白骨の本音
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一膳の主人は高峰仁誠(竹財輝之助)と近畿財務局の調整官・安田啓輔(少路勇介)、アルバイトの小春(祷キララ)が仲が良かったと証言。
小春は行方不明になったと話す。
発見された白骨体は小春の可能性が高い
小春の母は亡くなり、妹がいた。
実花(谷村美月)に話を聞きに行く。
あの頃、姉は定食屋のお客さんで変な男に付きまとわれていた。
姉と連絡が取れなくなって月に一度封筒が郵便受けに投げ入れられていた。
白骨死体の男の身元は田久保仁和(菅原けん)・京阪大の4回生
3回生の時ほかの応援団と暴力事件を起こし、暴力団とも密接な関係があった。
仁科(観月ありさ)と前田拓海(大西流星)が改ざん前の文書をシュレッダーから見つける
不破(上川隆也)は、高峰、安田の聴取を行うと最高検刑事部 検事・折伏崇(宮川一朗太)に報告。
折伏は手柄だけはよこせと言う。
岬恭平(宇梶剛士)に不破の若いときのことを聞く惣領美晴(吉谷彩子)
麻薬密売組織のメンバーの男をDVの疑いで逮捕
不破が担当。
その頃の不破は若く表情に出る
男は不破を手玉に取り、カギを握る女の居場所を聞き出し、その日のうちに殺害されてしまった。
それから能面検事と呼ばれるようになった。
不破は高峰と安田を同時に聴取することに決めた。
改ざん前の文書を二人に突きつける。
寺井町で建設が始めれば、白骨遺体が発見される。
それをやめさせるために安田は寺井町を売らないようにした。
高峰はそれを隠すために文書を隠ぺいした
震災で家と父親を亡くし、その後母も亡くした小春の妹・実花には月に一度届いた封筒を出す不破。
中に文面はなく現金が入ってきた。
最期には10万円に値が上がる
このお金で生きてこれたと実花(谷村美月)が話す
「もういいよ。先輩。
二人同時に招かれた時点で、僕らの負けだったんだ」
回想
一膳の小春のことを好きになる高峰と安田
いつの間にか仲良くなった二人。
そこに田久保仁和(菅原けん)が現れた
田久保は質が悪いと有名だった。
二人は小春を家まで送り届けるようになった。
ある日、小春が出勤しない事態に。
二人は小春と探しに行く。
やがて二人は小春を見つける。
救急車を呼ぼうとするが「秘密にして」と懇願される
「わかった。
このことはおれと安田の秘密にする」
「ありがとう」
そのまま事件を隠ぺいすることにした
「正当防衛とはいえ、殺人犯の妹として生きていくには中学生の彼女が傷つく」
「血縁でもない女性のためになぜそこまでするのですか?」
「若気の至りに聞こえるかもしれませんが、俺たちは生きることに必死だった
震災で大事な人を失った同志だった。
一緒に過ごした時間は宝物だった。」
小春の妹・実花(谷村美月)に報告しに行く不破
「お姉ちゃんが返り討ちに?」
田久保は鈍器で殴られて死亡した。
鈍器には妹の実花(谷村美月)の指紋がついていた。
あの日…
腹を刺されたを見つけてしまった。
鈍器で田久保を襲う
逃げろと言われそのまま逃げてしまった。
でも次の日行ったら、二人もいなくて…
「検事さん、申し訳ありませんでした」
高峰の聴取
「実花ちゃんが…」
「高峰検事はわかっていたんですね」
高峰は自分たちがかばおうとした中学生の身かちゃんを訴状に掲載するのかと不破を責める高峰
「公訴時効は過ぎていません」
「あなたには情はないのか!」
「情に流された結果がこれです。」
不破を殴る高峰
「本日の取り調べを始めます」
不破は殺人を不起訴にした。
実花にとってはこの20年恐怖だった
罪が明るみにでて肩の荷がおりる。
私情をはさまず原則原理戦う
彼なりの気遣いだったのだろうと岬恭平(宇梶剛士)は推測
ワタシも阪神大震災の被災者ですが…
いやいや絆があっても…ここまでのことをするでしょうか。
死んだ相手が圧倒的に悪いし、正当防衛で済ませるのが一番なんじゃないでしょうか妹さんを傷つける…
でも20年ずっと行方不明の姉を思い続ける妹。
そして…小春ちゃんに会えないまま死んでしまった母はどう思うんでしょうか。
やっぱり若気の至りだし、震災を経験した同志なんて言わないでほしいわ
なんて思っていたら、あれよあれよの間に妹が真犯人!!
しかも記憶がないのかと思っていたら、当時14歳…。
最後の最後でどんでん返し。
めっちゃよかったよ!
あのままだったら、なんだかおもしろくない事件になるところだった(苦笑)
ああ、でも…だから…難しい。
「妹はまだ14歳…」
殺人罪になるんでしょうかね。
これはこれで正当防衛なんじゃないかと思うんですが…。
それでもやりきれない事件でした。
あのクソヤクザが…。
ここで竹財さん退場。
これは大きな事件となりますな。
国有地払い下げのほうも贈収賄だし、検事と官僚が学生時代に死体遺棄をしていたわけですし。
そして14歳の殺人…。
実花ちゃん役は谷村美月ちゃん。
体調不良で休んでいた期間もありますが健在ですね。
小春ちゃん役の祷キララさん。
めっちゃ自然。
お客さんとの談笑なんでほんとにほんとに自然で。
四条畷高校から早稲田って勉強もめちゃくちゃできるやないですか。
こんなに関西弁が上手だとはしらず。
そのうち必ず朝ドラにも出てきそうな逸材やな。
そして竹財輝之助さんもなかなかどうして関西弁が上手でした!
ここまでできる人を集めると、観月ありさだけが悪目立ち。
毎回、言いたくないのに言ってしまう。
これは最終回まで言うかもw
でもワタシ、伝説の少女は好き!!←フォローになってる??
【主題歌】THE JET BOY BANGERZ「まさか泣くとは思わなかった」
感想はコチラ
能面検事 第1話 ネタバレ 感想~痴漢冤罪はもうやめて
能面検事 第2話 ネタバレ 感想~方言指導は誰がしてんの?
能面検事 第3話 ネタバレ 感想~娘の復讐より孫への愛
能面検事 第4話 ネタバレ 感想~竹財輝之助を信じてたのにぃ
能面検事 第6話 ネタバレ 感想~山崎樹範がグレーヘアになってギャフンかな
能面検事 第7話 ネタバレ 感想~ロスト・ルサンチマンは存在しない
能面検事 最終話 ネタバレ 感想~不破を刺したのも緑川?
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出演者
不破俊太郎(上川隆也)
惣領美晴(吉谷彩子)
前田拓海(大西流星)
高峰仁誠(竹財輝之助)
鴇田正元(松尾諭)
仁科睦美(観月ありさ)
岬恭平(宇梶剛士)
榊宗春(寺脇康文)
ゲスト出演者
折伏崇…宮川一朗太
安田啓輔…少路勇介
荻山孝明…千原せいじ
近隣の男…諏訪太朗
當山慎一…岡田優
桃瀬淳也…別紙慶一
金森実花…谷村美月/(中学生)…岡本望来
金森小春…祷キララ
田久保仁和…菅原けん


コメント
前後編の前編と比べ物にならないくらい後編の今回はよく出来ていたと思いますw。(能面の今の表情を作っている過去シーンの盛り込み方も抜群でした!)
「伝説の少女」...懐かしいなぁ!
確か尾崎亜美さんの提供でしたよね。
「14歳の母」トリオ、と私が勝手に読んでいる中の一角・谷村美月さん、久々にお見掛けしましたが、「ネイティブ関西弁」だったから、余計、観月ありささんの使う関西弁が悪目立ちしていましたよね(苦笑)。
褥さんは昔から知っていますが、今回の熱演、さすがでした。
僕も竹財さん扮する検事のぶん殴る気持ち、いけないですけど同情です。
ノンルールさん、コメントありがとうございます。
褥さんのガッツリ関西弁はほぼ初めてみたような気がするのですが、すっごいナチュラルでした。
お客さんと普通に話す、他愛ない会話のイントネーションから選択する言葉まですべて
アドリブかなと思うような会話内容でした。
事件に関しては…やっぱり隠蔽しないほうがよかったなぁって思います。