『いだてん』第37回ネタバレ感想~ダイナミックな治五郎先生、逝く。

スポンサーリンク

~東京オリムピック噺~「最後の晩餐」


「いだてん」前編

あらすじはコチラ→

日中戦争が始まった日本では五輪反対論が沸き起こる。
理想のオリンピックとは程遠い状況。
それでも嘉納治五郎を信じて、ついていこうとするる田畑(阿部サダヲ)。
そんな田畑を金栗(中村勘九郎)が訪問。
四三は選手として乗りに乗っていた、ワールドレコードを出していたときに、五輪のはしごを外された幻のベルリンオリンピックの話をする。
若い選手にあんな思いをさせたくない。

矛盾している。
五輪はしたい。
戦争をしている日本で平和の祭典ができるのか。

田畑も矛盾を抱えていた。
しかしスポーツは矛盾だらけだ。
なぜ走る?
なぜ泳ぐ?

誰も答えられない。

でも勝ちたい。
戦争ではなく、走って、泳いで勝ちたい。
二人の五輪への溢れる思いをぶちまけた!

嘉納治五郎はカイロへIOC総会に出席する。
明治神宮外苑競技場を見ている治五郎。
五輪反対の副島は発熱でカイロに同行できない。
田畑を誘う嘉納先生。
しかし田畑は、東京五輪を返上するならついていくと言う。
土下座をして、嘉納先生に頼む田畑。
情けない。情けないけれど、それができるのは嘉納治五郎しかいない。
必死で頼み込む田畑だが、嘉納治五郎は手ぶらでカイロに旅立ち、
「五輪と政治は別だ!」
と訴え、五輪を返上しなかった。


カナダ経由で日本に帰る嘉納治五郎。
船上で外交官の平沢和重(星野源)と出会う。
途中から大時化となった海の旅。
嘉納治五郎は風邪で体調を崩す。
そんな中でのお茶会。
乗船客を前に、治五郎は「皆さん、話してみませんか。人生で“一番面白かったこと”を」と切り出す。

平沢は今日した大便が”平沢のひ”みたいだったと言って滑る。
治五郎は、真っ赤な顔をしたいだてん(四三)を初めて見たとき、アントワープ五輪の開会式、ロサンゼルス五輪の水泳日本の快進撃、日系人に感謝されたこと・・・。
どれもこれも1番では無い・・。
「東京オリンピックじゃないですか?」
平沢が言う。
そうだ東京五輪だ。
それこそが治五郎の夢だ。

しかし容体は悪くなり、治五郎先生が生きて日本の地を踏むことは無かった。
駆けつける田畑。
副島も泣いている。
田畑にストップウォッチを手渡す。
治五郎先生が田畑にと渡したストップウォッチは秒を刻んでいた。
号泣する田畑。

30年もの間、IOC委員だった嘉納治五郎。
だから他国のIOC委員も東京開催を認めてくれたのか。

77才だと当時としては大往生なのでしょうか。
船で夢を語る治五郎。
治五郎の思い描いていた東京五輪ではないはず・・・。
スポーツと戦争。

それでも戦争で五輪が中止される体験をもうしたくなかったのではないか。
四三に「ベルリン五輪無期限中止」と伝えたときの葛藤を、四三のような選手をだしたくなかったのではなかろうか。
「やれるとか、やりたいとかじゃないんだよ!やるんだよ!そのためなら、いかなる努力も惜しまん!」
治五郎先生そんな治五郎先生について行くことを決めた田畑。
もう後ろ向きなことは言わないと言った、。だけど・・・。

田畑とて、5.15の時から何か違っていると感じていた。
それでも治五郎先生ならと・・・。
だけど最後には五輪反対を訴えた。

「こんな国で開催するのはオリンピックに失礼だ」
「いまの日本を世界に見せられるのか」

東京五輪は・・・幻の東京五輪となる。

嘉納治五郎先生死す。
そして志ん生も脳出血。

予告では小松勝も出征。
小松が抱く赤ちゃんが五りんなのか?

嘉納治五郎先生は、役所広司さんのダイナミックなお芝居が楽しかった。
本当にダイナミックでバイタリティにあふれ、ちょっと強引でそれでも人を惹きつける治五郎先生。
その治五郎先生が手すりにつかまりながら客室を出て、お茶会に現れる。
そして東京五輪の夢を語り、客室に戻る治五郎先生。
お別れの時がきたのだと・・・最後なんだなぁと思ったよ(号泣)

死を目前にしても「人生出楽しかったこ」を話そうという治五郎先生の前向きさに感動いたしました。
そういう人は強い。
そういう人は人垂らしだ(爆)

嘉納治五郎はもう役所広司さん以外考えられないな。

面白かったのはスヤさん。
小松とりくちゃんの恋に気づく!
そして、いだてんクッキー・・・欲しいな、飾りたいな~。

「いだてん」の感想はコチラ

にほんブログ村 テレビブログへ  にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

キャスト
田畑政治・・阿部サダヲ
金栗四三・・中村勘九郎
高石勝男・・斎藤工
大横田勉・・林遣都
野田一雄・・三浦貴大
鶴田義行・・大東駿介
小島一枝・・佐々木ありさ
前畑秀子・・上白石萌歌
松沢一鶴・・皆川猿時
マリー・・・薬師丸ひろ子
緒方竹虎・・リリー・フランキー
酒井菊枝・・麻生久美子
河野一郎・・桐谷健太
春野スヤ・・綾瀬はるか
東龍太郎・・松重豊

美濃部りん・池波志乃
美津子・・・小泉今日子
五りん・・・神木隆之介
永井道明・・杉本哲太

嘉納治五郎・役所広司

美濃部孝蔵:森山未來(語り)
古今亭志ん生:ビートたけし(噺)
ほか

コメント