『ビビるな!闘え!崇めよ、ガンジー』
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「僕は山口さんが好きです」
那須田(佐野勇斗)が山口鳴海(綾瀬はるか)に言う
タフでユーモアがあるところを好きになった。
那須田を振るのは鳴海がはかろうじて30代だからだ。
加齢で肉体的には劣化する。
「そういうときに手を貸してくれる若者がいたら心強いと思いませんか」
結婚やパートナーは昭和だと言っていたのに…と鳴海
「一人で生きるためにも人とのつながりは必要
これは交際の申し込みではなく投資と考えてください
山口さんが45歳の時、俺はまだ20代なんですよ
リスクのない投資はない。
価値が上がってから買い戻そうとしても遅い。
このままホールドするか
損切するのか
選んでください
長期ホールドするにはそれなりの立場
山口さんの夫という立場
現実的に考えて彼氏
法的権利や責任がないが
しがらみが多め」
那須田は一般的な恋人同士の関係を持ちたいわけではない
セックスがしたいわけない
彼氏という名ばかりの役職を与えてほしい
この関係も決して話さない
「でも一回でも別れたらつながりはそれで終わりです」
大逆転敗北を喫した鳴海
縁を切るために呼んだのになんであんなことに…
職場では普通の那須田…
しかし那須田は役職に引っ張られるはずだ。
きっと山口さんの気持ちも変わる
なぜなら俺も引っ張られている
山口さんの彼氏って考えるだけで楽しい
そんな時、義弟の山口まゆ(恒松祐里)が彼氏に会いたいと連絡してきた
母に話を聞く。
先週の山口聡(小関裕太)とまゆの取り乱した会話を聞いた。
「親族間の女同士で揉めるのはたくさんだから
同じ過ちは繰り返すなって感じ!」
と母・松坂慶子に言われ電話を切られる。
鳴海は那須田を利用しようと考える。
付き合っている設定で家族に紹介し、ゆーたんなるみんと呼び合おうと持ち掛けた
「俺をどう使うのか楽しみにしています」
作戦決行日
那須田が東大卒業のエリートだと聞き驚く弟
二人はぎこちなくいちゃつく
サ高住に入ろうとしている両親を止める鳴海
サ高住は認知症になったら退去しなければならない。
認知症になった時点で出ていくのは難しい
リフォームしてあの家に住むことがコスパがよい。
ただ特別養護老人ホームは満室
「死にかけてたらいまわしにされるのは嫌だから」
と父・國村隼
那須田が民間の有料老人ホームは割高だが空きもあると言うと父は納得。
すると弟が「うちの問題に口を出すな」と言い出す。
「なんで他人とか施設に任せる前提なんだ
姉ちゃんがいるのに」
鳴海はなんにもやらない
「聡は何かやったの?」
弟は妻子を見る
孫の顔見せた時点で親孝行は終わっていると思っているらしい
「結婚するんだろ?」
鳴海は自分が仕事を辞めて介護して看取ってお金も無くなったら聡に迷惑がかかる。
もしなんか問題を起こしたら、あそこの家は長男も近くにいるのに姉に全部押し付けてって言われる。
何も言い返せない聡
「その前に本当に付き合っているの?」
「付き合ってますけど何が?」
那須田が切れ気味に言う。
鳴海は自分のためになることなら驚くべき行動力を発揮する
何かしてほしくて一緒にいるわけではないし、自分のことは自分でできる。
那須田が答える
「年も離れている」
「依存する気がないなら年の差は気にならない
年の差を感じるシーンはほぼないですね」
「子供は無理があるんじゃ?」
「確かに子育てに最も向かない人かもしれない」
「そうじゃなくて!年齢的にさ
無理ではないんだろうけど
年が取ると大変でしょ?
結婚するなら」
「高齢になるほどリスクが高い
それは全人類、全生物に言えるとです
それを大人数の前であげつらうなんてどうかしてる
謝ってください」
「すいませんでした。」
「謝ってください!
俺にじゃなくてなるみんにですよ!」
「那須田くんもういい ありがとう」
鳴海はトボトボを帰路に就く…
そして伯母の光子(山口紗弥加)を見た。
翌日
「よ、那須の字!おはよう。
昨日はありがとう。
君といると安心する
一人で生きてくのって思っていた以上に不安で本当につらいから。
でも私だけじゃない
人知れずみんな戦っているのかもしれない。
一人でもひとりじゃなくても
みんな少しずつでも前に進もうと
そうよ 一人で楽しく生き 楽しく死ねる世界を誰が作ってくれる
私はこれからも私らしく生きていきたい
だから別れよう。」
「え?」
「私はひとりで生きて ひとりで しにたい
じゃそういうことで」
「ちょ…待ってください」
いや~弟は最低だったな。
ワタシは性格が悪いので、義妹が言わしてるな!って思っちゃう(爆)
弟は独身の姉を見下してる。
自分が結婚して幸せならそれでいいじゃん。
独身で幸せな姉に嫉妬しているのか?
ここまで独身できたから、親の介護しろってバカなのか?
仕事辞めて介護させようとするなんて血迷っているだろ
もう令和。
男だから介護の実態は知らないとか
家事が大変とか
そんなことまで知らない箱入り息子なのか?
嫁もさぞかしこの弟にイライラしていることだろう。
この少子化の時代。
確かに子供を持つのはしんどいかもしれない
社会的にみてありがたい。
だからって出産をするかしないかはその人の勝手だ。
高齢女の姉ちゃんには子供が産めない!ってなんだよ、それ。
弟とは言え、なんで男にそんなこと言われないといけないんだよ
自分が出産したわけでもあるまいし。
そしてこの弟はもし一人っ子なら
もし男兄弟しかいなかったら、嫁を介護要員にしそうなタイプ。
もう一個いうなら、介護は姉に押し付けて遺産は「孫を見せてやったから」と言って、たくさんふんだくりそう。
てか…姉ちゃんが結婚してようがしてまいが、子供がいようがいまいが、このクソ弟は介護を姉に押し付けそうだったな。
国村隼も松坂慶子もちょっと口出してやったら良かったのに…。
と思ったけれど、父ちゃんは妻と姉の戦争に我関せずの人だったから、さもありなんってところかな。
…ちょっと弟に暴言が過ぎたかしら(爆)
あんまりにも腹の立つセリフのオンパレードだったから
何も小関裕太に怒っているわけではないよw
高卒22歳 多分デキ婚?
結婚して子供を産んだことと年が若いことだけが自分のよりどころだったのかもしれない。
そんな義妹の闇…恒松祐里さんならきっと面白おかしく演じてくれただろうに。
もうちょっと見たかったな~。
「パパ頑張ってる」
ってとってつけたようなセリフは…
義妹のターンはもっともっと知りたかったので、ここで終わるのはもったいないなって思ってしまった。
那須田は良い奴だった。
拗らせてるけど。それは生育環境もあるからさ。
那須田ほどの高スペック手放して良いのか
でも手放さないとタイトルは回収できない。
一生のお友達として付き合っていけそうな気はするけど。
那須田がかまってかまってするかもしれないけれど。
このタイトルなんだから…二人が付き合うことはないんだろうな。
めっちゃお似合いなのに。
できたら…パラレルワールドで二人の結婚生活が見たいわ。
最終回にかけてナスダック、ストップ高だったな。
独身でも仕事がある主人公
そして美人だしさ。
だからマイルドなドラマになっていたけれど。
かなりシビアなテーマだった。
結婚してようとしてまいと老後の不安は付きまとう
鳴海が泣いているところで、伯母とほほ笑みあうところはとてもきれいなシーンだったが、とても切なかった。
でも鳴海が最後には前を向いた感じ。
自分の人生、周りからどう見られようと、なにを言われようと、自分の行きたいように生きる
それはワタシも理想ではある。
ひとりで生きてひとりでしにたい
家族はいてもひとりでしぬのにかわりないよな。
CMでは「お葬式代くらいは残したい」と生命保険を勧めてくるけど。
ワタシはお葬式も墓もいらないと伝えておこう。
やかれて残った骨もいらないなら持って帰らなくてヨシだと。
綾瀬はるかさん、これは当たり役でしたね。
佐野勇斗くんは綾瀬さんに引っ張ってもらって、どんどん良くなっていったような気がします
もちろん、佐野君の努力なんですが、座長と原作がしっかりしているドラマに外れなしでございます。
感想はこちら
ひとりでしにたい 第1話 ネタバレ 感想~終活?ラブコメ?はるか可愛い
ひとりでしにたい 第2話 ネタバレ 感想~佐野勇斗の過去に何が?
ひとりでしにたい 第3話 ネタバレ 感想~可愛いだけの母娘ラップバトル!
ひとりでしにたい 第4話 ネタバレ 感想~ケツ振って踊れるババアになりたい
ひとりでしにたい 第5話 ネタバレ 感想~中二病・那須田に反撃
主題歌 #椎名林檎
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キャスト
山口鳴海(綾瀬はるか)
山口和夫(國村隼)
山口雅子(松坂慶子)
山口光子(山口紗弥加)
山口聡(小関裕太)
山口まゆ(恒松祐里)
山口翔(加藤侑大)
那須田優弥(佐野勇斗)
近藤隆司(コウメ太夫)
松岡陽子(岸本鮎佳)
山崎美咲(藤間爽子)
南志穂(小南満佑子)
川上健太郎(満島真之介)
麿赤兒


コメント
こんにちは。
いつもは読み専門ですが、今夜は思わず。
私もあの弟に見終わった後、「するっていとなにか〜」とか、言いたくなってしまってたろたろさんの文面に膝を打ちました。
ありがとうございます!
と言っても、自分の状況は横に置いてなんですけどね…。
Kouさん、コメントありがとうございます。
弟はああいう役だとわかっていても、文句言いたくなりましたね(苦笑)
介護について、考えなしなくせに長男のプライドだけはあるっていう…w
追伸
柿松さん、モネと夜ドラと彼女と認識して見るのは3回目で、私もっと期待しちゃってました。
Kouさん、コメントありがとうございます。
恒松さん、「おかえりモネ」では明るくて可愛くて。
不倫ドラマではすんごく悪くて
嫌な役の時ほど期待してしまう何かがありますw
tarotaro様 こんばんは
今更のコメントで申し訳ありません
私も弟にはイライラ〜っとしながら観ていましたよ…
鳴海が言い返した時は「そうだそうだ!もっと言ってやれ!」と気持ちもあったりして(苦笑)
鳴海の表情が切なくて…つらかった。帰路に着くときも。
身内に言われるのが1番キツいよなぁ。
那須田くんがいてくれて良かったと心底思いました。素敵でしたね〜。
そうですよね〜、2人とってもお似合いなのに…
でもタイトル通りにならないから仕方ないのか。
まぁなんだかんだ2人はずっとこんなやりとりをしていそうで、それはそれで楽しそうではある。
シビアすぎてうぅっ…ってなるから、2人の会話だけを観ていたい(爆)
鳴海は自分のことを自己中だと言っていたけど、魅力的で、私は大好きな主人公でしたね〜。
鳴海と那須田くんのこれからの人生に幸あれ!
どうか幸せでいて欲しいと切に思いました…。
綾瀬さんは今回も素敵でやっぱり好きだなぁと思いました。
“当たり役””座長と原作がしっかりしているドラマに外れなし”とtarotaroさんに言っていただいて、嬉しかったです…ありがとうございます(ファン目線)
佐野くんも良かった。
綾瀬さんがとても可愛くて、松坂さんも國村さんも素敵で、佐野くんも満島くんも良かったから、毎回楽しみにしていたけど…本来はつらすぎて観ていられなかったかも(爆)
でも、本当に考えさせられる見応えのある良いドラマだったと思います。民放ではなかなかできなそうだから、NNKならでは…かな。
次の中井貴一さん×浅田次郎さんのドラマも楽しみ。
moon様、コメントありがとうございます。
確かに身内に痛いところをつかれると、本当のことでも反発したくなるし、冷静でいられなくなってしまいますね。
ナスダックと鳴海はとてもお似合うで、年齢差も気になりません。
でも「ひとりでしにたい」テーマとしては恋愛関係になると言うのはないのかも
とはいえ、わざと疎遠にする必要はないと思うので、つかず離れずの関係がいいのかなぁ。
テーマはシビアでしたね。
でもコメディで見やすく。
問題定義にはなっても解決はしないというか。
それでも問題定義が必要なんじゃないかなと思います。
綾瀬さんは素敵でした。
特にNHKの綾瀬さんは外れなしなのかもw
BSで松坂さんの「パートタイム探偵」という2時間ドラマをよく再放送しているのですが、その松坂さんはアラフィフで、今の綾瀬さんより年上でぽっちゃりもしているのですが、透明感とかふとした表情が、綾瀬さんに似ているんですよ。
ご本人もテレビ番組でおっしゃっていましたが、よく似ているとお互いに言われるとか。
キャスティングも良かったですね。
次作の、中井貴一さん×浅田次郎さんのドラマは去年BSで放送されていましたね。
かなり豪華キャストです~。