「科捜研の女 season17」 第9話 ネタバレ 感想～マリコの和服にデレデレ土門

第9話 「晴れ着と銃弾」

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柳原大造（品川徹）が会長を務める財団が主催するお茶会に、佐伯本部長（西田健）が出席することになった。
男女同伴が条件となるため、佐伯はマリコ（沢口靖子）に声をかける。
会場に到着したマリコは中庭の茶会の参加者を狙うようにライフルを構えた男の姿を見かけ、慌てて屋上がよく見えるスタッフルームへと向かう。
マリコはスタッフルームにあったパソコンから土門（内藤剛志）のスマホに「茶会で不審者発見」とメールを入れる。
しかし、室内に設置されたCCDカメラでライフルの男はマリコの動きを監視していた。
男はライフルの照準をマリコに向けると、トランシーバーを通して「少しでも動いたら撃つ」と脅す。
マリコからのメールを見た土門と蒲原（石井一彰）は会場に駆けつけるが、民間のSPに止められ中に入ることすらできない。

一方、マリコがいるスタッフルームのデスクの下から悟（高橋來）という少年が突然姿を現した。
柳原会長の孫・悟は、以前祖父が狙撃されたことを心配して二度と襲われないように“ソウサ”しているのだという。
悟は背が低いためCCDカメラに捉えられず、ライフルの男に気づかれていない。

マリコは悟を使い部屋の中の証拠品を探す。
黒い粉が入った小袋とアタッシェケースに入った割れた陶器のカケラを発見する。
さらにはシミのついた軍手も。
マリコは悟に指示し、簡易鑑定用キットを使ってそれらの鑑定。
隣の駐車場に土門らがいることを確認。
悟るに証拠品を渡させる。

なんだかんだで、品川徹が持っている茶器が犯人の狙いだとわかる。
茶器を見つけてきた社長が品川徹に贋作だとバレないように、茶器だけを割りたかったらしい・・・。
ってことで、犯人は茶器を探してきた本間社長（清水昭博）。
狙撃犯（浜田学）は元自衛官の男。

ツッコミどころは満載。
まずレーザーなんて使わなければバレなかった。
間近でライフルを突きつけられているわけではなく、向かいのビルの屋上から狙われているんだから、すきを見て逃げ出せたんじゃ・・・。
しかもあのスタッフルームは、隠れる場所もたくさんあったのにな。
ずっとマリコさんを見張っているわけでもなく、銃口は茶会にも向けていたのに・・・。
屈めば当たらないじゃないかね？

スタッフルームのカメラを仕込むなんて、用意が良いよねぇ。
なんで？
そこにマリコさんが来ることがわかっていたみたい（苦笑）
証拠も残しすぎ。
なんであのスタッフルームで火薬なんかを扱ってしまったのか。

で、茶器を割るという動機もどうかなぁ？
「間違えた！贋作でした！」
って言えばいいだけじゃねーか、シャッチョさん。
社長がピースサインしてマリコさんと写真撮っていた時点でおかしいなと思ったんだよ。
なんであんなオッサンがピースするのかね？ってさ。
写真のピースで指紋までわかっちゃったよ。

まぁ、でも。
久しぶりの科捜研だし。
沢口靖子さんの和服姿がとーーっても綺麗で、土門さんがデレデレするのにも共感（爆）
とーーーーっても綺麗だから、悟くんが「お姉さん！」って呼んでも許しちゃうわｗ

で、この悟くん。
進（＠ひよっこ）じゃ～～～ん！！
お兄ちゃんになったなぁ。
今の朝ドラを見るくらいなら、進をずっと見ていたいくらいよ。
今日は名探偵コナン並の活躍。
なんか服装もコナンっぽかった！

てっきり、マリコさんに見合いでもさせるかと思ったのに、本部長使えないなぁって思ったけれど、スマホを紙袋に入れているというナイスアシスト！
銃声が聞こえたら、民間人をおいて逃げ惑う本部長。
いろんな意味で正常運転。

そして、ライフル男を見つけたのに通報しないマリコさんも正常運転。
殺人も起きなかったし、あり得ないことの連続だけど、「科捜研」らしい新年一発目だったｗ
ま、お正月だからね。

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キャスト
榊　マリコ（さかき・まりこ）……沢口靖子
土門　薫（どもん・かおる）……内藤剛志
風丘早月（かざおか・さつき）……若村麻由美
宇佐見裕也（うさみ・ゆうや）……風間トオル
藤倉甚一（ふじくら・じんいち）……金田明夫
日野和正（ひの・かずまさ）……斉藤　暁
橋口呂太（はしぐち・ろた）……渡部　秀
涌田亜美（わくた・あみ）……山本ひかる
佐伯志信（さえき・しのぶ）……西田　健
蒲原勇樹（かんばら・ゆうき）………石井一彰

ゲスト
高橋　來、浜田　学、品川　徹、松永玲子、清水昭博ほか