僕たちの新しい始まり
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<美路人と自分をわけてみたとき
僕には一体何がのこってるのだろう>
洸人(柳楽優弥)は気付いたら東京の、中退した大学の前にいた。
工藤楓(桜井ユキ)から今回の事件をまとめた記事を読んで欲しいと渡される。
また学び直せば良いのではないか?と背中を押される。
帰ってきた洸人に美路人(坂東龍汰)は
「明日は一緒にいますか?」
と聞く。
「大丈夫だよ」
と返す洸人
「おやすみなさい」
船木真魚(平井まさあき)からみっくんの1000人画廊の絵が完成したことを聞いた洸人は、後日、みんなで見に行く。
「わぁ!」
ライオン(佐藤大空)が喜び、愛生(尾野真千子)が写真を撮ろうと言うがみっくんは
「違います。」
「何が違うの?」
「違います・・・違います」
立ち去るみっくん。
「みっくん待ってよ、どこ行くの?」
ライオンが追いかける。
寅じい(でんでん)の店。
フライパンを振っていると寅じいがぎっくり腰になり、代わりに愛生がフライパンを振る。
みっくんの様子はおかしい。
夜
「何かお悩みなら話だけでも聞きましょうか?」
「なんか姉みたいだね・・・
これからのみっくんと僕を想像したとき、みっくんには絵って武器があるけど、僕には何にもないから
将来のことを考えたら離れてみたほうがいいかもしれない。
でも現実はそうはうまくいかないだろうし。
やっぱりまだそのタイミングじゃないのかなぁって」
「洸人が家を出て行ったのは、自分のせいだと思ってた
自分は面倒臭いから、お兄ちゃんが出て行ったんじゃないかって
そんなことないよって言ったけど、どれだけ近くにいてもお互いが何を思っているかなんてわからない。
思いは言葉にしてちゃんとぶつけないと」
「そうだね。」
貞本洋太(岡崎体育)から結婚10周年パーティのお誘いメールが来る。
指定された場所にみっくん、ライオンとともにやってきた洸人
貞本の兄が挨拶するはずが、渋滞に巻き込まれて来れない。
貞本が洸人を担ぎ出す。
「結婚10周年おめでとうございます
貞本の家族は幸せを絵に描いたような家族というか。
いつも仲が良くて羨ましいです。
貞本は奥さんやお子さんの話をとても嬉しそうにしてくれるんですけど、僕は・・・。
僕は自閉スペクトラム症という障害を持つ弟のことをあまり話したことはなくて
聞かれてもなんとなく言葉を濁してました。
でも家族への感謝の気持ち。
愛する気持ちはしっかり言葉にしなければいけないと貞本家の皆さんに教えて貰ったので、
今日はこの場をお借りして弟に伝えます。
僕はみっくんの優しいところが大好きだし、みっくんの絵が大好きです
僕には何にもないので、今までみっくんの才能に嫉妬したこともあったけど、今はみっくんのことを心から尊敬しています
今まで一人ではどうにもできないことをみっくんのおかげで乗り越えることが出来ました
僕にとって弟はこの先もずっとずっと自慢の家族です。
ありがとう。」
拍手
「小森!最高だ!」
貞本が声をかける
1000人画廊にやってきた洸人、みっくん、ライオン。
みっくんの絵は完成していなかった。
「お兄ちゃんも描いてください」
「僕も描く!」
ライオンが絵を描いているのを見ている二人
「お兄ちゃん東京の大学に行って、勉強し直そうと思う。」
「東京の大学?」
「家を出て、東京で独り暮らししようと思うんだ。
ずっと迷ってたけど、この絵を見て決めた。
みんなと離れて暮らすことになるけれど、僕たちのプライドはずっとここにあるからね。
離れていてもずっとプライドの仲間だよ。
いいかな?」
「はい。同じプライドの仲間です。」
「ありがとう。」
「できた!」
ライオンが二人を呼びにきた。
「完成です」
「みっくん、お兄ちゃんのウミネコ下手クソかな?」
「はい。下手クソです。」←食い気味で
ウミネコが鳴く。
寅じいの店
「洸人いいじゃん。
思い切ったね。これからのことは任せて」
「洸人が大学行く頃は、小僧も小学生だな」
寅じいが笑う
「ランドセル買わないと、何色が良い?」
「ライオンの色!」
「ライオンの色はたくさんあります」
片付けをしている愛生
「仕事はどうだい。
見つかりそうかい?」
「あれだけの事を起こして警察沙汰になったし。
なかなか難しいですね」
「まぁ、すっかり有名になったもんな」
「今は一緒に暮らせるだけで幸せです。」
「愛生ちゃん、うちで働かねえか?
腰のこともあるけどよ
週末だけでも店開けたいと思ってたんだよ」
「いいんですか?」
「もちのロンだよ!」
夜、寝付けないみっくん。
そして朝
「4月からアートグループホームに住みます。」
「みっくん、これプレ体験ではなくて、ずっとここに住むってことだよ?」
「チャレンジします。」
「みっくんできるの?
ウミネコの鳴き声
「ウミネコです!」
洸人最後の出社。
貞本に花束を渡される。
牧村から合格祈願のお守りを渡される。
「俺も榮太郎から渡せって言われてたんだ」
洸人にメダルを渡す貞本。
「毎週末ショッピングでそっちに行きますから」
「多いな。」
みっくんのホーム入所準備が進められる。
担当者と面会する洸人とみっくん。
「鳥羽さんは僕のファン28号です。」
「ホームではサポートはしますが、基本的な身の回りのことは自分でやって貰うことになります。」
「頑張ります。」
「小野寺武宏(森優作)さんも一緒です。」
「4月からお待ちしてます」
「ライオンは4月から小学生です。
お兄ちゃんは4月から大学生です。」
「ご家族の新しい門出を心からお祝いします。」
「では宜しくお願いします」
<何度も通ってきたこの道を
僕たちはあと何回一緒に歩けるのだろう。>
夜、雪が降る
チャイムが鳴る
「メリークリスマス」
「うわサンタさんだ!」
「寅じいです。
寅じいがサンタさんになってます」
クリスマスパーティ!
ライオンにはライオン色のランドセルのプレゼント
正月 初詣。
柚留木(岡山天音)に白いスウェットとクリスマスの写真が差し入れられる←多分愛生から
橘祥吾(向井理)は懲役3年の実刑判決
洸人は大学合格
「東京行くの怖いですか?」
「不安だけどわくわくしてる
みっくんは?」
「不安だけどわくわくしてます。」
「一緒だね。
連絡はこまめに取りあおう。」
「こまめには・・・毎日ですか?
毎日送ります」
「みっくん・・・大学に勉強したあとにやりたいことがあるんだ
本に関わる仕事をして、いつかみっくんの絵を集めた本を出したいんだ」
「はい 良いと思います。
僕はお兄ちゃんのファン1号です」
4月 ウグイスが鳴く
3人を見送る愛生
「じゃああとはよろしく。」
「なにそれ。
行ってらっしゃい」
「じゃあ、ここでバイバイ。
またねライオン。」
「ライオン、さよなら。」
「またね。行ってきます」
ハイタッチして登校するライオン。
「よし、みっくん行こう」
<またいつか荒らしに突然巻き込まれることがあるかも知れない
でも僕たちならきっと。>
バス停
「みっくん。
じゃあ またね。」
「はい。」
ハイタッチする二人
終わったね~。
貞本の結婚10周年パーティって訳わからんパーリーw
幸せいっぱいで、自分が不幸なら絶対参加したくないパーリーww
でもいつでも洸人は行くんだろな。
そして貞本の人柄はならではのパーティなんだろうな
そのスピーチ。
めっちゃ泣いてしまった。
洸人はみっくんに嫉妬もしてたのね。
兄弟だから複雑よね。
みっくんは絵の才能があるし、いつまでも純粋。
でも洸人にはその優しさがあるじゃないか。
自慢の家族なのはみっくんもよ。
みっくんもそう思っているし。
小さい頃いけずだった姉ちゃんもそう思ってるだろうw
みっくん中心に生きてきたんだから、みっくんと離れたら何もないと思ってしまうのは・・・鳥の巣症候群みたいなもんかな。
でもちゃんと言葉で伝えて、ちゃんと愛情を確信できて、晴れやかな顔になって、何か決心したみっくん。
ホームに住む。
今のみっくんなら、住めるような気がする。
小野寺さんもいるし。
そしてみっくんもやる気に満ちあふれている!
ライオンも可愛かったなぁ~。
オノマチも安定感ありあり。
そして向井理、実刑3年か。
罪状がよくわからないので・・・なんとも言えないw
岡山天音くんは起訴されたのか不起訴なのか。
ちょっとわかりません。
こちらも罪状がよくわからないので。
出来たら・・・出来たら知りたかったですよw
3年経って、ライオンに会いに来ることがありませんように。
愛生も言っていたけれど、偽装死なんてしちゃったもんだから・・・
これからライオンの学校での立場がどうなるか。
ライオンがいじめられませんように。
そしてでんでんのお店が繁盛しますように!!
ライオンは愛生と二人きりより、洸人やみっくんと一緒にほうがすこやかに育ちそうではあるんだけど・・・。
いつかまた家族が同じプライドで暮らせたら良いなぁ。
貞本もいいヤツだったし、牧村さん、洸人のことが好きだったと思うんだけど、告白しなかったね。
施設の担当者は三戸なつめさんだったことに後から気付く。
旅立ちの日。
今回は黙って離れたわけじゃないからね。
みっくんは泣かないけど、ワタシは泣いてしまったよ。
今年の金曜ドラマは2勝2敗w
また見たいけど続編はないだろうな。
柳楽くんの演技力はもちろんですけど、坂東龍汰くんはもっともっと忙しくなりそうだな。
「きのう何食べた?」
もめっちゃ良かったんですが(なのに映画だけは松村北斗くんにスイッチされるという煮え湯を飲まされる)、何者にもなれる彼には脱帽。
そしてライオンくんもまた見たい。
ワタシはロン毛のライオンが好きなので、また髪の毛伸ばして欲しいw
ライオンの隠れ家 第1話 ネタバレ 感想~尾野真千子が愛生なのか
ライオンの隠れ家 第2話 ネタバレ 感想~天音は何者?なぜ白装束
ライオンの隠れ家 第3話 ネタバレ 感想~向井理の胡散臭い笑顔
ライオンの隠れ家 第4話 ネタバレ 感想~オノマチ生きてるけど
ライオンの隠れ家 第5話 ネタバレ 感想~息子を殺したという嘘
ライオンの隠れ家 第6話 ネタバレ 感想~向井理のDVが怖い
ライオンの隠れ家 第7話 ネタバレ 感想~みっくんの成長とオノマチ釈放
ライオンの隠れ家 第8話 ネタバレ 感想~愛生とライオンが失踪
ライオンの隠れ家 第9話 ネタバレ 感想~再び監禁されるオノマチ
ライオンの隠れ家 第10話 ネタバレ 感想~DV夫逮捕。洸人はどこへ?
主題歌 :Vaundy「風神」
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キャスト
小森洸人(柳楽優弥/幼少期:大角英夫)
小森美路人(坂東龍汰/幼少期:加藤竣志)
ライオン(佐藤大空)
牧村美央(齋藤飛鳥)
貞本洋太(岡崎体育)
工藤楓(桜井ユキ)
天音悠真(尾崎匠海/INI)
高田快児(柿澤勇人)
船木真魚(平井まさあき/男性ブランコ)
小野寺武宏(森優作)
須賀野かすみ(入山法子)
吉見寅吉(でんでん)
X/ 柚留木(岡山天音)
小森恵美(坂井真紀)
橘祥吾(向井理)
橘愛生(尾野真千子/少女期:宮﨑優)
コメント
どのキャラの「その後」もキッチリ描いてくれたことにまず満足。
それから牧村の「意外と素っ気ない別れ方」、ベタベタせずに主人公を「リスペクト」していたようにも見えて、これまた納得。
ドラマでも映画でもイケちゃうような秀作だと思えました。
次期には日曜劇場が松坂くん主演ですし、「ゆとりですがなにか」の主要三名、相変わらずの安定感ですw
(ドラマファンとしては松坂&吉岡里帆ちゃんで「ゆとりですがなにか」再び、松坂with北村一輝さんで「ダンダリン」再びとワクワク感半端ないっす。生徒役)
ノンルールさん、コメントありがとうございます。
希望あるラストで良かったです。
毎週ワクワクして、金曜の夜が楽しみでした。
ライオンの将来はちょっと心配だけど、寅じいもいるし大丈夫かな・・・と。
最終回は最初から涙腺崩壊でした。
映画夏目アラタの結婚の柳楽優弥さんがすごく良くて、同じ頃秋ドラマで主演と知り、それだけで見始めたのですが、今年いちばんはまったドラマになりました。
背負ったものが重くてきついと思っていたけど、それが支えなのかもっていうのが今の自分に刺さって、最後はもう号泣(T-T)
すべての俳優さんが役にピッタリですごく上手くて、キャスティング素晴らしかったし、映像も音楽も良かったです。
ぜひとも映画制作してほしいです。
みっくんの絵は私が住んでいる市内在住の方が描かれていて、以前から市役所に展示してあり、行くたびに良い絵だなって思っていました。
ドラマ終わってさびしいので見に行ってこようかなぁ。
sachiさん、コメントありがとうございます。
洸人はずっと自分のことを可哀想だと思っていたところがあったのかもしれないですが、みっくんに支えられていたってことに気付いたのかもしれないですね。
みっくんも自分より小さいライオンとのふれあいで成長して。
キャストみなさん、ホントに良かったです。
今後も気になるけれど・・・。
みっくんの絵を間近で見られるなんて、羨ましいです!
生命力がある絵ですよね。