「お別れホスピタル」 第1話 ネタバレ 感想~死ぬのが日常

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お別れホスピタル/沖田×華

太田玲子(松金よね子)、山崎亜紀子(丘みつ子)、野中正美(白川和子)と立て続けに亡くなる。
次は男性部屋になるという。
50代で胃がん末期・本庄昇(古田新太)が入院。
本庄は女性関係でやらかして妻子は会ってくれない。
土建屋の社長だったがギャンブルも好きで方々で借金。
人望もない。
看護師を看護婦と呼び、合コンしようと明るい。
看護師の辺見歩(岸井ゆきの)と本庄は煙草仲間。
「煙草を吸っているのは内緒」
という秘密を共有。

本庄の部屋には認知症で末期癌の水谷良太郎(田村泰二郎)が入院。
それまでは妻・水谷久美(泉ピン子)が介護していたが、暴力も振るうようになっていた。

本庄は辺見に「オレ、これからどうなっていくのかなぁ?」と不安を吐露。
答えられない辺見
「ごめんごめん。困らせちゃった。
こないだの血液検査。オレ、なんかの数値がえらい良くて。
生き延びるんじゃないかなって。奇跡起きるんじゃないかって」

水谷良太郎は肺炎を起こす。
妻・久美と息子にもう良くなることはないと告知する広野誠二(松山ケンイチ)
人工呼吸器を着けるかどうか決めていただけますか?
「父さん、前にね、自然に死にたいって言っていたよ」
「嫌!」
「お母さん、入院が長引けばお金も・・・」
「先生、呼吸器着けて下さい。
このままじゃお父さんとの最後の思い出がただ怖かったって事になっちゃう
先生、前の優しいお父さんのことよく知ってくれているでしょう。
だったら若手くれるでしょう
もう一度あんなふうに過ごしたいんです。
一日でも長く生きて欲しいんです。」

明け方病院の見回りをしている辺見。
不審に思い屋上に上がる。
屋上に吸い殻と車椅子。
警察の実況見分が行われる。
夜中の三時の見回りでは異常なく、五時の見回りで下で倒れている本庄を発見した。

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辺見を心配した看護師長・三木康子(仙道敦子)と赤根涼子(内田慈)から、帰宅するように促される。
帰宅途中、そこへ母から入電。
キッチンに料理が散らばり、ソファで母・辺見加那子(麻生祐未)がぐったりとしている。
妹の佐都子(小野花梨)は中学時代のいじめが重なり、摂食障害と自傷行為を繰り返す。
20代になりバイトに行ったりもしたが、今も何かあると死にたいと言う。

いつの間にかリビングで眠ってしまった辺見。
キッチンに妹がいた
「なんでお姉ちゃんがいるの?
お母さんが電話したんだ。
私が暴れたって。
すぐ来るんだ。
お姉ちゃん、お母さんのいうことよく聞くね。
なんだよ、見んなよ!」
と叫ぶ佐都子
「周り巻き込まないでよ
お母さんだっていつまで元気じゃない
一人で生きていけんの?
だいたいやめてくんない?
本気で思ってもいないくせに生きたくても生きられない人もいるんだよ」
「頑張って28年もいきてきたけど
もうそろそろ死んでも良いかな
生きたくても生きられない人
そうだね。そういう人は死ぬのすごい怖いしきっと辛いだろうね
でも生きるのが辛い人間にとっては楽になれて羨ましい
そういう人は自分で自分を殺さずに死ねるんだから。」
”奇跡が起こったりしてさ。”
本庄の言葉を思い出す。
「何言ってんの?
わかんないよ死ぬとか
わかんないよ。
つべこべ言わずに生きろよ!」
去って行く佐都子
「ごめん・・・」
と声をかける辺見
朝、母親が辺見を追いかける
「アユ、お願いサトのこと頼むね。」
と言われ
「又来るから」
と辺見

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たまたま言った居酒屋で広野誠二(松山ケンイチ)と出会う。
二人は経歴などを喋ったあと不機嫌そうな辺見に
「怒ってます?」
と聞く広野
「別に」
「僕は怒ってます。
本庄さんに。」
「何してくれてんの・・・とは思ってます。
本庄さんに」
「やっぱり怒ってるじゃないですか」
「悔しいんですよ。
だってあんなの
煙草だって1本吸ってやべえて戻るつもりだったんですよ。
でも3本。
本庄さん、あそこで何を考えてたんですかね」
「わかりません。
わかる術がもうありません。」
「お前らなんかにわかってたまるかよって言われている気がします。」
「ああ・・・悔しい・・・そっか」
「わかんないです。
色々」
「いろいろわかんないですね
まぁ食べましょう」

<誰だって自分で決めたい。
でも自分で決められないこともある>

「やっとお父さんと一緒に話ができた・・・。」
水谷久美(泉ピン子)が夫の手を握りながら話しているのをそっと見ている広野

夜明けの海を見ている辺見
<自分で決めるのが一番いい?
そうとも限らないと思う
死ぬってなんだろう。>

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「透明なゆりかご」が2018年。
同じ漫画家と同じ脚本家のドラマです。
これは関係性が良いってことですよね。
こんなこと気にすることではないと思うのですが、ひとまず安心。

しかし「透明なゆりかご」第1話 ネタバレ感想~産まれる命と絶たれる命。も壮絶な第一話でしたが。
こちらは・・・。
主人公が10代の少女ではなく、30代っていうのもなんとなく吸いも甘いもわかる年齢だから・・・。
なんだか辛さを共有してしまうっていうか。
いや、ワタシはもう50目前なんでね。
30代の主人公だってまだまだお若いと思うんだけどね。
なんていうか、これから介護が待っているかもしれない。
いや、もう間近な世代だからね。

こういう病棟に勤務する看護師さんはメンタル・・・大丈夫なんだろうか。
「マームちゃーんくーださーい」
から和やかに始まって、死の連鎖。
わぁ・・・と思ったら、まさかの古田新太も自殺。
本庄さんは自分が錯乱状態になったり、自我がなくなってしまうのが怖かったんだね。
ワタシは・・・どちらかというと痛みが怖い。

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そして実家も壮絶だ。
妹ちゃん・・・。
そして母は主人公に頼り切り。
主人公は看護師ではあるが、妹の治療は・・・。
父親はいない様子・・・。

海と空が綺麗でさ。
こういうロケーションがとても辛いよね。
このドラマで産まれる命はなさそうだ。
それがキツいんだよなぁ。
それにマツケンの医者ってだけで、なんだか泣けるのは何でだw
死にゆく役者さんたちもみんな素敵で好きで。
特に看護師の内田慈さんが好きなんだよなぁ。

鬼のほうも気になるし。
来週からはどっちから見ようかな(ちなみに今、鬼を視聴中)

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キャスト
辺見歩(岸井ゆきの
広野誠二(松山ケンイチ)
赤根涼子(内田慈)
三木康子(仙道敦子)
南啓介(長村航希)
山田聖恵(円井わん)
桜井朋美(山本裕子)
谷山衛(国広富之)
安田虎太郎(木村祐一)
本庄昇(古田新太)
大土屋次郎(きたろう)
山崎亜紀子(丘みつ子)
幸村ヨシ(根岸季衣)
佐古ひとみ(大後寿々花)
福山ハル(樫山文枝)
池尻奈津美(木野花)
久田今日子(高橋惠子)
佐古寛子(筒井真理子)
水谷久美(泉ピン子)
太田玲子(松金よね子)
野中正美(白川和子)
水谷良太郎(田村泰二郎)
辺見加那子(麻生祐未)
辺見佐都子(小野花梨)
小林勝也
鷲尾真知子

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