『逃げるは恥だが役に立つ』 ネタバレ 感想~コロナ禍の妊娠、出産、育児。

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森山みくり(新垣結衣)と津崎平匡(星野 源)は妊娠を機に事実婚から入籍。
津崎みくりとなった。
「サポートします。」と言うヒラマサに二人で育てるのでは?とみくり。
その後、みくりはつわり。
そんな時、百合(石田ゆり子)が子宮体がんとなる。
家族の付き添いが必要な時期に誰もいない。
百合は高校時代の友人で看護師の花村 伊吹(西田尚美)に頼む。
花村もLGBTで今の恋人は女性。
高校時代、百合が好きだったとか。

みくりが臨月に入り、またつわりが復活。
ヒラマサは仕事が思ったように進まず大晦日まで働くことに。
今頑張らなければヒラマサも育休が取得できない!
仕事と家事の両立が辛いヒラマサ。
体の不調が辛いみくり。
最悪な状態で元旦を迎えた二人。
お互い言いたいことが言えない状況が続き・・・みくりは家事を外注。
辛い時は、しんどいときは他の人の手を借りよう。
「辛かったですね。」
お正月も仕事になってしまったヒラマサの帰宅を出迎えるみくり。
ヒラマサを抱きしめる。
「辛い。辛かった」
吐き出すようにヒラマサは言う。



節分の次の日が計画無痛分娩の日。
まだ性別はわからない。
赤ちゃんの名前を考えていたところ・・・みくり破水
陣痛タクシーで病院へ。
無事に出産。
お名前は亜江ちゃん。
森崎の森と津崎の津をつなぐ川にちなんだ名前。
新生児のいる生活はめまぐるしく、二人は新型コロナウイルスの流行も知らなかった。
みくりと赤ちゃんは館山の実家に疎開することになった。
コロナ禍。
離ればなれのまま赤ちゃんは成長。
経済はストップ。
不安。不安。不安。
みくりは赤ちゃんの写真をヒラマサに送る。
ヒラマサの対応は塩。
ヒラマサはパソコンを届けにみくりの実家まで行ったが、会わずに帰る。
なんとかソーシャルディスタンス再会をする二人。
リモートで毎晩話している日々が過ぎ・・・やっとこさみくり帰宅。
最後はハグで「おかえり!」「ただいま」



久しぶりにムズキュン!って思ったけれど、ライトにドタバタコメディを楽しめるのかと思いきや社会の問題が山積みだった。
上司のパワハラ・セクハラ、夫婦別姓、産休、育休、少子化、独身、LGBT・・。
ライトに解決。。。できるわけないよなぁ。
ドラマの中ではイケたけどさ。

育休でなくとも仕事を休めないってことが異常。
育休を取るのは当然なんだけど、人員を増やさなければ残った人は大変だから文句言いたくなる人もいると思うんだよねぇ。

妊娠、出産に関しては二人で頑張ろうって思っているうちが花なわけでw
ってか、みくり母、ずっとギックリ腰なわけじゃないんだし、ヘルプ頼めばいいのになぁなんて思っていたけどねぇ。
結局、家事を外注しましたが。
それで良い。
何のために二馬力で働いているのだ。
産んでからの方が大変なんだしさ(苦笑)



一応、無痛分娩にも噛みつく人がいるかな?
と言っても無痛なわけない。
和痛分娩ですから。
もちろん陣痛も感じますから。
って無痛分娩したことないけど(苦笑)
腹は痛めるし、出てくる感覚はあるんだから無痛なわけないからね。
そんなことで差別するヤツは許さんよ?

だけど・・・今回のお話。
年代によって、性別によって、辛い人もいるんじゃないだろうか。
ワタシは・・・後半のコロナあたりはちょっと参ったかなぁ。
ドラマではコロナ扱わなくても良いじゃんって思っちゃった(苦笑)
毎日毎日、コロナのニュースが辛くてさ。
結局、正月も家でダラダラ過ごしているのもさ。
数字や感染者数だけならともかく、芸能人があーだこーだ言ったって仕方ないのに、正しいのか正しくないのかわからん放送するしさ。
だから・・・正月のドラマくらいコロナを忘れさせてくれても良かったのになぁって思ってしまった。
志村けんさんの亡くなったニュースなんてまだまだドラマの中でも扱って良いもんじゃないでしょうと思ったり。
コロナを扱ってるのに新生児が何人も出演しておりましたし。



最後は、赤ちゃんが大きくなっていたわけでもなかったので、第三波がきてんおに館山から帰ってきたの?
マスクもしていなかったので、あれはコロナ後の世界だったのか?
「おかえり」「ただいま」
当たり前のことが当たり前でなくなり、普通が一番幸せであると気づく。
コロナ疎開か。
その選択も有りなんだろうなぁ。
てっきり二人がドタバタしながらも、効率よく楽しく子育てをしていく様子を見られると思っていたので、その点はワタシの心構えができてなかったかも。
予測と違ったから面白く無かったのかと言われたらそうではないが、前半と後半がまるで違うドラマのようで(苦笑)
前半は楽しめたけど(相変わらずみくりややこしい女w)、後半はちょっと落ち込んだ。

しかしこれだけのボリューム・・・。
これは連ドラでも良かったかもね。
このドラマではみくりとヒラマサが一生懸命考えて、結婚し、親になりましたが、これが正解ではない。
子供が出来たから会社を辞めるのも悪いわけではないし、育休をとらない男性が悪いわけでもない。
その状況に応じて、選択は自由。
そういろんな選択ができる世の中になると良いなと思います。
そして、ドラマの結末のように早く普通に過ごせる日がくるといいですな。





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キャスト
森山 みくり(新垣結衣)
津崎 平匡 (星野 源)
風見 涼太 (大谷亮平)
日野 秀司 (藤井 隆)
田中 安恵 (真野恵里菜)
梅原 ナツキ(成田 凌)
山やまさん (古舘寛治
津崎 宗八 (モロ師岡
津崎 知佳 (高橋ひとみ)
森山 栃男 (宇梶剛士)
森山 桜  (富田靖子)
森山 ちがや(細田善彦)
沼田 頼綱 (古田新太)
土屋 百合 (石田ゆり子)
<ゲスト>
花村 伊吹(西田尚美)
灰原 慎之介(青木崇高)

千川(滝沢カレン)
笠井(ナオト・インティライミ)
坂田(池谷のぶえ)
相場(Kaito)
区役所職員(前野朋哉)
谷部長(金子昇)

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