「弟の夫」最終回(第3回) ネタバレ 感想~絶対の約束は出来ないけどまた会おう

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原作

田亀源五郎/「弟の夫」

ひとりで留守番をしていたマイク(把瑠都)は、夏菜(根本真陽)のリコーダーを見つけた。
小学校で笛のテストがある日だったので、機転を利かせ、笛を学校まで届けるマイク。
その日の夕方、夏菜が友達を連れて家に帰って来る。
マイクを友達に誇らしげに紹介する娘を、弥一(佐藤隆太)は微笑ましく見守る。
そんな折り、夏菜の担任・横山(大倉孝二)が、弥一に話があると呼び出す。




同性カップルの結婚は日本では認められていない。
→娘が日本で同姓結婚できると言ったんですか?
夏菜ちゃんのオジサンがそういう人だと言うのがバレたらイジメられるのではないか?
→娘がいじめられているんですか?
夏菜ちゃんの家は特殊。
→父子家庭であることを指すんですね?

現時点では先生の取り越し苦労。
で、弥一は「いじめられたらいじめっ子を注意して欲しい」と先生に伝える。
先生が感じる「偏見」を理解しつつも、きちんと対応した。
マイクは3週間滞在し、カナダに帰国。
「絶対会おう!」
と言う夏菜に
「絶対はない。
涼二を亡くしてから絶対の約束はしない。」

と言う。
しかし1年後、マイクは家族を連れてまた弥一の家にやってきた!
もちろん歓迎する弥一家族。




先週の野間口徹はやはりゲイでした。
学校に唯一いた同じセクシャリティの友だち。
野間口徹は涼二が好きだったが、涼二にその気はなく諦めていた。
彼はカミングアウトする気はないと言う。
先週、「隙きあらば野間口徹をキャスティングする」と書いたんですが、ゲイの野間口徹・・・素晴らしかった!
野間口徹は売れっ子なわけだ!
何演じても上手いんだもん。
食事をする所作とか話し方とかゲイにしか見えなかったもんなぁ。

ほのぼのとしたラストでした。
家族同士の付き合いに発展するのも楽しい。
喧嘩別れではないから、マイクが再婚してもこの関係が続くと良いなと思った。

主人公はシングルマザーより数は少ないシングルファーザー。
同姓カップルで国際結婚。
NHKだし、啓発の意味もあるのかもしれないけれど、偏見の目で見られそうな設定のキャラクターたち。
深キョン主演ドラマでは、小学生の女の子が「同性愛について学校で習っている」って言っていたんだけど、コチラのドラマでは先生が心配するっていう・・・。
ま、特殊だから、先生としては「イジメ」を先走って心配しちゃったのね。
先生はきちんと教えてくれるでしょうか。
ちょっと頼りなく感じたので心配ではあるけど・・。






映像も美しかったなぁ。
明るい映像で、光の加減も良かったなぁ。
特殊な設定ではあるけれど、王道ドラマ。
悪い人がいないのも良かったね~。。

でもこのドラマで、セクシャルマイノリティーを理解できたと思うのは危険だな。多分すべて理解できていないし。
理解できる部分もあるだろうし、出来ない部分もあるでしょう。
それは同性愛だからではなく、男女の恋愛でも同じく、理解できることもできないこともあるから・・・。
気を使い過ぎないように気に留めるくらいでちょうど良いのかなぁと思っております。

それにしても、このドラマは飯テロ過ぎる・・・・。
放送時間は10時なんだから、あの美味しそうなメシの数々はやめて欲しい(爆)

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感想はコチラ
「弟の夫」 第1回 ネタバレ 感想~把瑠都、頑張ってるw
「弟の夫」第2回 感想~スキあらば野間口徹

出演
折口弥一…佐藤隆太
平田夏樹…中村ゆり
夏菜………根本真陽
ユキ………平尾菜々花
一哉………小林喜日
横山先生…大倉孝二
カトやん…野間口徹
マイク……把瑠都

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