時を超えた信念の果て〜父娘の愛が起こした奇跡
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接見室
京子(西田尚美)の前に心麦(広瀬すず)と松風(松山ケンイチ)
「教えてください。
何があったのか全部
私は知らないといけない。
あなたの娘として」
「あの子はゴミの中で死んだ」
回想
ゴミだらけの部屋にいる幼い日の京子
弟が餓死した
2000年
赤沢(藤本隆宏)と結婚して守が生まれた
この子だけは幸せにする。
お金さえあればあんなことはもう起きないと思った。
働きに出たいという京子に反対する赤沢
幼馴染の育美(池谷のぶえ)と会社を立ち上げた。
赤沢には内緒で。
林川安成(野間口徹)は出資してくれた。
そのうち不倫関係になった京子と康成。
赤沢と別居し離婚するつもりだった。
そんな時、妊娠。
安成は一度、林川家に赤ちゃんを迎え入れたいという
林川家の体裁もある。
しばらくして離婚が決まったと言われた。
22年前のあの日
離婚が決まったと林川家に安成と歌と訪れた京子
母の首をロープで絞める安成の妻・里子
<悪いのはあんたたち
私から奪おうとしたでしょ。
子供たち>
安成の妻は子供二人を殺していた
里子は安成に襲いかかる。
抵抗した安成は里子の首を絞め殺す
安成は自分の首を絞めようとする
必死で止める京子
<こんなことを世間に知られたら林川家は終わりだ
手伝ってくれ。全員死んだことをにする>
<歌はどうするのよ!あなたの子でしょう>
しかし手伝ってくれと言ってきかない安成
安成の首にロープをかける京子
全員の遺体が螺旋階段にぶら下がっている
<京子 ありがとう…>
飛び降りる安成
歌と戻れる場所はなかった。
赤沢から歌を山下夫妻の子どもにすると聞かされた。
全部忘れようと思って生きてきたが、遠藤友哉も山下春生も事件を調べ始めた。
明るみに出ると家族が終わってしまう。
隠ぺいには協力者が必要だった
「私は目の前のものを…」
「もういいです。もう
父の最期は…教えてください」
係員が入ってきて時間だと京子を促す
出ていく京子
法廷
傍聴席に心麦、松風、波佐見幸信(森崎ウィン)
少し離れて神井(磯村勇斗)
すべてが始まったこの場所(林川家)で死のうと思っていた京子。
喉にナイフを突き刺そうとすると、止めに入った赤沢の胸にナイフが刺さる
<頼むからいかないでくれ。
守のためにも…>
言い残した赤沢
2024年12月24日
あの日 春生から電話があった。
東賀山事件のことで話があると言われた。
山下の家に向かうと力郎が冤罪だという
林川安成と関係があったことも知っていた。
事件があった日 あの近くで聞き込みをしていた。
無線が入り一人で林川家に向かった春生
中から赤ん坊の泣き声がした。
凄惨な現場だった。
赤ん坊の元へ向かう。
床に置かれた歌を白い手袋をしていた手で抱き上げる。
<どうなってんだよ>
2階からオルゴールの音がした。
ベビーベッドに歌を寝かせた
しばらくして赤沢らがやってきた。
ほかの刑事は2階で赤ちゃんを見つけた
力郎の供述は間違っていなかった。
1階に赤ちゃんがいたのに。
自分が遠藤力郎(酒向 芳)の供述を捻じ曲げてしまった。
一通り話終わると京子に
<あなたの知っていることを教えてくれないか
あなた自身の口から真実が聞きたいんだ
もう心麦に嘘をつくのはやめた。
私もあなたもあの子の親だから>
と話す。
このことを黙っていてほしいと懇願する京子
全部めちゃくちゃになる
<めちゃくちゃになったのは力郎さんです
誇らしい父親になりたい>
<あなたも私の邪魔するんですね。>
春生の意識がもうろうとして倒れる
<もう戻れないの>
<心麦は必ずたどり着きます
あなたをクジャクを…>
春生のスマホに心麦からメール
薬で春生を眠らせたあと、火をつけた。
そして現場近くに呼び出していた遠藤友哉(成田 凌)に捜査の目が行くように仕向けた
「それがすべてです
ごめんなさい」
心麦に向かって土下座する京子
赤沢の病室
「刑事が家のことを知らなかったなんてみじめだな
全部失格だよ。俺は…」
と後輩刑事に話す赤沢
面会室
鳴川と接見する阿南由紀(瀧内公美)
「逃げるな。
言ったはずです
あなたの背中を見届けると
あなたも覚悟を持って
私の父であることを」
弁護士事務所の屋上
心麦をパラリーガルに誘う波佐見幸信(森崎ウィン)だが、心麦は大学もあるからと固辞。
松風は赤沢からの包みを心麦に渡す。
あっさりと帰って行く心麦は包みを開ける。
中には春生のスマホがあった。
「私たち夫婦は一生かけ償っていきます」←極刑じゃないかな?
スマホは京子が隠し持っていたものだった。
アルバムをみる心麦
スクロールすると最期に春生を取った動画があった。
友哉は力郎を待っていた
力郎と神井がタクシーで帰ってきた
「老けたな」
「まずはおかえりだべ
ずいぶん遅くなっちまったけど用意してたんだべ
クリスマスプレゼント」
紙袋の中には子供用の野球グラブがあった。
泣き出す二人
「よかったじゃん。友哉。念願じゃん」
「神井さん、何から何まで本当にありがとうございました」
「やめてよ、おじちゃん。そういうのは嫌だよ」
「カーブ投げられるようになったんべか?神井?」
「全然」
じゃれる力郎と神井
川辺のベンチに座って春生のスマホを見ている心麦
<心麦、もしこの動画を見つけてしまったら、今すぐ見るのをやめてください。
これは練習だからです。
心麦 ちょっと恥ずかしいんだけど
感謝の言葉…
お父さんの苦手なピーマンを細かく刻んでくれてありがとう
ストレッチをしてくれてありがとう
割り箸…あれ教えてくれてありがとう>
「私だったの?」
「そうだよ 心麦だったんだよ。
ありがとう
お父さんをお父さんにしてくれて」
森の中で向かい合う春生と心麦
「心麦、生まれてきてくれてありがとう」
スマホを抱きしめながら泣き出す心麦
おなかを鳴らす
松風がやってきた
「初めて見ました
泣きながらおなかを鳴らす人
ミシュラン級のラーメンを見つけました
今日ならおごってあげてもいいかなと」
「行きます」
野間口さんの奥さんはもうメンタルがズタボロだったんだなぁ~
そりゃそうか
産んでもいないのに体裁のために赤ちゃんだけ連れ帰った夫
発狂してもおかしくないべ。
で狂った結果の一家心中
安成(野間口徹)と京子は最悪じゃねーか。
京子さんは貧困家庭に生まれたそうだけど‥
赤沢は公務員だし。
くいっぱぐれることはないだろうに。
より金持ちと結婚したかったのか
にしても事件の日
なんで家族写真を撮影してたんだろう…。
写真撮影して離婚??
林川家理解できず。
警察は物証も出ていないのに、無理やりいの自供で力郎を起訴。
春生も案外最低だった。
今更贖罪の気持ちを表明されても…。
神井にすべて話せばいいのに、京子ごときに殺害されるなんて。わきが甘い・・
安成だけがつるされてから死んでるのもおかしいし、京子の指紋はべたべたついているはずだし。
警察…かなりの怠慢捜査だったと思う。
京子も鳴川も…ちょっと理解できない
貧乏は嫌だからと公務員より資産家の林川と不倫したのか
妻を追い出して再婚しようと安成が妻子とともに暮らした屋敷にのこのことやってくるなんて
守がそれを望んでいるのか。
しかし…安成もはっきりしない男で、ほんとに離婚が成立していたのか。
歌を林川家の実子として迎え入れるなんて。
京子は歌を取られただけで捨てられる運命だったのでは?
まぁ、妻のメンタルによって一家心中となってしまったが。
結局、子供が一番の被害者となってしまった。
いや…遠藤親子も気の毒すぎる。
今週なんて京子がメインなんで、鳴川の動機の深い部分はわからず。
鳴川は保身のためだったの?
冤罪を生み出したから?
娘のために…ってのはちょっと意味が分からなさすぎ。
神井にもっと詰めてほしかったわ。
やっぱり時間配分がちょっとなぁ。
心麦が心配。
この事件、マスコミが飛びつきそうな事件だもの。
心麦は被害者でもあり、加害者の娘でもあるからな
あ、波瑠のドラマ・アイシーと似ている(苦笑)
実の母親が養父を殺すなんて…。
しかも動機がアホ。
松風がついていてくれたら…大丈夫かな。
にしてもほんとに時間のかかった解決だったよ。
急転直下が否めず
そして10話は長いかも
わりと引っ張って引っ張っての最終回だった。
もう少しスッキリしてもいいかなって思ってしまう。
途中。全然話が進まず、雰囲気は名作ドラマで見いってはしまうんだけど…。
最終回はこんなにも駆け足だなんて。
感想はこちら
クジャクのダンス、誰が見た? 第1話 ネタバレ 感想~惨殺事件の生き残りが主人公?
クジャクのダンス、誰が見た? 第2話 ネタバレ 感想~DNA鑑定
クジャクのダンス、誰が見た? 第3話 ネタバレ 感想~ラーメン屋、死んだよね?
クジャクのダンス、誰が見た? 第4話 ネタバレ 感想~進展がないが見ごたえはある
クジャクのダンス、誰が見た? 第5話 ネタバレ 感想~お守りの中身は盗聴器かGPSか?
クジャクのダンス、誰が見た? 第6話 ネタバレ 感想~実力派・間宮啓行登場
クジャクのダンス、誰が見た? 第7話 ネタバレ 感想~鳴川の声ってさ
クジャクのダンス、誰が見た? 第8話 ネタバレ 感想~鳴川が本星!?
クジャクのダンス、誰が見た? 第9話 ネタバレ 感想~西田尚美だったか
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キャスト
山下心麦(広瀬すず)
松風義輝(松山ケンイチ)
波佐見幸信(森崎ウィン)
阿南由紀(瀧内公美)
秋貞隆雄(絃瀬聡一)
赤沢 守(野村康太)
ありさ(清乃あさ姫)
西陣 誠(斉藤 優/パラシュート部隊)
染田 進(酒井敏也)
遠藤友哉(成田 凌)
遠藤力郎(酒向 芳)
赤沢 正(藤本隆宏)
赤沢京子(西田尚美)
山下静香(仙道敦子)
木村夏美(原 日出子)
三木田辰雄(石丸謙二郎)
久世正勝(篠井英介)
林川安成(野間口徹)
津寺井幸太(鳥谷宏之)
鳴川(間宮啓行)
山下春生(リリー・フランキー)
神井 孝(磯村勇斗)
コメント
このドラマは原作本をほぼ忠実に映像化していたのですが、最終回だけは基本は原作本であっても、かなりの加筆が有った印象です。
ドラマ制作と並行して原作漫画も連載されていましたから、ドラマ最終回をどうするか?で原作本関係者とドラマ関係者でかなりの話し合いが有ったと想像します。
漫画とドラマでは表現方法が違いますから、漫画本で足りない説明をドラマが視聴者の為に補った様な印象です。
kouta IHさん コメントありがとうございます。
原作を読んでないのでわからないのですが、ドラマ制作により加筆があったとするならば、もう少し補完してほしかったです。
京子と鳴川がどうやって共犯したのか?
少なくともそのシーンは必要だったと思うけど。
それとも鳴川は共犯ではなく勝手に殺しまでやったのか
松風の父の窃盗疑惑はなんだったのか?
赤沢が陥れたのではないのか?
小さな疑問を上げればきりないですw
産婦人科医院の犬のでかい毛玉が赤沢についたのは、赤沢が犬を助けたのかとか。
わりとゆったり進んでいたのに最終回だけ犯人の独白で済ませたり、謎のまま終わったり…。
春生のやったことは許されることではないので、自分がやったことだけでもきちんと神井に言っていればなぁと言う。
ドラマはたくさんのスタッフがかかわるので、疑問が残った点については原作者と話し合いもうちょっと踏み込んで回収してほしかったです