「ヘッドハンター」 第2話 ネタバレ 感想～みんなに嫌われる政伸

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営業一筋の高嶋政伸とエンジニアの正名僕蔵。
考え方の違う二人。
「社員は会社の宝だ」
と僕蔵の転職を阻止する政伸。
「競業避止義務違反を盾に、裁判する！」
と強硬姿勢。
競業避止義務違反とは、同業他社に転職してはいけないという就業規則。

裁判沙汰は避けたい江口洋介。
小池栄子に、
「大急グループと揉めて裁判になるかもしれない。
しかし裁判になったら大急グループを炎上させてやる！」
と聞かれてもいないこをペラペラしゃべると・・・。

小池栄子が勝手に手を打つ。
大急グループの業務提携会社の男に「裁判の件」を話し、釘を刺したほうが良いと助言。
結果、正名僕蔵の転職は認められる事になった。

念には念を入れ、正名僕蔵は同業の「アナックス」という会社ではなく、関連会社に転職。
1年後には、アナックスに転職することになる。

今回の騒動の責任をとり、高嶋政伸は出向となる。
本社復帰はもう無理。役員なんてとんでもないという閑職に配置換え。
今まで、若手に「営業論」を熱く語っていた政伸だが、若手社員たちは政伸がいなくなって喜んでいることを目の当たりにする。
涙涙の政伸・・・。

「嫌いなんだ。
お前が。
昔から。
これで良かったよ。」
って僕蔵に言われる政伸。
若手社員にバカにされまくる政伸。
可哀想だったなぁ。
つぶしが効かなかったのか、江口洋介にヘッドハンティングもしてもらえなかった。

そりゃ、若手社員からしたら政伸は熱くてウザくて仕方ないんだろう。
でもあの若手社員たち・・・イライラしたわ！
最後に江口洋介がビシッと
「長いものにまかれるしかないガキが。
喋りすぎなんだよ！」
とピシっと言ってくれてちょっとスカッとしたよ。
若いからって会社員のくせに、飲食店でバカでかい声で上司の悪口言っているようなヤツは大した仕事も出来ないんだろう。
でも、この悪口大会。
コレを聞かせるためにあの店を選んだのかも？と思うと江口洋介もえげつないよなぁ。
もうやめたげて！！と言いたくなるくらいの嫌われっぷり。
部下にも同期（学生時代からの友だちでもある僕蔵）にも嫌われる政伸・・・・。

ところで、小池栄子はなんであそこまで江口洋介に絡むんだろう。
江口洋介の会社にスパイ・平山浩行を送り込んでるし・・・。
小池栄子は大手の会社で、江口洋介は小さな会社なんだし、張り合う必要がないのに。
今回、江口洋介に利用されたことで、余計に対抗心を燃やちゃったよ。

就業規則って深く読んだことがないかもしれん。
営業職なら異業種に転職できても、エンジニアなんて同業他社にしか転職できないじゃん。
一生会社の奴隷になれってことか。
そして「競業避止義務違反」に引っかからないように、グループ会社に一旦就職をするってーのに、裁判沙汰のことを小池栄子に流す江口洋介もなぁ。
政伸が可哀想じゃんねぇ。
しかも政伸は出向エンドで転職もできない。
ひたすら政伸が可哀想なお話。
でもプルプル頬を揺らせて怒る政伸が変態になるんじゃないかとハラハラしたりもしたｗ

　
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テーマ曲
Beverly「Baby don’t cry ～神様に触れる唇～」

キャスト
黒澤和樹…江口洋介
赤城響子…小池栄子
舘林美憂…徳永えり
及川百合…山賀琴子
武井恭平…岡田龍太郎
眞城昭……平山浩行
灰谷哲也…杉本哲太
横河龍一…長谷川初範

ゲスト
郷原泰三++++高嶋政伸
柳井君秋++++正名僕蔵