団地のふたり 第4話 ネタバレ 感想 ~ファンタジーでも羨ましい

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『団地のふたり』藤野千夜

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ボヤ男(ムロツヨシ)のオシャレインテリアに興味を持ったなっちゃん(小林聡美)がノエチ(小泉今日子)を誘って恋愛相談にのることに・・・。
ボヤ男はふたりを自分たちの理想だったと言う。
なのにボヤ騒ぎの日に突然このメールが
”訳あって田舎に帰ります
ごめんねリュウ
探さないで愛してます”
「記念日だったんです。
僕たちの付き合い始めた・・・」
そのためにローストチキンを作っていたのに丸焦げにしてしまった。
前触れもなし。
予感もなし。
ボヤ男の仕事も軌道に乗り始めて40過ぎてこの部屋で暮らすつもりだった。
メールも電話もブロックされている。
なっちゃんは経験談を話したところで・・・なんだか行き違い
ノエチが
「彼女のことは忘れて
新しい恋を見つけましょう」
と言うと
「え?彼女?」
ボヤ男はなっちゃんとノエチをカップルだと思っていた。
「あ?出て行ったの彼?
ごめんなさいね
私たち失礼なこと言っちゃったかな」
「お二人は一緒に暮らしているんじゃ・・・?
今日だってお揃いのシャツ」
ふたりは幼なじみでそれぞれの実家で暮らしていると話す。
思考停止のボヤ男
「でもこういう誤解がなければ
プライベートな話をお二人にすることはなかったのでよかった。
あのこれに懲りずにこれからもどうぞ宜しくお願いします」

ボヤ男から森山に昇格し、心配するノエチ
「良い人だよね
ピュアで一途
どうして出て行っちゃったんだろ
彼氏」
「重すぎたのかな
あのピュアさが」

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ノエチが仕事帰り、偶然、森山に出会う。
「少しは元気出ました?」
「ダメですね僕
未練がましくて」
ノエチは森山をホットケーキにの美味しい喫茶店に誘う。
なっちゃんは割引券を持ってきた。

店に入ると、ノエチの母・太田節子(丘みつ子)と近所のおばちゃん・佐久間絢子(由紀さおり)がいた。
ふたりは強引に森山の話を聞こうとする。
「この団地を終の棲家にしようと思っていました
僕と僕のパートナー
これまで隠し事ばかりの人生でこんなことを言いたくてもいえなくて
でもそんなのは良いかなって思って・・・」

事の顛末を話す森山。
「いろいろ苦労もあったわね
あなたも」
「本当にこれが最後の人だと思っていたから・・・」
「思い切って会いに行った方がいいんじゃないかしら」
ノエチの母が言い出す。
自分も女学生時代に結婚まで考えた相手がいたが、家の事情で田舎に帰ってしまって
どうしても諦めきれず夜汽車に乗って会いに行った。
会えたが結局振られたのあ
君とは結婚できないってキッパリ振られて
でもその言葉で吹っ切れたの
帰りの汽車では泣き続けたが、その後、お父さんが本当にすごく言いよってきたので結婚
「愛するより愛されるほうが幸せになれるっていうじゃない?
こういうときは悩んでないで行動しちゃったほうが良いよ
何もしないで後悔しちゃうよ」

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ノエチがなっちゃんに森山から長文のメールが来たと話す
「そっか
やっぱり振られちゃったか
盛山さん」
”皆さんのアドバイスに従い思い切って彼に会いに言ってみました”
彼は僕が訪ねたことに驚いたが向き合ってくれた。
彼の実家は古い造酒屋で父が病に倒れ家を継ぐことにした。
森山同様彼も実家とは絶縁状態
いつか関係修復をしたいと思っていたから、自分で跡継ぎになりたいと頼みこんだ。
その気持ちはわかるが、自分はどうなるのかと問い詰めたら
フラワーアーティストとしての人生を邪魔したくない。
何度も言おうと思ったが言えなかった
彼は森山を嫌いになったわけではない。
いつかとびきり美味しい日本酒が出来たら、その披露パーティに花を飾ることを約束した!”

その後ノエチの母と佐久間のおばちゃんは、森山にフラワーアレンジメント教室の講師になって貰おうと言い出す。
森山が来ていたおしゃれシャツはダメージ加工してあり、それを見たふたりは「貧乏」なんだと決めつけ。
しかし実際森山はフラワーアレンジメントで賞を取るようなビッグネームだった。
それでもフラワーアレンジメント教室を引き受けた森山
「僕これからも団地で暮らしていきたいと思っていいます」
ひとりだけどひとりじゃない。
そしてノエチとなっちゃんに花束をプレゼントしてくれた。

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リアタイはしていなかったのですが、毎週書かさず見て言いました。
少し前なら、ちゃんとその日のうちに感想を書いていたと思うのですがw
なかなかね。
リアタイなので書いてみるw

この原作、女性が書いたのかと思いきや男性なんですよね。
だからちょっと妄想っぽいところがある。
なんかファンタジーみたいな。
ワタシもこんな幼なじみがいれば良いなって思うけど、こんな幼なじみを持っている人は・・・なかなかいないのでは?
ワタシも団地に住んでおりましたが、今では解体され、てんでバラバラにw
ま、解体する前に、うちは引っ越していたのですが。
そして特に仲の良い幼なじみもいなかったなぁ。

ふたりみたいに相性の合う友達がいれば・・・特別だろうな。

ノエチもマザコン夫と結婚。
なっちゃんは不倫だとは知らずに男と付き合う

そんなこと全て・・・全て知っている幼なじみ。
なかなかいないよね。
こんなワタシでも結婚式に参加したことはあれど、幼なじみを結婚式に招待している人もいなかったし。
だから・・・ふたりが羨ましくもある。

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キョンキョンと小林聡美さんの相性は言わずもがな。
おふたりはビジネスだけの付き合いで一緒に遊んだこともないし、連絡先も知らないらしいのだけれど、このふたりの雰囲気は合うなぁ~。
声のトーンも良いんだよね。
あとふたりともちゃんと老けているのが良い。

団地のおばちゃんも。
由紀さおりさんは毎週出番があり、時々しか出番のない名取裕子さん。
このふたりは・・・「法医学教室の事件ファイル」のふたりってのも良いのよw

NHKキャスティングがうまいし、こういうめっちゃできすぎた設定で、テーマは日常に見せかけて、そうじゃないんだぜ!っていう。
ホントにめっちゃ狙っているな!って思うんだけど、ガッツリ面白いの。
狙いはわかっているからこそ、ガッツリ面白くないのも時々あるからさ。
今回はワタシ的にはなるほど許容範囲なのであります。
ただただ羨ましいですわw

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