最大の嵐…愛の掛け違い
あらすじはコチラ→☆
船木(平井まさあき)がアートグループホームの新事業を立ち上げ、そのプレ体験に美路人(坂東龍汰)が一泊のプレ体験を希望した。
驚いた洸人(柳楽優弥)はみっくんに話を聞く
「大丈夫です。
小野寺さんも行きます。
お兄ちゃん、ライオン助けます」
「お兄ちゃんの・・・ため?」
「ライオン会いたいです。
プレ体験、いきます。」
<ずっと支えているのは僕の方だと思っていた。>
朝
「お兄ちゃんは頑張ります!」
みっくんとハイタッチして見送る。
<でも今は・・・僕が美路人に背中を押されている>
洸人は柚留木(岡山天音)に連絡を取る。
「ライオンが持っていたぬいぐるみなんですけど、盗聴器が・・・」
音声は聞こえないが位置情報はわかる 柚留木(岡山天音)
「ぬいぐるみだけ置いて家にいないんでしょうか
それとも・・・」
柚留木と落ち合うことにした洸人
「声が聞こえはじめました。」
しかし愛生の声が一切聞こえてこない。
柚留木は橘家に向かうことにした。
洸人はライオンの場所へ。
工藤楓(桜井ユキ)に尾行を手伝って貰う
その頃ライオンは橘祥吾(向井理)を連れて自分が生まれ育った施設へ。
ライオンはトイレに行きたい。
あれ食べたいとなんとか時間稼ぎ
ライオンのライオンのぬいぐるみの中のメモ帳には
「ライオン、ぜったいむかえにいくからね。
ひろと みちと」
と言う手紙があった。
ライオンは会いたいなと思う
洸人と工藤が祥吾とライオンに追いつく。
警察に通報し、警察がきたら案内するために工藤は駐車場に残る。
「パパが昔住んでいた場所だよ。
パパの場所はもうどこにもないんだな。
行こう
愁人とここに来られて嬉しいよ。
愁人くらいの頃、ここでお父さんとお母さんを待ってた」
「パパのパパとママいなくなっちゃったの?
戻って来た?」
「愁人はパパといてくれる?
この先もずっと」
答えられないライオン。
「行こう。」
「嫌だ、行きたくない。
嫌だ嫌だ」
「ライオン!」
洸人がライオンを抱きしめる
「なんなんだよ」
「これ以上、この子を巻き込まないで下さい」
「あなたには関係ないでしょう」
「関係ないでしょうライオンは
あなたがこれまでやってきたこともこれからやろうとしていることも
この子には関係ない。」
「昨日今日家族になったあなたに何がわかる。
家族のためにだけに生きてきたんだ
そのために全部やってきた。
あなたには到底わからない。
行こう。」
洸人を殴り、ライオンを掴む
「わかりたくないですよ
わかりたくないのに
きっと僕も同じ間違いをするのかもしれません
相手のためそう言いながら
結局は自分の為に相手を縛って
家族だからって
純粋に愛してきた時
素直な思いやりだけ持っていた時が
それがどんどん掛け違って
あなたはホントは気付いてるんでしょう」
「だからあなたに何が」
「楽ですよ
気づかないまま終わらせられたら。
でもきっと。
それじゃダメなんです。」
「僕は 別に今だってただこの子を愛・・・」
涙いっぱいのライオン
パトカーのサイレンが聞こえる
「ライオン、よく頑張ったね。
よし、行こう。」
救急車で運ばれた愛生を見舞う柚留木
「橘祥吾が逮捕されたそうです。」
「愁人は?」
「無事です
弟さんとこっちに向かっています」
ホームのみっくん
「みっくんはここに住みたいですか。」
小野寺さんが訊ねる
「ここには住みません。
お兄ちゃんとライオンとずっと一緒はいます。
小野寺さんはお兄ちゃんがいますか?」
「弟がいます。
東京に行きました。
僕のことは面倒くさいです
僕には会いません
今日はいつか一人になるときの練習です
お父さんとお母さんがよく行ってますよ。」
「ひひひひ一人になりません。
お兄ちゃんがいます。」
ライオンを連れて病室にやってきた洸人
「ママ大丈夫」
「愁人・・・」
見届けた洸人はみっくんに電話
「そっちどう?
楽しめてる?」
「寝る時間です」
「明日、ライオンと一緒に帰れることになったよ
家にかえりますか?
ライオンが家に帰りますか?
ライオンに会いたいです」
「ライオンも喜ぶよ」
「お お兄ちゃんがんばりました。
お兄ちゃん、ライオン助けました
お お お お お兄ちゃんおやすみなさい。
寝ます」
愛生の取材に行く楓
「偽装死に至った背景と今日に至るまでのこと・・・」
「お伺いしてもいいですか
柚留木さんと連絡おとって」
「音信不通になりました?」
工藤楓は柚留木のことを調べていた。
柚留木も愛生と同じだった。
父親からDVを受け、母と一緒にシェルターや施設を渡り歩いた
母は中学生で亡くなった
精神疾患もあり、過労で。
「もしかしたら、愛生さんと愁人くんに自身や母を重ねていたのではないかと・・・」
柚留木に会いに行く愛生
「ごめんなさい。
居場所を探るようなことして。
でもお礼くらい言わせてよ」
「今思えば不手際が多くて
依頼人に直接会うのははじめてで」
「これらどうするの?」
「わかりません。」
「ずっと気になってたこと聞いていい?
なんでいつも白なの?
言いたくなかったらいいんだけどさ」
「母親が・・・黒い服が嫌いだったんです。
いや・・・嫌いと言うか怖かったんです。
黒が」
「白い色って浄化とかリセットとか
過去から解放されるって言う意味があるらしいよ。
あと純粋とか正義とか・・・ちがったかな?」
「あいまいだな」
「似合ってるよ
あなたは心の奥があったかくても素敵な人だと思うから。」
スマホを渡す
「私、しばらく弟たちの家にお世話になることになった。
あの家にいると思う。
だからさ、気が向いたら、フラッと帰っておいでよ」
「帰るって家族じゃないんですから」
柚留木を抱きしめる愛生
「ありがとう。」
「ただいま。
おじゃまします」
愛生が戻って来た
「ママ、お帰り」
夕飯には寅じいがカニを持ってやってきた。
「愛生ちゃんの快気祝いだ」
「こんなに幸せで良いのかな」
「今まで苦労してきたんじゃないかよ
その分幸せになれよ」
夜 愛生が洸人に感謝する
「この家に呼んでくれてありがとう。
柚留木さんのことなんだけど・・・
警察にいったみたい。
彼なりの再スタート。
洸人にも感謝してた。
だから伝えておく」
朝
愛生が家事を済ませている。
一緒に朝食をとる。
愛生はいろいろ手続きがあるからとそそくさとライオンと出て行く支度をする。
洸人は自由にゆっくりしていても良いと言われる。
みっくんの見送りも愛生がしてくれる。
”今日の夜 貞本洋太(岡崎体育)さんと三人で飲みに行きませんか?”
牧村美央(齋藤飛鳥)からのメール。
しかし断った洸人
愛生はせっかく誘われたんだし行ってくれば?と言う。
みっくんはライオンと遊んでいる。
居酒屋に行く。
「あれ?テンションン低め?」
「飲みに来るなんて大学以来だから正解がわからない
逆にどうしたら良いかわからなくて」
みっくんのLINEの返信がないのも気になる。
それから・・・自由な時間になにをしていいかわからない洸人。
そしてある日。
みっくんのお迎えに来ない。
一人で家に帰ったみっくんは不安で落ち着かない
濃密な時間だったわ。
なんて言うか・・・何回も泣いちゃって。
柚留木も気の毒だったな。
一番気の毒だったよ。
違法なことはしてたから・・・警察に出頭したんだろうけど。
でも・・・起訴されるような悪い事はしていないと思いたい。
ムカイリには・・・あんまり同情はできないよ。
気の毒だと思うけど・・・。
でも子供を痣が出来るほど殴るなんて、人間じゃない。
同じように両親がいない柚留木と祥吾だけど、被害者を助ける柚留木と、DVに走る祥吾と・・・。
今日は解決して幸せな日々を少し堪能できるのかと思っていたら・・・。
お兄ちゃんいなくなっちゃった。
もう公務員に復職しないつもりなんだろうか。
突然の別れなんて嫌じゃん・・・。
このまま姉と弟と甥っ子と住めない?
もちろん、好きな人ができたら結婚して・・・。
洸人、自分の夢を追う?
それも良いかも・・・だけどさぁ。
洸人とみっくんをずっと見てたいんだよ。
洸人とみっくんはできるだけ一緒にいて欲しいんだけど。
洸人とみっくんはお互い依存している・・・と見る人もいるかもだけど、これは依存じゃないと思うんだけどなぁ。
小野寺さんはホームに住むのかな?
小野寺さんのこともちょっと気になっちゃう
来週は最終回。
とってもとっても寂しい。
みんながバラバラにならないで欲しいなぁ。
そして・・・ムカイリはどうなるのか?
とりあえず暴行で逮捕?
それとも政治家関係?
そっちもスッキリしたい。
ライオンの隠れ家 第1話 ネタバレ 感想~尾野真千子が愛生なのか
ライオンの隠れ家 第2話 ネタバレ 感想~天音は何者?なぜ白装束
ライオンの隠れ家 第3話 ネタバレ 感想~向井理の胡散臭い笑顔
ライオンの隠れ家 第4話 ネタバレ 感想~オノマチ生きてるけど
ライオンの隠れ家 第5話 ネタバレ 感想~息子を殺したという嘘
ライオンの隠れ家 第6話 ネタバレ 感想~向井理のDVが怖い
ライオンの隠れ家 第7話 ネタバレ 感想~みっくんの成長とオノマチ釈放
ライオンの隠れ家 第8話 ネタバレ 感想~愛生とライオンが失踪
ライオンの隠れ家 第9話 ネタバレ 感想~再び監禁されるオノマチ
ライオンの隠れ家 最終話 ネタバレ 感想~また同じプライドで暮らせたら
主題歌 :Vaundy「風神」
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。
キャスト
小森洸人(柳楽優弥/幼少期:大角英夫)
小森美路人(坂東龍汰/幼少期:加藤竣志)
ライオン(佐藤大空)
牧村美央(齋藤飛鳥)
貞本洋太(岡崎体育)
工藤楓(桜井ユキ)
天音悠真(尾崎匠海/INI)
高田快児(柿澤勇人)
船木真魚(平井まさあき/男性ブランコ)
小野寺武宏(森優作)
須賀野かすみ(入山法子)
吉見寅吉(でんでん)
X/ 柚留木(岡山天音)
小森恵美(坂井真紀)
橘祥吾(向井理)
橘愛生(尾野真千子/少女期:宮﨑優)
コメント
先日終了した「3000万」と同じような視聴者に丸投げのラストがやるせなかったですね。
後半の「平和なひと時」...ずっとは続かないんですかね?
主人公が疲れ果ててしまっていたのを柳楽優弥さん、さすがの演技でしたね。
隙が無く作りこまれている本作、次回が最終回。寂しいですね。
ノンルールさん、コメントありがとうございます。
バッドエンドはないはずなんで気が楽です。
みんなが成長するラストが楽しみです。