第112回（第23週）「大人たちの決着」
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ガイド本
龍己の作業場で亜哉子と龍己が話している。
「もったいねえんだよ
あいつあそこまで頑張って」
龍己は言う。
亜哉子は耕治が家業を継ぐことに100％賛成はできない。
だけど準備はそこそこ整えて銀行を辞めると言っていると思うと話す。
だからもう少し話し合って欲しいと
「いや結論はできてる
俺がうんといわない
それまでだ」
震災で崩れた永浦水産の建物の写真を手にしている龍己
「その写真最近よく見てますね」
「出てきたから見ているだけだ」
未知がやってきて、新次と亮が来ることを告げた。
昼になってモネが新次と帰宅。
新次と耕治が話をする。
新次は市役所の封筒とハンコを出す。
使い込んだガラケーを封筒の上に置く
「金のことで話がある。」
封筒から書類を出す耕治。
白紙の死亡届だった。
「出そうと思っている
多少は金がはいるんだろう
これ出せば
それを亮に渡してやりたい」
亮が船を買う資金の助けになれば、美波も喜ぶだろう。
これを踏まえて亮の船の資金繰りを考えて欲しい。
亮は堅実なくせに、だいぶん無理してるみたいだ
「ああ」
未知が亮を連れて帰って来る。
モネは龍己を呼びに行く
「もう俺が出てくこともないだろう
二人できちんとは話せば良いんだよ。
9年だよ」
震災で崩れた永浦水産の写真を手にした龍己
亮をこたつに座らせた。
「これを出せば見舞金が入る。
保険金の手続きもできる。
新次はそれをお前に渡すって言っている。
船の資金にしろと」
「言い使い道だお母さんも喜ぶ」
新次を見る亮
「金は大事だ
生き死にに関わる
でもお前の気持ちはどうなんだ？
そこがまだ整理継いでいないなら」
ガラケーを新次の前に差し出す
「中途半端に判なんかつくもんじゃない」
嵐の日のことを回想する新次。
「おやじ、大丈夫か？」
「ああ。
亮ありがとな。」
「え？」
「お前がなあんなふうになって、俺いろんな事に気づいたんだ。
美波に祈ってたんだよ
亮つれていかないでくれて
もうな・・あれはもう・・本当に怖くてな
お前があのまま向こうによ・・・
そしたら美波もさいが寂しくないかな・・・
頼むから亮、返してくれって
冗談じゃねえって
もうな亮戻してくれってひたすら美波に祈ってたんだよ
そしたら俺、気づいたんだよ
美波がむこうにいるって
そう思ったから美波に祈ったんだよ
本当ごめんな」
死亡届の前に頭をさげる新次
涙を堪える亮
「分かった
ここからは2人で話せ」
座敷を出る耕治
目をそらし並んで座った新次と亮
台所から亜哉子、モネ、未知が見ている
大人達の決断かぁ。
おじいちゃんの「9年だよ」
もう、おじいちゃん体もしんどいよねぇ。
立派な建物（多分）も失って、細々とやってきた。
耕治が銀行員になったことで、もう廃業しても良いって思っていたのに。
最後の最後にかき乱さないでやって欲しいよ。
たとえ子供や孫に気を遣って廃業すると言っていたとしても、そうしたいんだから。
子供や孫の負担にはなりたくないんだから。
ワタシはまだ40代だけど、龍己さんのその気持ちは分かるような気がするよ。
法事をするたびに、絶対こんな負担になりたくないって思うのに。
家業となったらじいちゃん、死んでも死にきれないじゃん。息子が家業を継いで苦労すんのも目に見えてんのに。
そんな遺産を残したくないだろうよ。
新次の「美波に祈っていた」ってとこで・・・まぁ自覚したんだな。現実をやっと見れたんだな。
9年かかったけど。
そう9年ね。
しかし・・・嵐の翌日だよ？
クタクタだよ、もう（爆）
藤竜也、浅野忠信の哀愁よ。
そして内野聖陽ね。
女性陣はキッチンで見ているしかない。
行き場・・ないけど、女性3人に見られて父子の会話ができるのか。
いや、女性陣よ、ぜひとも席を外して下さいｗ
いや～、本日中に解決するかなって思ったら、解決しなかった。
しかも菅波はTBSに出演中。
この後はあさイチに永浦姉妹が出るよ。
あさイチでは笑顔を見せて下さい！
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BUMP OF CHICKEN「なないろ」
キャスト
永浦百音(清原果那）
菅波光太郎(坂口健太郎）
永浦耕治(内野聖陽）
永浦亜哉子(鈴木京香）
永浦未知(蒔田彩珠）
永浦龍己(藤竜也）
朝岡覚(西島秀俊）
神野マリアンヌ莉子(今田美桜）
及川亮(永瀬廉）
野村明日美(恒松祐里）
後藤三生(前田航基）
早坂悠人(高田彪我）
及川新次(浅野忠信）
太田滋郎（菅原大吉）
遠藤克敏（山寺宏一）
語り/永浦雅代(竹下景子）
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