「半径5メートル」 第6話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～10年かけて書いた記事

「黒いサンタクロース」（後編）

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宝子（永作博美）こそが、鶴川ゆうだった。
驚くフミカ（芳根京子）
フミカは賞味期限切れの牛乳を使ったケーキを無償で配った巻上（緒形直人）があそこまで叩かれることに疑問を感じていた。
宝子は自分が書いた記事のことを話す。
その記事で大炎上した巻上は家族や会社を失った、
取材をやり直すためになんども会いに行き話して貰えるようになった。
巻上の名誉を挽回する記事を書かせて欲しいと言うが、そんな記事を書いたところで家族が元通りになるのかと聞かれ、何も答えられなかった。
「一度、世に出した記事は消すことができない｡
世に出した記事は一生、背負うことになる｡」
巻上の記事は書けなかったが、別の記事を書くことになった。

議員の森岡忠彦（羽場裕一）の秘書に森岡からわいせつ行為を受けて困っていると相談されていた巻上。
宝子なら告発ができる。
被害の様子をボイスレコーダーにおさめたら記事を書くと約束した。
そのボイスレコーダーを受け取る直前に不倫記事が出た｡
事実無根だった。
しかし会社からは何もするなと言われてしまった。
不倫記事は森岡の差し金だった。
いつか必ず森岡の記事をかくと宝子は言うが、被害に遭った秘書からもう書かないで欲しい。
ボイスレコーダーも破棄して欲しいと言われてしまった、。
秘書は森岡を怖がっていた。

その記事のあと宝子は一度は記者をやめた。
復帰してから亀山宝子。
もう浅い記事は書かない。
「地べたをはってるから見えるのは、すぐ近くの世界だけど、でも、目の前のものをじっくり掘り下げて書けるのが、二折｡
半径５メートル｡
その二折の企画をやりながらずっと森岡のこと追ってた｡」
森岡の被害に遭った女性を何人か見つけた。

宝子はもう一度巻上を説得。
森岡の記事を書けば誰かが救えるんじゃないかっていう思いもある。
だけど今の穏やかな暮らしを壊したくない。
巻上は10年前、宝子の記事だけが原因で家庭が壊れたわけではない。
自分にもおごりがあった。
記事が出て世間から何か言われたとしても今ある幸せが壊れることはない｡
と記事を書くことをやっと許可してくれた。
「巻上さんの、この10年を記事にしたいと望んでいる編集者がいます｡」
宝子はフミカを巻上に紹介した。

宝子の記事が出た。
｢衝撃！森岡大臣わいせつ疑惑！｣
森岡は記者に囲まれていた。
ねつ造フェイクニュースだと説明している森岡の映像をテレビで見ている編集部員たち。
「フーミンの記事もよかった｡
宝子さんの記事とコラボなんでしょ、これ｡」
海老原香織（北村有起哉)が褒める！

フミカは巻上が、現在、児童養護施設で働いていることを記事にした。
”共に暮らす子どもたちからはマッキーと呼ばれ、慕われている｡
毎年クリスマスになると子どもたちのためにケーキを作っている｡
今も変わらず、作り続けている”

そして巻上から連絡があった。
息子と10年ぶりに、会うことになったと。
「フーミンにも、ありがとうって｡」
「…よかったです｡」
「何でフーミンが泣いてんのよ｡」
と言いつつ宝子も泣いてしまう。

どんどん上がる芳根京子ちゃんの株。
若手ナンバーワンかもしれん。
このドラマも「コントがはじまる」も素晴らしい。
収まる所に収まった感じ。
だけど森岡な！ギャフンと言ってほしかったｗ
10年後、まさか記事になると思わずにいたのかな？
これで毎熊さんも立ち直ったのか・・・。

もうちょっと宝子さんの10年を知りたかったかもなぁ。
記者をやめていた間、何をしていたのかとか。
でも10年越しのこの記事を発表することができたのだから、宝子さんは何をしていても腐らずに責任をとる方法を考えていたのかもしれない。
そしてフミカが巻上の記事を書いた。
今思い返すとなんであの人あんなに叩かれたの？って人はたしかにいる。
ベッキーとかそうじゃん（苦笑）
フミカの書いた記事が巻上のフォローになるのかどうかはわからないけれど、それでも巻上の名誉はちょっと上昇したと思いたい。
最後に子供に会えることになったんだから・・・。

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