『緊急取調室』第4話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～安くて古くてダサい女の犯罪

第4シーズン

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画期的な食品廃棄物リサイクルシステム「SY21」を開発したのは同社の専務・三上聡（内村遥）とエンジニア・橘頼子（高橋メアリージュン）メアリージュンが三上専務を殺害したのではないかと決めつける。
キントリが頼子の主治医・折原政人（甲本雅裕）立会のもと取り調べを始める。
「SY21」を開発したのはメアリージュンだけで三上は何もしていなかった。
途中でメアリージュンが興奮してしまう。
「私を殺して下さい！」
甲本雅裕医師は取り調べを辞めさせようとする
10年前、犯人が自殺したことに何年も責任を感じていた甲本雅裕医師
だからメアリージュンが大した症状でもないのに嘘に付き合った。
メアリージュンは死ぬ気なんてなかった。
チラチラ時計を見て犯行に及んでいる。
倒れたときに空気口に近づき助かろうとしている。
三上の気を惹きたかっただけだ。

「あいつは可哀想なヤツなんだ助けてやりたい。」
と奥さんにいつも言っていた三上
するとメアリージュンは三上に死んで欲しかったと言う。・
「私の手柄を奪い。女として食い物にしてきたアイツを殺したかったのだ。」
「今時そんなことで殺人する女いる？」
さらに興奮させようとする真壁有希子（天海祐希）
女はバカだって思いたい男の妄想じゃないか。
アンタみたいなのがいるから女がバカにされる。
「不倫なんてしていない
私に同情してくるアイツがウザかった。」
嘘の不倫をでっち上げた。

「独り占めしたかったのは私よ。」
三上は共同開発したと発表しようと提案。
しかしメアリージュンは自分が開発したことにして欲しいと願う。
「マイルストーンが欲しいの」
「それは事実じゃない」
「お願い」
三上に抱きつきキスしようとするが拒否され
「いいか橘
嘘はいつか君の首をしめる
君のためにならない」
と言われてしまう。

「善人面しやがって
まだ俺の女になれって言われたほうがマシ」
だから仕事の成果を搾取し、不倫をした御曹司を殺害したものの、システム開発をしたのがメアリージュンだとわかれば世間の同情を変える。
ほとぼりが冷めたらエンジニアとして契約したがる企業が現れるという算段だと笑うメアリージュン
「全然面白く無い
本当はずっと彼のことが好きだったんじゃない？
彼のためになると思って開発に没頭した
なのに彼は永遠に自分のものにならない
仕事の仲間としかみて貰えない」
真壁が話すと泣き叫び否定するメアリージュン。
「私も安くて古くてダサいの」
メアリージュンと一緒だと抱きしめる真壁。

結局、安くて古くてダサい女の犯罪だったのか。
なんか勿体ないなぁ。
御曹司は良い人だったし、巻き添えを食った若い人も気の毒だったし。
うーん。
甲本雅裕医師は10年前の被疑者の件で、ここまでメアリージュンに肩入れしちゃうほどトラウマだったのかなぁ。
なんとなく途中、入れ込めなかった。
メアリージュンは熱演していたとは思うんだけど・・・・。
思うんだけどなぁ。

取り調べもやはり進めば進ほど、戦術に種類がないなと思う
相手を怒らせて本心を知るパターンがとても多い。
だまし討ちとかさ。
まぁ、テレ朝のシリーズ化ドラマってフォーマットありきなんでしょうけど。
これだけの豪華メンバーなんだから、もっともっといろんなパターンの取り調べを見たい。

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キャスト
真壁有希子（天海祐希）
梶山勝利（田中哲司）
渡辺鉄次（速水もこみち）
監物大二郎（鈴木浩介）
山上善春（工藤阿須加）
玉垣松夫（塚地武雅）
菱本進（でんでん）
小石川春夫（小日向文世）
かやの（中村静香）
しんじ（生島勇輝）
北斗偉（池田成志）
ゲスト
岡山天音、神尾楓珠、阿南健治、西ノ園達大、逢沢りな、松本実ほか