第5週「あの日のこと」
NHK連続テレビ小説 おむすび 上/根本ノンジ
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1995年1月17日 結は6歳だった
前日、商店街のアーケード問題のアンケートが集まり、賛成多数。
歩と真紀が帰宅した。
＜真紀ちゃんに選んでもーてん＞
＜センスが良いわ。
さすがモデル目指しとうだけあるな＞
＜せやこれ結ちゃんに。
セーラームーンはこんなんで変身するんやろ？＞
ペンダントを結にかける
喜ぶ結。
100均で買ったと愛子に笑う真紀
＜真紀ちゃん、お父さんに怒られへんか？＞
＜お父ちゃんは関係ないです。
アユちゃんとは親友ですから＞
＜また買い物行こうな。＞
＜うん。また明日、学校で＞
1997年1月17日 阪神淡路大震災発生
揺れがおさまって気付くと、歩が結の上に覆い被さっていた。
＜お姉ちゃん、重い＞
お父さんとお母さんが部屋にきた。
「そのあと覚えとうのは･･･。」
聖人の抱えられた薄暗い霞んだ道を行き、避難所の小学校へ。
目が覚める結
＜ここどこ？＞
＜宝井小学校。大きな地震が起きたから避難してきたの＞
商店街の人が続々と避難してくる。
＜美佐江さん、真紀ちゃん見てへん？＞
＜ナベさんが川津小学校に行くとこ見たから、あっちのほうに避難してるんちゃうか＞
付近では下敷きになっている人がいるから助けて欲しいと言われ、聖人たちが行く。
夜。蝋燭のあかりのもとおむすびの差し入れ。
数が少ないので二人で一つしかない。
＜おばちゃん、これ冷たい。チンして＞
＜ごめんな。今、電気もガスも止まってチンできひんねん。
おばちゃんの家出た時はほかほかやってんけどな。
ここまでくるのに偉い時間がかかってしもた＞
＜おばちゃん。なんで泣いてンの？＞
＜おばちゃん、生まれも育ちも神戸やねん。
大好きな神戸の街があんなんなってんの見たら･･･＞
そうだった。
地震の映像があるんだった。
とはいえ本当の映像はないので･･･それでも泣いてしまったな。
マスカラ塗り直しやｗ
前日。
ワタシは豊中のエピナールというお店まで生チョコを買いに行った。
友達とドライブしながら。
彼女は震源地の北淡町出身だった。
とても美味しいチョコで。
三連休を締めくくった。
そして朝。
ワタシは小学校などには避難せずにすんだけど･･･。
付近では若い男の子たちが瓦礫をかきわけ何人もの人を助けていた。
聖人たちも何人かの人を助けていたはず。
まだまだ助けも救援物資も届かない。
まだ携帯電話も普及してたわけではないから、公衆電話は長蛇の列だった。
夜は寒く、余震は大きく、眠れない夜が続いた。
今でも鮮明に覚えているから、地震の映像は見たくないな。
明日は･･･真紀ちゃんの悲しい知らせが届くのか。
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主題歌 – B’z「イルミネーション」
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音楽 – B’z「イルミネーション」
キャスト
米田結（橋本環奈)
米田歩（仲里依紗)
米田聖人（北村有起哉)
米田愛子（麻生久美子)
米田佳代（宮崎美子)
米田永吉（松平健)
四ツ木翔也（佐野勇斗)
古賀陽太（菅生新樹)
風見亮介（松本怜生)
宮崎恵美（中村守里)
柚木理沙（田村芽実)
真島瑠梨（みりちゃむ)
佐藤珠子（谷藤海咲)
田中鈴音（岡本夏美)
大河内明日香（寺本莉緒)
ひみこ（池畑慎之介)
渡辺孝雄（緒形直人)
佐久間美佐江（キムラ緑子)
若林建夫（新納慎也)
高橋要蔵（内場勝則)
大崎彰（内海崇/ミルクボーイ）
福田康彦（岡嶋秀昭)
語り – リリー・フランキー
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