第6週「うち、ギャル、やめるけん」
NHK連続テレビ小説 おむすび 上/根本ノンジ
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「結、ごめんね」
「え？」
「急に帰ってきて。
神戸にみんなで行こうとか言って
私さ、真紀ちゃんのお墓参りに行きたかったんだよね。
でもどうしても1人で行けなくて
みんなとだったら行けるかもしれないって思って」
「そうやったんや」
「あの日から
真紀ちゃんがいなくなった日から
どうしても認めたくなくて
糸島に来てからもその気持ちは変わらなくて
それでもこっちの中学に頑張って通ってたんだけど」
回想
＜米田さん神戸から来たと？
地震大変やったんやない？＞
＜それよりさ、バスケに興味ない？＞
＜抜け駆けすんな！演劇部は？＞
「みんな時地震なんてなかったみたいに過ごしてて
それ受け入れたら、ホントに真紀ちゃんがいなくなっちゃうんじゃないかと思って
だから中学行けなくなっちゃって」
「やけん高校で･･･
だってお姉ちゃん。
別人みたいに変わっちゃったから」
「あれね。
約束してたの。
真紀ちゃんと」
回想
＜うち高校卒業したら東京行こうと思う
東京でな、こういう雑誌のモデルになりたいねん
東京でな、ギャルいうのが流行りだしとうねん
アユちゃん、うちと東京でギャルやらへん？＞
＜うちなんか･･･＞
＜大丈夫うちと一緒やったら＞
＜真紀ちゃんと一緒？＞
＜約束！＞
＜約束＞
「だけどあんな事になって
だったら私が代わりに真紀ちゃんのやりたいことをやろうって思った
私が警察に捕まった時だってね
どうせ本当のこと言ったって信じてもらえないしね」
回想
カツアゲされている子から助けたアユ。
アユにいちゃもんつけようとした女がよろけてこけた。
「めちゃくちゃ怖かったけど、真紀ちゃんだったら絶対に助けたなって思って
それからどれくらいあとだったかな」
助けた女の子たちが歩のようになりたいと集まった。
「そういう子たちがどんどん増えていて
いつの間にか博多ギャル連合と呼ばれて
なんとなく総代に担ぎ上げられたっていうから
断ろうと思ったけど真紀ちゃんだったら引き受けるなって思って」
「掟は･･･。」
「ギャル連合の掟は真紀ちゃんの口癖
私がやってきたことは全部真紀ちゃんのやりたかったこと
ただ真紀ちゃんの人生を生きてただけ。
ごめんねなんか長々と
体調悪いのに」
「お姉ちゃん、ごめん。
なんも知らんのに。
あんなに酷いこと言って
ごめんなさい。」
「うれしかった。
結が神戸のことも、真紀ちゃんのことをも、覚えててくれて。
嬉しかった。」
微笑む歩の頬に涙がこぼれる
朝の食卓
「もう大丈夫なんか？」
「うん。」
歩もおりてくる
「新幹線何時だっけ？
いつもの無脂肪で」
付き人に言う。
そこへギャルが朝からやってくる
「ムスビン、大丈夫？」
陽太から結のことを聞きつけたハギャレンがやってきた。
「大丈夫。過労ですから･･･」
「もう超良かった」
「あ、アユさん。
おはようございます」
「東京帰られるんですか？
聞きましたよ。大女優！」
「あんたでしょ。」
「僕にとってはアユさんは大女優ですから！」
「それで俺が広めたたい！」
永吉が笑う
「おい歩。ホントはどうなんや？」
聖人が聞く
「わかった。ちょっとみんなついてきて。」
今日は感動する回なのか、笑って良い回なのか･･･。
ちょっと混乱する回であるｗ
歩の中にずっと真紀ちゃんが生きていて、その真紀ちゃんの人生を生きていたから偽者だと。
そろそろ真紀ちゃんの人生もよくわからないし･･･自分にもどろうかなってことでしょうか。
回想の歩の中の人が急に仲里依紗に代ってギャルになったのに、真紀ちゃんはそのままで。
それが真紀ちゃんだけはずっとあの日のままって感じがして辛かったんだなとは思う。
しかし･･･真紀ちゃん、あんまりギャルが似合っていなかったｗ
それも含めて･･･真紀ちゃんだけ大人になっていないんだなって思う。
辛いのは歩だけではないって思う間もなく、5日足らずで神戸を離れ、衣食住には困らなくなったけど･･･。
あのまま被災地にいれば･･･他の友達と真紀ちゃんの死を悼むことができたかもしれない。
神戸から遠く離れたと言っても同じ日本で、平和に日常生活を楽しんでいる中学生を見ると･･･
ツラいわね。
ギャルにならなければならないで、そのまま引きこもりになっていたかもしれないし、愛子のいうように、あれで良かったんだろうと思う。
でもさ。
カツアゲから助けて貰った子達は･･･ちゃんと警察で証言してよね！！
ギャルは挨拶をして礼儀正しい･･･。
でも朝から人の家にインターホンも鳴らさずズカズカはいってくるって言うｗ
やっぱり笑う回だったのかな？
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主題歌 – B’z「イルミネーション」
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音楽 – B’z「イルミネーション」
キャスト
米田結（橋本環奈)
米田歩（仲里依紗)
米田聖人（北村有起哉)
米田愛子（麻生久美子)
米田佳代（宮崎美子)
米田永吉（松平健)
四ツ木翔也（佐野勇斗)
古賀陽太（菅生新樹)
風見亮介（松本怜生)
宮崎恵美（中村守里)
柚木理沙（田村芽実)
真島瑠梨（みりちゃむ)
佐藤珠子（谷藤海咲)
田中鈴音（岡本夏美)
大河内明日香（寺本莉緒)
ひみこ（池畑慎之介)
渡辺孝雄（緒形直人)
佐久間美佐江（キムラ緑子)
若林建夫（新納慎也)
高橋要蔵（内場勝則)
大崎彰（内海崇/ミルクボーイ）
福田康彦（岡嶋秀昭)
語り – リリー・フランキー
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