『いだてん』第24回ネタバレ感想~笑って泣けた四三編・完

スポンサーリンク

~東京オリムピック噺~「種まく人」


「いだてん」前編

あらすじはコチラ→

混乱に疲弊した四三(中村勘九郎)が熊本のスヤ(綾瀬はるか)の元に帰ると、幾江(大竹しのぶ)から
「逃げてきたんだろ!」
と言われてしまう。

自分は何もできない。
無力だと思っていた四三。
しかし今までも自分は無力だった。
ただ走っていただけだ。
これからもただ走れば良い。

開き直った四三は、ご飯も食べずに東京に向かうと言う。
すると、幾江は救援物資を持って行けと言う。
ハリマ屋につくと、そこには幾江からの大量の救援物資が届けられていた。

毎日毎日救援物資を持って走り続ける日々。
シマちゃんは見つからないが、毎日毎日走る。

そして神宮外苑バラックで復興運動会。
シマちゃんが熱心に陸上に誘っていた人見絹枝さんもシマちゃんの手紙を手にやってきた。
今では陸上に本腰を入れ、走り幅跳びで日本新記録を出すまでになっていた。
シマちゃんの手紙を読んで号泣する増野さん。

女子リレー。
そして最後は韋駄天と痛快男子の走り。
怪我や病気で運動会に参加できなかった人のために、寄席。
そこでは孝蔵(森山未來)の落語が疲れた人々に笑いをもたらす。
サゲを四三に邪魔される孝蔵。

しかし・・・ラスト志ん生(ビートたけし)がサゲました。



笑って泣けてた四三編。

長く続く大河ドラマで、「関東大震災」にだけスポットをあてることはできない。
だからその悲しみ全てシマちゃんの死が背負った。

明治の大人も大正の子供も平成の大地震で被災した人も、傷が癒えることはないけれど、それでも残されたものはいつか前を向かなければいけない。
増野さんもあんなに可愛いシマちゃんがいなくなって、りくちゃんは母親のことなど覚えていないだろうけれど、それでも前を向かなくては。

そして被災していない幾江さんの心意気。
漢だなぁ。
ブレないわ、この人。

そうだなぁ。
被災した人は頑張らなくても良いの。
その他の人が頑張れば良いの。
ワタシも無力で何もできないが、阪神淡路大震災の時に助けて貰ったと思って、買い物に出掛けたら小銭をチャリンとしたり、ポイント募金をしたりと・・・・。
大金を寄付することは出来ませんが、続けることが一番だと思って。
忘れないこと、これが大事。



すばらしい中絞めでした。
最後まで全力で走る四三をみた治五郎先生が
『12年ずっと走り続けてる』
と。

そして次週の予告に、治五郎先生のお元気なお姿が!
次週からは、水泳!?

ワクワクします!!

「いだてん」の感想はコチラ

にほんブログ村 テレビブログへ  にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

キャスト
金栗四三・・中村勘九郎
田畑政治・・阿部サダヲ
春野スヤ・・綾瀬はるか
池部幾江・・大竹しのぶ
金栗実次・・中村獅童
小梅・・・・橋本愛
清さん・・・峯田和伸
美川秀信・・勝地涼
岩田幸彰・・松坂桃李
東龍太郎・・松重豊
美濃部りん・池波志乃
美津子・・・小泉今日子
五りん・・・神木隆之介
橘家圓喬・・松尾スズキ
永井道明・・杉本哲太
二階堂トクヨ・寺島しのぶ
シマ・・・・杉咲花
嘉納治五郎・役所広司

美濃部孝蔵:森山未來(語り)
古今亭志ん生:ビートたけし(噺)
ほか

コメント