『なつぞら』第99回 感想~蘭子さんより雪次郎のほうが上手く見える。

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第99回(第17週)「なつよ、テレビ漫画の幕開けだ」

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主役に抜擢された雪次郎は蘭子からの居残り稽古でしごかれる。
初めて会ったときに、蘭子の演技にはアマチュア精神を感じるとと言っていた雪次郎。
その真意を尋ねる蘭子。
「アマチュア精神を持って芝居をしろ。
普通の人間として喋れ。」

高校時代の演劇部の顧問に指導されたと話す雪次郎。
そしてそこにいる人のようにセリフを言う蘭子にアマチュア精神を感じたという。

蘭子は昔、大先輩に同じ事を言われたと言う。
「新劇で一番大事なものはアマチュア精神だ。」
そして徹底的に仕込んでくれた。

「男の先輩ですか?」
「もう。。。死んだけどね。」

広島の原爆で亡くなったらしい。
「蘭子さんはその人のことを・・・。」
蘭子はあの人と同じ事番を言った雪次郎に
「あの人の分も生きて、頑張って欲しいのこれからも。」
「わかりました。」



一方、新作「百獣の王子サム」の制作をしているなつ。
映画とは違い、簡略化された原画を創る。

サムの悲しい表情は涙だけをこぼす。
その表現法に坂場が興奮。

「歌舞伎の演技のように」
省略された絵でも、東洋動画のアニメーターは、演じるという能力がある。
動きは押さえてもアニメーターの感情は抑えることはない。
誰も返事をしないのに話し続ける坂場。
「腐らずにやってください。」

・・・坂場なりにアニメーターを励ます。
なつは「別に腐っていませんけど・・・」と呟く。

そして雪次郎主演の舞台の幕が上がる。
客席にはなつ、坂場、茜、マダム、亜矢美、咲太郎がいる。



劇中劇って、よっぽど上手くやらないとなぁ。
見る限り、鈴木杏樹より雪次郎のほうが上手く見えちゃったけどなぁ。
なんだろう。
鈴木杏樹はこういう役・・・似合わない。
笑顔が嘘くさくみえちゃって。
すっごく綺麗なんだけど・・・歌番組の司会などをやってたからかなぁ。
「相棒」だと癒やされるその笑顔も、新劇女優の笑顔とはちょっと違う気がする・・・。
優しすぎて、綺麗過ぎて、すごみがないんだと思う。
「なつぞら」だとマダムの役のほうが鈴木杏樹かなぁと。
ほんで、なんで鈴木杏樹の師匠とも言える大先輩の分を雪次郎が背負わなくてはいけないのか。
よくわからない・・・。

亜矢美さんの観劇スタイル(羽根つき帽子)につっこみたくなるものの・・・他はあっさりと進んでいる。
失速というか。

坂場の屁理屈。
きっとモデルの高畑勲さんもかなりの理屈言いだったんだろうけどさ。
それを脚本にするのって難しいよねぇ。
単純な屁理屈じゃアレだし、難しすぎてもアレだし。
で、結局、坂場の屁理屈に「なるほど!」って思ったことないのよねぇ。

今週・・・なんも動かないね~。

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「なつぞら」感想はコチラ→

主題歌:スピッツ「優しいあの子」

キャスト
奥原なつ・・・・広瀬すず(幼少期:粟野咲莉)
奥原咲太郎・・・岡田将生(幼少期:渡邉蒼)
奥原千遥・・・・清原果耶(幼少期:田中乃愛)
柴田泰樹・・・・草刈正雄
柴田富士子・・・松嶋菜々子
柴田剛男・・・・藤木直人
柴田照男・・・・清原翔(幼少期:岡島遼太郎)
柴田夕見子・・・福地桃子(幼少期:荒川梨杏)
柴田明美・・・・平尾菜々花(幼少期:吉田萌果)
小畑雪之助・・・安田顕
小畑とよ・・・・高畑淳子
小畑妙子・・・・仙道敦子
小畑雪次郎・・・山田裕貴(幼少期:吉成翔太郎)
山田天陽・・・・吉沢亮(幼少期:荒井雄斗)
山田陽平・・・・犬飼貴丈(幼少期:市村涼風)
佐々岡信哉・・・工藤阿須加(子供時代:三谷麟太郎)
大沢麻子・・・・貫地谷しほり
坂場一久・・・・中川大志
神地航也・・・・染谷将太
三村茜・・・・・渡辺麻友
森田桃代・・・・伊原六花
下山克己・・・・川島明(麒麟)
井戸原昇・・・・小手伸也
露木重彦・・・・木下ほうか
大杉満・・・・・角野卓造
亀山蘭子・・・・鈴木杏樹
前島光子・・・・比嘉愛未
茂木一貞・・・・リリー・フランキー
煙カスミ・・・・戸田恵子
仲努・・・・・・井浦新
岸川亜矢美・・・山口智子
語り・・・・内村光良

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