ドラマ特別企画「あにいもうと」感想~映画向きの作品

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原作コチラ

室生犀星「あにいもうと」

あらすじはコチラ→

もん(宮崎あおい)は、5年前に妊娠。
ロンドンの研究所に赴任する彼・小畑(大賀)の負担になるのは忍びねぇと、連絡を取らなくなった。
大賀は宮崎あおいに嫌われたのかと諦めた。
しかし宮崎あおいは死産だった。
それ以来、あれまくる宮崎あおい。
伊之助(大泉洋)とも犬猿の仲になった。

帰国した大賀は、居酒屋の女将・一路真輝から、宮崎あおいの妊娠を聞き。自宅に現れる。
「もんに会わせて欲しい」
と頼むが父(笹野高史)も母(波野久里子)からも拒否される。
しかし玄関先で大泉洋と出くわし、河川敷でボコボコに殴られた。

笹野高史の古希の祝い。
大泉洋が大賀を殴ったことがわかり、兄妹は殴り合いの喧嘩に。
その後、笹野高史は急速に弱り、大工の仕事も大泉洋に任せることにした。

そんな折、近所の花屋の咲江が離婚したことを知る宮崎あおいは、大泉洋の嫁にどうか?と言い出す。
まんざらでもない大泉洋。
その後、再会した大賀と宮崎あおいもいい仲に。

一年後。
宮崎あおいの結婚式。
インテリの大賀が気に入らない大泉洋。
ごねてごねれごねまくるが、披露宴に出席。
最後の挨拶で号泣。
その号泣は参列者全員に飛び火したと言う。



原作は1935年(昭和10年)だからねぇ。
まぁ、価値観が全然今と違うわけですわ。
そりゃ、現代だって、未婚の娘をはらませるなんて許せないよ。
身分違いの恋もあるだろうし。

でも、あんなに殴るかね?
可愛い妹を。
そして、いくら腹が立つからって河原で大賀をボコボコにしていたら、警察に通報されちゃうわ。
それでも結婚する大賀ってドMだな。
「お兄さんに殴られながら感動した。」
って根っからのMだな。

ま、現代に置き換えたのがねぇ。
セリフっも終始古くさいしさ。
脚本が山田洋次86歳、プロデュースが石井ふく子91歳だから、仕方ないけどさ。
こういう作品はドラマ化より、映画化のほうが良かったのでは?





成瀬巳喜男監督の作品にも「あにいもうと」がありまして

京マチ子さんが宮崎あおいの役でございました。
脚本は山田さんではないので、少し印象が違う。
ってか・・・・成瀬巳喜男監督の作品は高橋秀子さん主演のモノがすきかも。
京マチ子さんもちょっと追っていた時代があるのですが、京マチ子さんは黒蜥蜴が印象的すぎて、「あにいもうと」も見ているはずなんですが、あまり印象にありませんでした。

しかし、大泉洋は品があるな。
大工の格好をしても、乱暴な言葉使いしても、人を殴っても隠しきれない品があるw
久しぶりに見た宮崎あおいは白かったw

大泉洋の番宣が一番面白かったような気がするw



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キャスト
赤座伊之助:大泉洋
赤座桃子:宮﨑あおい

赤座佐知:瀧本美織
小畑裕樹:太賀
岡村咲江:西原亜希
三四郎:七五三掛龍也
シマ:一路真輝
パティ:シャーロット・ケイト・フォックス

赤座 忍:笹野高史
赤座きく子:波乃久里子

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