「パディントン発4時50分」 ネタバレ 感想~アガサ・クリスティに謝罪をしてくれないか。

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アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル

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原作

アガサ・クリスティ『パディントン発4時50分』

奥さまは名探偵~パディントン発4時50分

ミス・マープル/夜行特急の殺人ーアガサ・クリスティーの『パディントン発4時50分』

天乃瞳子(天海祐希)の亡夫の母・天乃雀(草笛光子)が『特急オリオン』に乗車中、並走していた『寝台特急朝霧』内で男が女性の首を絞めているのを目撃。
警察が取り合わないので、義母の汚名を晴らそうと、捜査に乗り出した。
天海祐希は、犯人が女性を殺害した後、車内の窓を開けて死体を放り捨てたものと推理。
死体が投げ込まれたのは、線路に隣接して広がるトミー製菓会長・富沢信介(西田敏行)邸の敷地の中だと思われた。
瞳子は、知人のスーパー家政婦・中村彩(前田敦子)に富沢邸に潜入するよう指示。
屋敷には、ワンマンな西田敏行のほか、長女の恵子(原沙知絵)、執事の大山勝(嶋田久作)が同居しており、時折、次男・哲次(鈴木浩介)、三男・晴三(新納慎也)、亡き次女の夫・古川晋(矢柴俊博)、信介の担当医の佐伯慶一(石黒賢)らが出入りしていた。


数日後、富沢家の納屋の棺桶の中から女性の死体が発見される。
原沙知絵は、死んだ長男の恋人の中国人ではないかと口にするが、身元は不明。
遺産相続絡みの殺人とみて、捜査を始める警察。
ほどなく、第二の事件が起こる。
前田敦子が作ったスープに毒が入れられ、四郎が亡くなる。
第三の事件は三男・晴三(新納慎也)もまた毒殺される。←四男が殺されたあとにうかつすぎる。

犯人は石黒賢

石黒賢が列車で絞殺していた女性は、妻だった。
5年前、中国で結婚し、何度も別れを切り出したが応じてくれなかった。
しかし原沙知絵と結婚するには邪魔な存在だった。
原沙知絵と結婚すれば莫大遺産を相続できる。
その日のために、一人ずつ相続人を消していった。←結婚もしていないのに気が早い。

原沙知絵は石黒賢と結婚したかったと悲しむ。
そしてなぜかゼニゲバ西田敏行も「ワシが悪かった」と泣き出す。←振り幅が広い。


石黒賢が奥さんを殺害した動機は、原沙知絵と結婚したかったから。
ここまでは原作とほぼ同じ。
しかし、第二の殺人は、第一の殺人の証拠を握られたから。
さすがにまだ結婚していないのに相続人を消すことはしないでしょと思うんだけど。
ま、犯人は原作と同じ。ここまでは良かった。

黒谷友香は長男の恋人だった中国人。
今では来日して、木村さんと結婚。
富沢邸によく遊びに来る小学生・元の母親。。←ややこしいよねぇ。
簡単なミスリードだったわけです。

中学生の時、アガサ・クリスティにハマりました。
このドラマの原作を読んだ時は、ルーシー(=前田敦子役)が魅力的で憧れるなぁと思ったんですよ。
安楽椅子探偵(ミス・マーブル)の代わりに事件現場に飛び込んで行く。
すごく痛快なキャラクターだったんです。
前田敦子は元官僚のスーパー家政婦設定に無理があったなぁ。
そしてアガサ・クリスティの世界にそぐわなかった。
彼女はミステリーモノには向いていない。
なのに、潜入探偵だからバンバン登場するのよねぇ。
天海さんが主人公のはずなのにね。
映画のミス・マーブルは自ら潜入していた記憶があるので、そのパターンでも良かったのに。
もしくは、草笛さんがミス・マーブルで、潜入捜査するスーパー家政婦が天海さんとか。




事件は単純。
だけど、コレ、原作を読んだときも思ったんだけど、伏線が少なすぎるんだよねぇ。
ドラマでは石黒賢だから怪しかったけれど、原作では意外なとこから犯人が出てきたなぁって思った記憶が。
犯人だという決め手が、目撃者に殺害シーンの再現を見せて、証言させるってのも物証としては少ないかなぁ。
それでも小説だと面白く読んだんだよねぇ。
だからドラマになって、ここまで面白くないのは悲しい。
アガサ・クリスティに謝罪して欲しい(爆)

去年の「そして誰もいなくなった」は渡瀬恒彦さんの壮絶なシーンがあったよなぁ。
あれからもう1年なのね。
明日は期待できるのか・・・。

アガサ・クリスティ原作のドラマ
「そして誰もいなくなった」第一夜 ネタバレ 感想~かなり原作に忠実。
「そして誰もいなくなった」 第二夜 ネタバレ 感想~渡瀬さんの遺言と昆布トリック。
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CAST
天乃瞳子+++++天海祐希
天乃雀+++++++草笛光子
中村彩+++++++前田敦子
佐伯慶一+++++石黒賢
唐木警部+++++勝村政信
富沢恵子+++++原沙知絵
富沢哲次+++++鈴木浩介
鈴木刑事+++++桐山漣
木村麗子+++++黒谷友香
山口参事官+++橋爪功
富沢信介+++++西田敏行
ほか

コメント

  1. saki より:

    なんだかなーでしたね(笑)

    あまみんの元気キャラも、
    あっちゃんのエリートキャラも、
    西田さんの嫌味ジジィキャラも、
    なんだか空回りのような。

    アガサ・クリスティ財団は、
    これを許したのかしら。

    たぶん原作は面白いはずだし、
    脚本家さんも赤い霊柩車の方で、監督も和泉さんだし、
    設定やキャストに無理があったのだろうかうーん。

    あとからフォローはしてましたが、
    車窓の向こうの向こうの後ろ姿の、
    しかも一瞬のことが、証拠になるのかしらん?
    遺産問題はどうなったの?
    黒谷さんの立場や、その子達の双子コーデは意味なし?

    今日は棒の黒木さんだし、セクスィー部長には期待薄なんですが、
    私の中原様が出るので一応見ます。

    黒木さんといえば、ちょうど録画した「破線のマリス」を見てるんですが、
    サバサバ冷血な役で、棒がバレません。
    こういう役をやればいいのに。

    原作は高校の先輩にあたる方で、
    眠れぬ森も書かれたので、楽しく見ております。

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、コメントありがとうございます。

      豪華なキャストだったのに、お金もかけてそうだったのに、面白くなかったですね(爆)
      脚本が面白くなかったように感じました。
      何か制限のある中での脚本だったのでしょうか。

      車窓の殺人も、確か原作は実際に車窓に乗っての謎解きだったんじゃないかなぁと思うんですが。
      それで顔が確認できれば、証人として採用されそうな気がするんですが。
      黒谷さんは原作にも出てきましたし、アガサ・クリスティ作品は登場人物が多いから、そこを消化させるのが至難の業なのかもしれないですね。

      今夜の作品は・・・・期待せずに見ますw
      黒木瞳は、いろんなスキャンダルがありましたので、それを生かして演じてくれると良いんですけど(苦笑)
      「破線のマリス」、懐かしいですね。
      野沢尚さんでしたね。
      何があったのかわからないのですが、亡くなられたときは残念でした。
      まだお若かったのに。