最寄りのユートピア ネタバレ感想~
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路上で殺された志村の会社で出版していた雑誌のライターとして、須藤圭子(比嘉愛未)が関わっていた。大川勇治(松重豊)は早速、小川満(濱田岳)に報告。
小川も班長・山根茂之(橋本じゅん)に報告するが相手にされない。
須藤圭子の妹・涼子(岡本玲)と婚約者の正樹を呼び出す
「あなたアオイ製薬事件のことご存じですね?」
「父が関わったと言われている事件です」
「その話はやめていただけませんか?
涼子さんには辛い話なんで・・・」
正樹の母で弁護士の奥村美枝子(筒井真理子)がやってきた
「お姉さんはアオイ製薬事件についてどう思われていたのでしょうか?」
「姉も私と同じように忘れたいと思っていたはずです」
「お姉さんのテントの中にはアオイ製薬事件に書かれた本がありました。
忘れたいと思っている人が読むでしょうか?」
「わかりません。」
アオイ製薬事件とは17年前の企業恐喝事件
顧客データが盗まれ漏洩されたくなければ金を出せと恐喝されたがアオイ製薬は拒否
一部顧客データを漏洩して株価が暴落
1ヶ月後ふたりの父親(石井正則)が嫌疑をかけられた
データが盗まれた夜、会社に残っていた
嫌疑不十分で釈放されたが、須藤父(石井正則)は電車に飛び込み自殺
殺された志村の妻は圭子と夫が愛人関係にあるのでは?と調査会社で調べさせその写真を持っていた。
そんな時、山梨では圭子(比嘉愛未)の靴が吊り橋に置かれ、遺書が見つかる。
圭子は自殺して捜査を進める。
自殺するような人には見えない。
大川と小川は休日に山梨へ向かう
大川は圭子の靴を発見した井川(ベンガル)の自宅に向かう
「私たちは味方です!」
すると奥の部屋から圭子が出てきた。
志村が殺された日、志村から電話があった
<いいから逃げろ!追われている君もすぐ逃げろ!>
<誰から?>
自分に関わる人が全て怪しく見えた圭子は慌てて逃げた。
しかし途中で足を怪我した。
現れたのは井川(ベンガル)
ひょうたんの酒を口に含み消毒し、手ぬぐいをまく。
「おじさんは私をここに連れてきて手当して下さったんです。」
「しばらく身を隠したいって言うんで、神隠しの話で煙に巻いてやった。」
「どうして私がここにいるってわかったんですか?」
地元の刑事に駅周辺の防犯カメラにも写っていないと聞いたので山にいると思ったと大川
圭子は志村に逃げろと言われた
襲われる心当たりはなかった。
「ということは17年前の事件かお父さんの死に関わることですか?
どうして17年前の事件が今頃?」
「志村さんに父のことを話したことがきっかけです」
無実の父を信じているが1人では限界があるというと志村が協力してくれると言ってくれた。
編集者の性で売れると思った志村。
父が犯人ではないと確証を得られたら本にしても構わないと約束。
この事件を調べていたことは妹は知らない。
志村から真相を突き止めたということは聞いていない。
しかしこれで父は無実だと確信した圭子
志村を殺しても守りたい事実があると言うことだ。
志村は金に困っていた
犯人を脅迫して金を要求することを選んだ。
それで逆に殺された
だとすれば圭子が身を隠したのは正解
犯人は圭子が死んだと油断する。
そして調べを進めようと思った。
古びた鍵を見せる圭子
父の遺品でお守りみたいにずっと持っていたが志村にも鍵を調べてもらったが、何もわからなかったと言っていたと言う。
小川は事件の証拠品からカセットテープケースを見つける
須藤父(石井正則)が残していた鍵は貸金庫の鍵だった
志村は貸金庫でカセットテープを見つけたのではないか。
そして犯人を恐喝したが、逆に殺された
小川はかなり古い写真を見せる。
圭子の父とあのレストランのオーナー・丸山(山西惇)を見つける。
大川は丸山に話を聞こうと電話する。
「須藤康雄さんと大学時代の友人でしたね?
その事で話を聞きたい」
丸山は翌日の9時にレストランに来るように指定。
圭子は妹・涼子に電話をする
「お父さんのことを調べている。
電話のことは話さないで」
と口止め。
しかし丸山は殺害されていた。
犯人は金の受け渡しに失敗している
なのになぜ2人も殺したのか。
犯人は金を手に入れたのではないか。
17年前の事件には何か裏があるのでは・・・。
大川は山根茂之(橋本じゅん)に丸山(山西惇)の殺害現場で警察に通報したのは自分であること
そして圭子を引き合わせた。
圭子は妹に電話をして、父の遺品からカセットテープを見つけて貰う。
「これで一歩進む・・・」
涼子の婚約者・正樹は母・美枝子(筒井真理子)にテープを渡す。
「須藤さんのテープもう一本コピーがあると思ったんでしょう?
そんなものはありませんよ」
大川と小川がやってきた。
「罠を仕掛けたんです」
テープの存在があれば犯人が動くと思った。
「あなたの犯行ですね」
犯人は奥村美枝子(筒井真理子)
丸山(山西惇)と共謀して須藤(石井正則)を殺害、今回、志村と丸山を口封じのために殺害
シラを切る美枝子だが小川が「これはあなたがアオイ製薬の株を大量に空売りしていた証拠」を突き出す。
顧客情報の流出で株価が暴落した
その利益を受けていた美枝子
警察に連行される美枝子だが、大川と小川に話したいと言う
「息子は無罪です」
須藤(石井正則)と丸山(山西惇)は大学の同級生だった
須藤はアオイ製薬
丸山はホテル勤務
二人の親交は続いていた
丸山と美枝子(筒井真理子)は客として知り合った
シンママの美枝子は仕事と子育てで疲弊していた
男の何倍の努力しても大した評価も報酬も得られない。
でも息子には豊かな生活と教育を受けさせたかった。
それで投資を始めた
でも失敗して、魔が差した。
事務所のお金に手をつけた←アホな弁護士だな
どんどん泥沼にはまり、追い詰めれた。
丸山からアオイ製薬の社員に同級生がいると聞いた
それであのやり方を思いついた。
丸山も独立して新しいい店を出すために金が必要だった。
丸山は残業する丸山がいるアオイ製薬のオフィスを訪ねてきた
須藤が席を立ったすきにアオイ製薬の顧客情報を抜き出した。
「誰も傷つけずにお金を手に入れることができた。
そう思っていた。」
ある日、須藤は丸山を問い詰めた。
丸山は美枝子のことも話してしまった。
<金は取っていない
計画は失敗だった
すまない>
須藤は録音をしていた。
「金は取っていないならお前のことは話さない」
それで終わったなら良いと思っていたが、丸山は須藤を殺害した。
警察は須藤が自殺として処理した。
「そのもとを作ったのは自分だ。
とんでもないことをしたと気付いた」
須藤は早く妻を亡くし、二人の娘が残されていた
「葬儀で泣いている二人を見たら・・・」
せめて罪滅ぼしにそう思って二人の面倒をみてきた
あれから17年。
息子の正樹と須藤の次女・涼子(岡本玲)が付き合う
二人は幸せそう
このまま何事もなく過ごせる
そう思っていた
ところが・・・。
「あのテープの存在ですね」
志村があのテープを持って脅迫してきた
丸山に話すと金を渡すなら処理をする。
金を引き換えに志村に会ったが、丸山は志村を刺した。
殺すだなんて思ってもいなかった
「その丸山を殺したのはあなたですよね?」
「はいその通りです。」
大川に電話を貰って慌てる丸山
<人を殺せとは言ってないでしょ?>
<アンタ自分だけ。。。
自分だけ助かろうと思っているのか?>
美枝子の首を締める丸山
苦し紛れに掴んだテーブルの燭台で丸山を殴りつけた
「もしその時に救急車を呼んでいたら」
「怖かったんです
自分の罪を見て見ぬ振りをして生活を守りたかった」
「沢山の人が死に、大切な人を巻き込んでしまった
圭子さんと涼子さんに真実を告げるつもりはなかったんですか?」
「出来ませんでした。
私は弱い人間です
二人には本当に申し訳なかった
ごめんなさい。」
正樹は「僕のことはもう忘れて欲しい」と涼子に伝える
「おかあさんが私を思ってくれた気持ちは本物だった
私はそう信じてる」
圭子は大川の子供達と小川とキャンプにやってきた。
楽しそうな圭子。
大川と小川も戯れる
犯人・筒井真理子さんの独白が長すぎる
筒井さんしか残っていなかったしさ。
にしても言い訳がましい供述を長々と
そこまでテンポもそれなりに良かったのになぁ。
筒井さんの犯行動機も同情できないしさ、こんな上京でもちゃんと涙ながらに演技するなんて。
ホントに素敵な女優さんよね。
なんの同情も出来ないけどさ←2回もいう。
17年前の事件は警察の捜査もなんだかねぇ。
筒井さんがどんだけ儲けたかしらんけど、そのあたりもちゃんと捜査しないんかいw
あのレストランを出店できて、筒井さんも志村さんに口止め料をさっと渡せるほどのお金持ちになっているんだから、かなり儲けたのよね?
その後、投資家としての頭はなさそうだから、真面目に仕事をしていたんだろうか・・・?
そもそも息子に贅沢をさせたいのに女性だから不当に賃金が低い。
だから投資!でも失敗!
って普通に弁護士の仕事もできてなかったんじゃなかろうか?
須藤さん(石井正則)も自殺じゃなかっただなんてね。
ほんまにちゃんと捜査しろ!!
しかし何の捻りもなかったなぁ~。
比嘉愛未との出会い。
失踪。
ベンガルに助けられる・・・
ってか、ベンガルに助けられてもあの家に住むの怖くないか?
ベンガル独身みたいだったしさ。
ああ・・・殺された志村さんも・・・。
なんで恐喝するんだ。
本を出版したほうが絶対に儲かったのに
志村を殺したヒマ課長・・・いや山西さん。
あんなのさ、殺すに決まってんじゃん。
筒井さんもそれを期待してたに決まってんじゃん。
涼子は筒井さんの息子と結婚するつもりだろうか。
そんなのは絶対に上手くいかないけどな。
前回同様、最初から吉沢悠がず~~~~っと怪しくって。
長谷川朝晴は早々にミスリードだと思ったのに、他にミスリード要因も出てこず…
ってのと同じで。
最初からずっと筒井さんが怪しくて、ヒマ課長もあり?
そんなな?って思ったら、そのまま筒井さんだった。
でも前回同様、キャラは良いんだけどね。
大川さんも小川さんも
希望通りシリーズ化になって嬉しいんだけどね。
今度はもっと伏線バンバンでミスリードバンバンのミステリーが見たいッス!!
「大川と小川の時短捜査」 ネタバレ 感想~凸凹コンビの相性が良い!シリーズ化希望
読んでいただいてありがとうございます。
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キャスト
大川勇治(松重豊)
小川満(濱田岳)
岡島早紀(石井杏奈)
山根茂之(橋本じゅん)
横田雅彦(迫田孝也)
斎藤慎一(水間ロン)
近藤芳男(水石亜飛夢)
相原和也(相島一之)
柳田賢二(光石研)
須藤圭子(比嘉愛未)
奥村美枝子(筒井真理子)
井川(ベンガル)
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