「俺の家の話」 第8話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～寿一は妖精ゼアミーゴ。

「仁義なき家族バトル　親父、涙の終活宣言」

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さくら（戸田恵梨香）にプロポーズをした寿一（長瀬智也）。
さくらに送るはずのスタンプを踊介（永山絢人）に送ってしまい二人の仲がバレる。
→踊介が家に寄りつかなくなる。

舞（江口のりこ）は夫・長田（秋山）の浮気に気づく。
実家に呼び出して詰問。
長田を庇った寿三郎に怒りをぶつける。
「許したわけではないからね！！」
寿三郎が浮気をするたびに母は舞の部屋で泣いていた。
寿限無との初恋も！！
「娘はそういうの覚えてるからね！」
観山の家に生まれると娘はカウントされない。
どうせ出て行くから・・・・。
→舞が家によりつかなくなる。

車椅子になった寿一の代わりに寿限無が寿三郎を風呂に入れる。
しかし。。。寿限無と風呂に入るのがイヤな寿三郎。
寿一の足が治るまでお風呂に入らないと言い出す。
「寿限無はなんか違う！」・・・ちゃ～～～んと聞いていた寿限無は怒る。←当然だな。
「何か違うってそんなの分かってるよ
だって俺じゃないんだもん。ホントは」
大舞台に立っても自分じゃ亡いと思いながら舞った。
楽しいと思ったことはない。
風呂も能も一緒。
できて当然。やってもらって当然だと思ってんだよ！あの人は
息子だろうが弟子だろうが変わんない」
「ほんとうだよな。それ言おうぜ！
お前がそういうふうに思ってんだったら、自分の口で。
お前が言わなかったら、何も変わんねえぞ！
お前、弟子じゃなくて息子じゃん！」
「うるさいな離せよ！」
寿一階段落ち！
階段を降りた寿限無は
「長い間お世話になりました」
と寿限無も去っていった。
そして寿一はさらに1カ月の安静を言い渡された。

二人きりになってしまった寿三郎と寿一。
エンディングノート制作に取りかかった。
そんな時久しぶりにさくらがやってきた。
さくらは「介護職員初任者」の資格をとった。
晴れてお風呂にも入れる！
寿三郎が久しぶりにさくらの介助で風呂に入る。
その間に末広（荒川良々）は寿一にグループホームを勧める。
「どうしても預けなきゃダメですか
何とか在宅介護で」
「できてないじゃん」
ここにいても良くならない。
罪悪感なんて持たなくても良い。
風呂上がりの寿三郎が登場。
ビデオメッセージを撮ろうかと寿一が言う。
硬い表情からさくらとツーショットでニコニコになったりしながら撮影していると秀生がやってきた。
「そうだ今日秀生が来る日だ！」

みんなが稽古をしている間に、ユカ（平岩紙）と話すさくら。
「元々ファンだったんですよね」
「うち？そうそう大阪城ホールでプロポーズされたん
これ一生の自慢」
二人は寿一を見ていると元気になると笑う。
「うちらの分まで戦ってくれるやん
勝ったら心から笑ってくれるし
負けたら本気で悔しがってくれる
うちらの分まであんな気持ちええ男おらん
けど自分がないねん
能ってそうなんやろ
見る側の気持ちで嬉しそうに見えたり悲しそうに見えたり
それと一緒。自分がないねん」
「それは空っぽってことですか？」
「空っぽいうより透け透けやな
与えてはくれるけどこっちが返しても受け取ってくれへん
結婚してそれに気づいた」
「妖精みたいですね！私は結婚してもファンのままでいます
私にとって彼はスカイツリーなんです」

秀生(羽村仁成)に「隅田川」の稽古をつけようとした寿三郎はついに謡まで忘れてしまっていることにショックを受ける。
その日の夜、寿三郎が行方不明に。
さくらや末広涼一（荒川良々）も駆けつけてくれた。
さくらがGPSを見ると寿三郎が隅田川にいることがわかる。
寿三郎は隅田川で寿一のビデオメッセージを見ていた。
「オヤジがボケる前に言っておきたいことがある」
寿一はさくらとの結婚を報告していた。

翌朝、寿一は末広に勧められたグループホームに行ってみないかと寿三郎を誘う。
てっきり断ると思っていた寿三郎がすんなり「行ってみようかな」と言い出す。
イヤなら言いよと言う寿一だが、お前と二人でいるよりマシだと。
グループホーム。
末広がやってきて寿三郎だけを連れてお菓子作りに・・・。
後姿を見送る寿一だが寿三郎を呼び止め、エロトランプを渡す。
寿三郎が寿一を見送る。
「ブリザード！！」
号泣する寿一。

帰宅すると秀生の親権リモート会議。
リモート中、ユカが産気づく。
現夫は京都に出張中で病院に駆けつけられるのは寿一。
危うく元妻の出産に立ち会うところだったが、寸前で回避！
秀生に妹が出来た。

施設に親を見送るのと幼稚園に子供を連れて行くのと。
泣かれたらどっちも辛いわな。
子供はすぐにお迎えの時間がくるが、親のほうはもう帰ってこないかもしれないんだし、罪悪感があるし。
寂しくて切ないのは同じだけど、同じじゃない。

そして舞も切ないね。
いや・・・寿限無もだ！
寿三郎って男は西田敏行さんだし、憎めないしさ。
ずるいんだよなぁ。
でもキツいんだよ！
舞も寿限無も。
男しか継げない伝統芸能に家に生まれた舞は辛かっただろうなぁ。
なんで自分は舞台に立てないのか。
寿限無のことが好きだったなんてホントにもう。
で、寿限無はずっと尽くして来たのに・・・。
寿三郎は長男教かしら。

楽しく旅行へ行ったのにみんな寄りつかなくなっちゃったよ。
寿一がいないんじゃ、秀生の稽古はどうなるのよ。
環境が変わると認知症は進むって聞くし・・・・。
大丈夫なのかな。
寿一とさくらのシーンは初々しくて可愛いけれど。
まさかラブストーリーまでぶち込んでくるとは思わなかったよ。
認知症、離婚、親権、遺産・・・・・・・・そして恋愛。
いろんな話が盛り込まれているけれどバラバラじゃない。
多種多様な人の心に刺さるんじゃないかなぁって思う。

泣いて笑って忙しい。
長瀬君・・・引退は勿体ないよねぇ。
だけど最終回はすぐそこ。
窪塚洋介キングは出てくれないかしら？

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