「半径5メートル」 第4話 ネタバレ 感想~北村有起哉が素晴らしいッス

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「なりすましにご用心」

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風未香(芳根京子)は香織(北村有起哉)の娘・怜奈(上野鈴華)に会うことになる。
怜奈はアプリの位置情報を友達と共有することがイヤだったり。好きな子がいたり・・・楽しい時間を二人で過ごす。

宝子(永作博美)はアカウント名 「ラー子」としてSNSに登録。
”JK2 親がキライ つながりたい”
すぐに 「泊めてあげる」というメッセージがたくさん入る。
フミカは女子高生の格好をして、会うことになってしまう。
しかし会った相手は真面目に保護する活動してる人できちんと雑誌名を言って取材をした

その頃、怜奈は帰宅するのがイヤでファミレスにいた。
香織はフミカに電話をして位置情報アプリでフミカの居場所を突き止め、会いに行くことにした。
男の格好をした香織は怜奈に話しかける。
ママと喧嘩をしていると言う。
マツボックリさんに会ったことはなしたらブチ切れたママ。
「今日 泊めてくれない?」
困る香織。
泊められない理由があって・・と口を濁す香織。
「友達に泊めてもらう。」
すると着信音が鳴る。
マツボックリに泊めて欲しいと連絡した怜奈。



結局、女子高生の格好をしたフミカが怜奈を泊めることにした。
その頃、香織は宝子を部屋に招いていた。
「何で ここ泊めなかったの?」
「えっ? ここは怜奈には見せられませんよ。
SNSでは自分が自分であることが一番大事なんて偉そうにアドバイスしてるくせに。
愚かだと思ってるんでしょ。」
「分からない。
私は親になったことないし。
男から女にもなったことないし。」
宝子は男でも女でもないと相づちw
宝子は女子トイレが混んでいたら男子トイレに行く。
香織は初めて女子トイレ入った時ドキドキした。
怖かった。
トランスジェンダー初めてシリーズの連載が出来そうだと宝子。
宝子は取材の結果を香織に伝える。
「自分の居場所がないと感じている子は一番最初に自分を見つけてくれた人を特別だと錯覚する。
だから誰よりも早く返事をして保護するって。」



翌日。
取材活動の報告をする。
フミカは怜奈の取材結果を話す。
「彼女SNSに”帰りたくない”とか投稿してて危ういなと思ってたんですけど半分わざとだったみたいです。」
SNSに悪用する人はどうやって女の子の心の隙間に入ってくるか 興味があったらしい。
「その子は高校生なんですけどすごくしっかりしててそこは信頼してあげてもいいんじゃないのかなって思いました。」

香織は女子トイレで怜奈を家に誘おうとスマホを持つも勇気が出ない。
宝子にハグをして貰う。
そして・・・怜奈を家に招いた。
部屋を見て驚く怜奈。
「パパね ここに一人で住んでるの。
今のパパの名前はね海老原香織っていうの。
ずっと男として生活してきて結婚して父親になったけど7年前に やっぱり女として生きていこう
って決めてママには ちゃんと伝えて別れることになった。
これが嘘偽りのないパパです。」
怜奈に受け入れてもらえなかったらって思うと怖かったけどでも、今までも怖いことはたくさんあってすこしずつ進んできた。
自分らしくあるために。
「自分が自分でいられるように。
初めて女性としてメークをして出かけた日。
初めて女性として外で声を出した日。
初めて女性として会社に行った日。
そして今日初めて女性として娘をうちに呼んだ日。」
怜奈は女性のパパが見たいと言う。
「あっ パパでいいの? 呼び方。」
「カオリンがうれしいかな。」
素直にカオリンと呼ぶ怜奈。



怜奈の悩みは好きな子のお話。
ずっと好きで、手を繋ぐくらい仲良くて。
でも他に好きな子が出来たと言われてしまった。
ただそれは口実で自分から離れたかったのだと思っている。
友達以上に好きだと気づかれてしまった。
「その女の子のこと好きなんだ。
気持ち悪いって思われたかもしれないし。
不安だし怖い。」
「怖いよね。でも 胸を張って。
それが怜奈なんだし人を好きになるのは すてきなことだから。」
「ありがとう。もしかして カオリンってマツボックリさんでしょ。
今、マツボックリさんに言われた気がした。」

怜奈はフミカに「友達になりたい」とメールを送っていた。
フミカはネットの人間関係は嘘だと思っていたがホントのこともあるのかもとたらこに話す。
”SNSによって 世界中の誰とでもつながれるようになった。
自分と他人リアルとネット。
境界線というものが曖昧な時代
自分が自分でいることがより大切なのかもしれない”
とフミカ・



さすが、北村有起哉は上手だなぁ、
起用だな~。
姿勢がね、もう女性なのよ。
で・・・ちゃんとパパだし。
なんでこんなに上手なんだろう。
ワタシ・・・今回のお話が一番すき。
ま。。。北村有起哉が好きってのもあるかもしれないけど。
ワタシの半径5メートルでは起きないことが起きているけど。
面白いんですもの。
そう思うフミカの彼氏が出てきてもおかしくないのか。
怜奈ちゃんが父がトランスジェンダーだったことをすんなりと受け入れて驚いたけど、自分も女の子が好きなんだなぁ。
高校生で、「女の子が好き」なことが学校でバレたら・・・学校に行きたくなくなる気持ちはわかる。
恥ずかしいことではないとわかっていても、怖い。
大人のパパだって怖いんだから。
だけどママはわかってくれそうな気がするけどね。
そんなパパの悪口は絶対に言わないんだから。



snsのなりすまし。
行く場所のない子供を食い物にする奴ら。
一番最初に自分を見つけてくれた人を特別だと錯覚する子供達。
なんとなく・・・運命って思っちゃうもんなんだろうなぁ。
それが全てになっちゃうんだろうなぁ。
そう思うとやりきれないです。

見応えあるなぁ、このドラマ。
芳根ちゃんは「チャンネルはそのまま」の記者も良かった。
フミカちゃんも良いね。
彼女はラブストーリーよりお仕事ドラマが似合っている。
そして・・・宝子さんにも何やら秘密がありそう!

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キャスト
前田風未香(芳根京子)
山辺晃人(毎熊克哉)
大沼亜希(山田真歩)
海老原香織(北村有起哉)
丸山洋平(尾美としのり)
亀山宝子(永作博美)

コメント

  1. とよこ より:

    昨日初めて、このドラマを見ました。
    予備知識なかったですが、たまたまつけたテレビの北村有起哉さんの雰囲気に惹かれ、慌てて録画。

    トランスジェンダーや、同性愛を描いたドラマは、どれも真摯で愛おしい。
    まして、北村有起哉さんが演じれば、こんなに素敵になるんですね!

    芳根京子さんも良い女優さん!
    コタキ兄弟四苦八苦で、レズビアンの役をしていたのが印象的で、
    以来大ファンになりました。

    トランスジェンダー、同性愛だけでなく(笑)
    群像劇が好きなので、半径5メートルは、ドンピシャでした。

    こちらのサイトと、半径5メートル、これからも楽しみにしたいと思います。

    素敵な記事をありがとうございます!

    • tarotaro tarotaro より:

      とよこさん、コメントありがとうございます。

      北村有起哉さん、すごい俳優さんですよね。
      ヤクザを演じても、落語家を演じても全部自分のものにする。
      芳根京子ちゃんもどんどん綺麗になって、どんどん上手になっていると思います。
      記者役はピッタリ。
      宝子さんもなにかありそうなので・・・続きが楽しみですね。