「らんまん」 第13話 ネタバレ 感想~運命の出会いが続く万太郎

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第3週 「ジョウロウホトトギス」


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万太郎は博物館を訪れる。
憧れの植物学者の野田基善(田辺誠一)と里中芳生(いとうせいこう)に会いたいのだ。
対応した男が野田だと知らずに標本の作り方を教わる
初めて植物を見つけた人の名前が永久に残される
標本の名前を確認すると植物の名付け親にはシーボルトが多い。
鎖国中にシーボルトが調査して回ったので、シーボルトの名前が多いらしい。
この国では今始まったばかりの学問。
世界から見ればこの国の植物は学名も発見もされていないものが多い。

最初に見つけた人間が名付け親になるのは普通のことだが、和名と万国共通の名前がいる。
名付け親になるのは簡単なことではなく、発表は英語で論文を書いて雑誌に載せる
実際、今の日本では名付け親になれる人間はいない
日本では植物を鑑定するのに比較する書物が少ない。
東大にある書物も3000冊しかない。
日本人研究者で名付け親になった人物はいない。
まずは日本に標本を作ること。
植物分類学という学問を広めること。
植物を見つける、識別、分類し、新種ならそれに名前をつける
「自分がやりたい学問は植物分類学という学問だったんですね!」
感動する万太郎。

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そして万太郎は牧野先生に会いにきたと話す。
小学生の時にこれを見たと牧野が作った博物図の模写を出す
「これは私の最初の仕事だ
小学生の時、これを写したのか?
それでここまで来たのか」
涙が溢れる野田
「こんなに嬉しいことはない」
「はい!」
万太郎を抱きしめる野田
「先生」
「ありがとう!友よ!」
「友じゃ!」
「私の思いは土佐まで届いておったのか!
こんなに嬉しいことはない!」
二人の様子を窓の外から眺めている竹雄

「里中先生!」
憧れの里中(いとうせいこう)がサボテンを持ってやってきた。
西洋のサボテンを見て驚く万太郎。
東京も異国みたいだと思っていたが、西洋も…自分のつながりを感じると嬉しそう。

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竹雄と歩く帰り道。
「東京にはあんなに面白い大人がおる
今、初めて産まれたような気分じゃ」
竹雄の顔は暗い
「待たせて悪かった
お詫びに竹雄が好きなもん食おう」
「違います
若、いかんですき
こんなのは遊びですき
草のことは遊びです」
「違う」
「言うて下さい、酒以外は遊び」
「言えるわけないじゃろが」
一人道を行く竹雄
「何、怒っちゅうがじゃ」

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面白そうな大人がたくさん。
ま、そうか。
村から出てきたんだもんね
しかも選りすぐりの面白そうな大人と出会ったね。
野田基善(田辺誠一)と里中芳生(いとうせいこう)
「心の友」だと万太郎が言っていたけれど、あんなに年の離れた(多分)大先生も「友よ!」なんて言って貰えるなんて、ファン冥利につきるよね。
一方通行の思いじゃなかったんだねぇ。
それほどの才能を万太郎に感じたってことでしょう。

いとうせいこうさんのお芝居を見るのは久しぶりに見るなぁ。
いとうさんって器用だよね。
サブカルに片足の小指くらいしかツッコんでいなかったワタシだけど、いとうせいこうさんの本は片っ端から読んでいた時期があったなぁ(遠い目)

さて、竹雄。
竹雄は板挟みよね、気の毒に。
土佐の田舎で道楽として草を調べる若を支えることはできても、東京まで来られたんじゃ無理ですき!
土佐から出すわけにはいかんですき!
道楽としてやるぶんには、酒造りに関しては自分がフォローしても…ねぇ。
なんて健気なんだよ。
綾のことも気になると思うのにね。
綾に頼まれたのにねぇ。
でも竹雄から見ても、村で草を研究してバカにされている若よりも、今日の、博物館での先生方とのふれあいのほうが、ずっとずっと楽しそうだった。
そのほうが万太郎にとっては幸せなんだろうってことが竹雄にはわかる。
峰屋の当主になれるのは万太郎だけ。
万太郎を当主にしなければいけない。
そうすると万太郎は不幸になる。
竹雄…気の毒だ。やっぱり。

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主題歌 – あいみょん「愛の花」

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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
竹雄(志尊淳)
槙野綾(佐久間由衣)
幸吉(笠松将)
たま(中村里帆)
市蔵(小松利昌)
楠野喜江(島崎和歌子)
池田蘭光(寺脇康文)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)
西村寿恵子(浜辺美波)
西村まつ(牧瀬里穂)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
【語り】宮﨑あおい

コメント

  1. ミートゥ より:

    お久しぶりにコメントいたします。
    子役ちゃんのラスト辺りから楽しくなってきた♪
    若と竹雄の関係が凄く好きですw
    神木くんの上手さは勿論なんですが、志尊くん、みんなが共感&応援出来る当たり役になりそうな予感。
    いとうせいこうさんもお上手でしたねぇ。心の友は真の友で良かった(涙)
    …と思った途端、こりゃ植物学者になるまでには波乱必須になりそう。

    そしてNHK繋がりで、「蒼天を衝け」観てたので、尾高惇忠さん(野田先生)に「日本が攘夷だなんだと騒いでいるうちに…」って台詞を言わせてくれたのがめっちゃ蒼天ファンには笑けてしまいました(ご覧になってなかったらスミマセンw)。

    今のところ、楽しい朝で良かったですw

    • tarotaro tarotaro より:

      ミートゥさん、コメントありがとうございます。

      神木君と志尊くんの掛け合いが楽しいですね。
      志尊君はボクテよりずっと良い役を貰って良かった。
      今回は神木くんより良い役なんじゃないかとw

      植物学者になるまでかなり色々ありそうです。
      なんせ万太郎は小学校中退。
      ああいう学者の中では学歴のヒエラルキーがあるんではないでしょうか?
      あの当時だと成り上がり(めっちゃ裕福だけど・・・今は・・・)もありなんでしょうか。

      ワタシ、大河ドラマは見ていないんですよねぇ。
      あ、家人が見ているので時々は目にするんですが・・・すみません。
      今期の朝ドラも面白いですが、「あまちゃん」とセットで楽しい朝を過ごしています。
      「あまちゃん」が楽しくて、なんとなくバカリズムが朝ドラ書いたらどうだろう?って思っている今日この頃。