『なつぞら』第152回 感想~原画がドボン

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第152回(最終週)「なつよ、あっぱれ十勝晴れ」

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「大草原の少女ソラ」を見た泰樹(草刈正雄)は翌日、「雪月」のお店に向かった。
パフェを食べながら”大草原のソラ”を見たかととよに訪ねる。
「朝日を思い出した。」
開拓時代、この土地を捨てようと何度も思った。
朝日に救われた。
朝日に励まされた。
ここで頑張ろうと思えた・・。
「そんな朝日をなつが見せてくれた。」
「夜明けに感動したのかい?
まあね。
夜明けに励まされるってことは何度もあったね。」
「なつはそういうもんを作ってるんじゃ。」



梅雨に入る頃、「大草原の少女ソラ」も大詰めを迎えていたが、放送前日完成することが当たり前になっていた。
なのに町田が外注から引き取ってきた原画を水たまりに落とす。
外注にはもう頼めない。
マコプロのみんなで頑張るしかない。
茜が「もう限界だ!」と言い出す。←ごもっとも!
しかしなつは
「ワタシも手伝うから大丈夫!」
と言いだし、視聴者の期待に応えなければいけない!と言い出す。
手は抜かない、頑張る!
みんなの腕は上がっている。
同じクオリティでも早く描ける!
よし!頑張ろう!
よし!頑張ろう!
よし!頑張ろう!

下山くらいは茜をフォローしてくれるのかと思いきや、
”娘は一晩くらいお母さんに任せよう!”
といい加減なことを言い出す。

茜、いたたまれなくなり、
「すみません」
と泣き出す。
そんな茜を励ますこと泣く
「みんなでやりましょう!」
となつ。

徹夜になってしまったマコプロ。
なつは優が起きる前に帰宅し、またマコプロに戻る。
坂場は声優のアフレコに付き合うが絵はまだまにあっていない。



ブラックな職場。
茜ちゃん、可哀想。
夫までブラック側に。
「一晩くらいお母さんに・・・」
ってアンタの母親ちゃうやろ?
ってか、5時までに帰る約束だったんじゃ・・・、
誰かが倒れたら終わりやな。
一週くらい総集編で乗り切って貰うことはできないのか(苦笑)

ブラック過ぎる現場といえば、「史実だ」って言われるかもしれないが、みんなで頑張ろう!
気合いの搾取。
これはちょっと(苦笑)

もう火曜日なのに普通に「ソラ」の最終回を迎えて欲しかったわ。
それだと尺が持たなかったの?
あと、5日なのに。

だいたいさ、町田くん。
雨なら原画は防水鞄に入れない?
原画を手に抱える?
防水でなくとも、せめて鞄にいれないか?

昭和50年。
鞄がなくてもビニール袋、普通にあったやろ。
原画って大切なもんでしょ?
大切に扱わないの?
外注したものだから?
それともこれも史実なんだろうか。
だとしたら、あまりにもバカ過ぎる。



十勝のとよと泰樹の会話。
「私が好きなら好きって言えばいいべさ。」
「・・・口が裂けても言えん。」
泰樹さん・・・否定しなかった(爆)
好きは好きなのかな。
同志ってヤツでしょうか。
ま、お互い連れ合いに先立たれて、十勝と帯広と離れていても関係が続いているんだから、仲良しなんだよね(笑)

草刈さんも高畑さんも老け演技が素晴らしい。
パフェを食べる草刈さんの手が震えていた。
老人性の・・・。
あんなデカくて、渋い90才はいないと思うが・・・・いた!
なつが思いを込めて作ったアニメ。
脚本も演出も坂場のはずだけど、なつの自伝的アニメ(苦笑)
なつが込めた思い以上のものを泰樹が感じている。
泰樹、照男となつを結婚させようとしたときは、血迷っているな!って思ったけど、良いじいさんだ。

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「なつぞら」感想はコチラ→

主題歌:スピッツ「優しいあの子」

キャスト
奥原なつ・・・・広瀬すず(幼少期:粟野咲莉)
奥原咲太郎・・・岡田将生(幼少期:渡邉蒼)
奥原千遥・・・・清原果耶(幼少期:田中乃愛)
柴田泰樹・・・・草刈正雄
柴田富士子・・・松嶋菜々子
柴田剛男・・・・藤木直人
柴田照男・・・・清原翔(幼少期:岡島遼太郎)
柴田夕見子・・・福地桃子(幼少期:荒川梨杏)
柴田明美・・・・鳴海唯(幼少期:平尾菜々花)
小畑雪之助・・・安田顕
小畑とよ・・・・高畑淳子
小畑妙子・・・・仙道敦子
小畑雪次郎・・・山田裕貴(幼少期:吉成翔太郎)
山田天陽・・・・吉沢亮(幼少期:荒井雄斗)
山田陽平・・・・犬飼貴丈(幼少期:市村涼風)
佐々岡信哉・・・工藤阿須加(子供時代:三谷麟太郎)
大沢麻子・・・・貫地谷しほり
坂場一久・・・・中川大志
神地航也・・・・染谷将太
三村茜・・・・・渡辺麻友
森田桃代・・・・伊原六花
下山克己・・・・川島明(麒麟)
井戸原昇・・・・小手伸也
露木重彦・・・・木下ほうか
大杉満・・・・・角野卓造
亀山蘭子・・・・鈴木杏樹
前島光子・・・・比嘉愛未
茂木一貞・・・・リリー・フランキー
煙カスミ・・・・戸田恵子
仲努・・・・・・井浦新
岸川亜矢美・・・山口智子
語り・・・・内村光良

コメント

  1. YOYO より:

    こんにちは。
    昭和50年って世の中猛烈社員ばっかですからね。そもそも週休1日だったし…ましてやクリエイティブ系は、泊まりが当たり前だったかも。
    うちの父広告デザインしてましたが週に3日は会社で徹夜だったようです。
    ま、その代わり相対的には今より実質給与は多いし、ママさん社員は超稀でしたよね。大変だったろうなーと思います。

    泰樹さん、ほんと良いじいさんで、草刈正雄も芝居がうまい。昭和50年代当時の芝居からは、こうなるとは少しも想像つかず。努力されたんでしょうね〜

    • tarotaro tarotaro より:

      YOYOさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      確かに今となってはブラック会社と言われそうな会社も多かったと思います。
      とくにアニメ業界は・・・。
      しかしあれじゃ茜さん、気の毒(苦笑)
      まずあの会社に復帰したのが間違いですよねぇ。
      「無理」って声を上げただけで、あんな風に言われたらなぁ。
      子供を一晩中預けるっていうのは、母を信頼していたとしても、気が気じゃないと思うんですが。
      仕事に没頭できるんだろうか。

      泰樹さん、あの震える手でたべるパフェ。
      いや、もう草刈正雄は素晴らしいですね。
      ハンサム=草刈正雄ってイメージ。
      少なからずワタシの記憶にもありまして。
      でも草刈sんの代表作ってあんまり思い浮かばなくて。
      「南くんの恋人」で高橋由美子のパパ役をやってたなぁって印象しかなくてw
      でもそのパパ役もとても可愛かったんですけど。
      おじいちゃんが出ていると「なつぞら」も面白く感じます。

  2. takahashi1300 より:

    tarotaroさん
    北海道の者です。帯広市は十勝支庁を構成する市の1つなんです。
    少々毒舌?なブログいつも楽しく拝見してます。朝ドラで母親が仕事ばかりしているのを見るとべっぴんさんのさくらを思い出してしまいます(笑)

    • tarotaro tarotaro より:

      takahashi1300さん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      帯広と十勝の距離感はわかっているつもりではありますが十勝には一度行ったことがあるんですよ。
      卒業旅行で小さく北海道を一周したので。
      毒舌のつもりはないのですが。お気に障ったことがございましたら、申し訳ありません~。