『おちょやん』 第72回 感想~テルヲVS一平

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 第72回(第15週)「うちは幸せになんで」

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テルヲにつきまとわれても無視続ける千代。
テルヲは劇団員と飲んでいる一平に説教したい!
居酒屋・水月では嫌われ者同士・千之助と意気投合。
そして一平と咲けの飲み比べ。
その頃、千代はシズは千代にテルヲの病気のことを聞く。
テルヲを許すも許さぬも千代が決めることだが悔いだけは残さないようにと念を押される。
自宅に戻った千代。
一平が酔い潰れ、テルヲが待っていた。
病気のことを聞いたと言う千代は、勝手に早死にすれば良いと言い放つ。←もう早死にというか寿命なのでは?
「最後にちょっことオヤジのまねごとしてみたかっただけや。」
「相変わらず勝手やな。」
「勝手ついでに役者辞め」
と言い出すテルヲ
こんな生活して幸せなのか?
はよ役者辞めて子供産んでエエお母ちゃんになればいい。
「それアンタが言う?
ほんまの幸せなんてわからへんけど、あんたと一緒にいてたときよりはマシや!」
寝ていたはずの一平が立ち上がり、えずく。
介抱する千代を見て、テルヲは家を出て行く。
一平は「最後くらい一緒に暮したったらどうや」と言う。
寝たふりをしていた。
千代は「憎いとか嫌いを通り越してもう干からびた気持ちしかない」と本心を言う。



「急に現れて父親ぶらんといてくれますか!」
一平がテルヲと再会した時に言ったセリフもう、ほんまこれ。

娘を売り飛ばそうとしたり、奉公先に居られなくしてきた父親が「幸せになれ」とか娘の将来が心配とか・・・。
ヨシヲのとこにも行ってきたんか?
これまで好き勝手に生きて、子供を売り飛ばそうとしても病気になり、人生の終わりが見えてきたら、子供への愛情に気づく。
これが一番厄介。
テルヲの中では子供に働かせて酒を飲もう。
子供が親の借金を肩代わりするのは当然。
だって、テルヲは子供達が大好き!子供達もお父ちゃんが大好き!
ってそういう思いはなんなく、矛盾なく同居しているのだと思う。
老い先短く可哀想なテルヲでいることに何の矛盾もない。
幸せな人なんやな。
大迷惑な人なんやな。



最低なまま退場して欲しかったけどな。
最後には千代に「お父ちゃん!!」って看取られるのかな。
テルヲに「役者辞めろ」って言われたら、千代は絶対に役者で成功してやる!って思うはずだから、そこまで考えての「役者辞め」なのかしら?
それでこそ父親とは思うけど、テルヲのこれまでを考えるとやっぱり「何を今更」って思ってしまう。

さて紫のバラの人問題。
借金だらけのテルヲがお花を贈ったのか?
消去法ではテルヲしかいないかと思いつつも、京都を去る日をどうやって知ったのだろう?とか思うんだよねぇ。



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主題歌:「泣き笑いのエピソード」秦 基博

キャスト
天海千代(杉咲花/幼少期:毎田暖乃)
天海一平(成田凌/幼少期:中須翔真)
竹井テルヲ(トータス松本)
岡田シズ(篠原涼子)
須賀廼家千之助(星田英利)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
須賀廼家徳利(大塚宣幸)
須賀廼家百久利(坂口涼太郎)
漆原要二郎(大川良太郎)
高峰ルリ子(明日海りお)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
石田香里(松本妃代)
岡田シズ(篠原涼子)
岡田宗助(名倉潤)
富川みつえ(岸田結光)
かめ(楠見薫)
富川菊(いしのようこ)
富川福松(岡嶋秀昭)
富川福助(松本和真)
椿(丹下真寿美)
夕(板谷由夏)
須賀廼家万太郎(板尾創路)
語り/黒衣・桂吉弥

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