「らんまん」 第40話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～四つ葉のクローバーと雷音。

第8週 「シロツメクサ」

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万太郎は「日本中の植物を載せた植物図鑑を作る」という目標を見つける。
一生かけてその夢を達成するつもりだ。
波多野、藤丸、長屋に住む丈之助と肉鍋を食べながら夢を語る。
丈之助は文学をやりたい。
シェークスピアの論文を書く問題で落第したが、西洋の文化を取り入れた小説を書きたい。
藤丸はきのこの研究をしたい。
波多野は珍しい向日葵が咲いたのは掛け合わせが原因があると知り、そういう研究がしたい。
4人は楽しくお互いの夢を肯定する。

寿恵子は叔母に頼まれ、元薩摩藩士の実業家・高藤（伊礼彼方）の元へ菓子を届けに行く。
そこには田邊（要潤）の姿もあり、鹿鳴館の発展。西洋文化を取り入れ舞踏会を成功させることを話し合っていた。
舞踏会では男女が手を取り合って踊ることがネック。
芸鼓を練習させようと思っていたが、田邊は芸鼓ではないほうが良いと思っていた。
寿恵子を見た高藤は一目惚れ（多分）
田邊が寿恵子に叔母から何か聞いているか？と尋ねる。
寿恵子は「西洋の音楽はそれは素晴らしいと聞いた」と笑顔で答えた。

万太郎が標本を制作していると、波多野と藤丸がシロツメクサの四つ葉を持ってやってきた。
全部、三つ葉なのにこれだけが四つ葉だった。
万太郎は喜ぶ。
植物はまだまだ不思議なことが多い。
波多野と藤丸は今度、万太郎の植物採取につれて行って欲しいと頼む。
万太郎は驚き、大興奮。
3人は肩を組んで楽しそうに笑っていると、田邊がやってきた。
万太郎がちぎれた葉っぱをも標本にしているのを見て、不完全な標本などこの教室には入らないと言い放つ。
しかし万太郎は、植物はどんどん変わっていく
花の盛りも美しいが発芽も蕾もその過程も植物はいつでも不思議で美しい。
一枚の絵に植物の一生を描いている万太郎の絵を見る。
「捨てんでもええがですか？」
田邊は万太郎の「植物の一生を描いた絵」を欲しいと言う。
万太郎は了承。

四つ葉のクローバーを見た田邊がこれはどうしたのだと尋ねると、藤丸が四つ葉が珍しいと思ったと話す。
「珍しくはない」
しかし外国では四つ葉は幸運のシンボルだ。
四つ葉は十字架、クロスを示し、幸運をもたらしてくれる証だ。
万太郎、藤丸、波多野は幸運があると良いな！と笑う。

田邊は万太郎の描いた絵を見て、自分にも幸運が来たと･･･。

完全に田邊は万太郎を利用しようとしているね！！
そして寿恵子も利用されるんじゃないか？？
鹿鳴館の西洋かぶれの男たちの会話が滑稽だったわ。
今となってはですけど。
その頃はみんな一生懸命だったんでしょうけど。

特に田邊の西洋至上主義は異常に思えるけど、どうなんだろう。
かなり脚色されているんでしょうけど。
万太郎の手柄を横取りするんだろうか。
四つ葉のクローバーと雷音。
この取り合わせ、どっちが勝つの？

万太郎はそれでもニコニコ。
手柄を取り上げられても、きっとニコニコ。
好きなことができれば、人の評価なんてどうでも良いんだろうな。
波多野は品種改良をしたいのかな。
ワタシは今、もうなんちゃってガーデナーでもないけれど、新種の植物を手に入れることを楽しみにしていた（お高いので結局見るだけ～）
チューリップもよく買うていたけれど、毎年掘り上げないといけないし、花期が短いので挫折。
でも可愛いのよねぇ。
あ、話が逸れた。
波多野は菌の研究。
みんな志があって植物学を勉強している。
こういう仲間がいて良かった。
そしてこういう人たちが日の目を見てほしい。
田邊や徳永のように自分の席が欲しい人もいて良いけれど･･･ねぇ。

来週は恋も万太郎の夢もどんどん動きそう
そして東大に来てからどんどん面白くなってきている。
ドキドキもする。
特別ルートで入った主人公。
トントン拍子で従来の朝ドラヒロインなら叩かれそうなんだけどさ。
神木隆之介くんの真っ直ぐさひたむきなお芝居は万太郎にピッタリ
万太郎も神木君も天才なんだと思える説得力は圧巻

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主題歌 – あいみょん「愛の花」

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キャスト
槙野万太郎（神木隆之介/幼少期：森優理斗/小林優仁）
西村寿恵子（浜辺美波）
竹雄（志尊淳）
広瀬佑一郎（中村蒼）
西村まつ（牧瀬里穂）
笠崎みえ（宮澤エマ）
野田基善（田辺誠一）
里中芳生（いとうせいこう）
阿部文太（池内万作）
倉木隼人（大東駿介）
倉木えい（成海璃子）
及川福治（池田鉄洋）
江口りん（安藤玉恵）
堀井丈之助（山脇辰哉）
大窪昭三郎（今野浩喜)
波多野泰久（前原滉)
藤丸次郎（前原瑞樹)
細田晃助（渋谷謙人)
徳永政市（田中哲司）
田邊彰久（要潤）
高藤雅修（伊礼彼方）
槙野綾（佐久間由衣）
槙野ヒサ（広末涼子）
槙野タキ（松坂慶子）

【語り】宮﨑あおい