきた息子は、薬問屋の子ではなく、能登の名主の息子やな。
ま、あの時代、調べようがないし。
おゆうさんがそう思いたいだけで、薬問屋の息子かもしれんしね。
あと、万太郎の「イチャコラ」って言葉･･･明治の言葉やったんやなぁ。
万太郎のまっすぐさ。
寿恵子ママは好印象だよね。
高藤の妾になるより、万太郎のが良いよね～。
寿恵子の気持ちも万太郎にあるのでは･･･と母は思っている気がする。
とにかく超特急で創刊するしかないんやけど。
だがしかし･･･奥田瑛二が手強そうよ！
印刷所って、あんなに男臭いとこなのねん！！
来週も楽しみッス！！！
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主題歌 – あいみょん「愛の花」
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キャスト
槙野万太郎（神木隆之介/幼少期：森優理斗/小林優仁）
西村寿恵子（浜辺美波）
竹雄（志尊淳）
広瀬佑一郎（中村蒼）
西村まつ（牧瀬里穂）
笠崎みえ（宮澤エマ）
野田基善（田辺誠一）
里中芳生（いとうせいこう）
阿部文太（池内万作）
倉木隼人（大東駿介）
倉木えい（成海璃子）
及川福治（池田鉄洋）
江口りん（安藤玉恵）
堀井丈之助（山脇辰哉）
大窪昭三郎（今野浩喜)
波多野泰久（前原滉)
藤丸次郎（前原瑞樹)
細田晃助（渋谷謙人)
徳永政市（田中哲司）
田邊彰久（要潤）
高藤雅修（伊礼彼方）
大畑義平（奥田瑛二）
槙野綾（佐久間由衣）
槙野ヒサ（広末涼子）
槙野タキ（松坂慶子）
【語り】宮﨑あおい
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