「半径5メートル」第3話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～物を捨てるということ。

「私はこれを捨てられません」

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風未香（芳根京子）はカリスマミニマリストの記事を書いたわりには自分ちは者で溢れている。
無人島に1つだけ持って行くなら？と宝子（永作博美）に聞かれたフミカ。
フミカは絵本、宝子は寝袋！
つまりその捨てる物を選べないなら
「物を選ぶって言うけどさ。
選べんのかな？
本当に大切な物って｡」
そして宝子に「私はこれを捨てられません」というテーマで記事を書こうと言い出し、絵本作家・いずみようじ（塚本晋也）の家などあちこちに連れ回されるフミカ。

その中でなんとなくわかって来た。
いずみにとってはアイデアは自分の前に転がっていた。
自分から選んだわけではなかった。
欲しい物が探しても見つからないが諦めた途端に見つかったり・・・。
物を捨てることが全てじゃないのはわかったが・・・・
宝子は
「何でテーブル捨てた捨てないでそんなにもめるんだろうね｡」
とフミカに問う。

フミカが父親にテーブルを購入したいきさつを聞くと、結婚して初めてのボーナスで買ったこと。
ダイニングテーブルは一生物だと思って大きいのを買った。
当時のアパートには大きすぎたがいつかこのテーブルに見合う家に住みたいと決めていた。
「あのテーブルはただの物じゃないんだ｡
俺が家族を守ってきた証しなんだよ｡」
家族の歴史が刻まれてると思っていたのは自分だけだったのか・・・・と寂しそうな父。

母の話は・・。
「私はああいうテーブルがいいなんてひと言も言ってない｡」
父の気持ちを思いやるフミカに
「お母さんの気持ちはどうなるのよ？」
と。
あのテーブルは最初から気に入ってなかった。
でも夫には言えなかった。
みんな独り立ちしたから自分も自分のやりたいこと思いっきりやりたいと話す母。

なんとなく板挟みのフミカ。
リサイクルショップにあのテーブルが売られていることに気づき、買い戻す。
両親を家によびテーブルを見せた。
テーブルの裏にはフミカの落書き。
両親の同じ思い出が残っていた。
母にテーブルを捨ててスッキリした？と聞くフミカ。
「このテーブルを捨てたのはね
お父さんへの復讐なの」
ホントは自分の一緒に選びたかった。
自分の気持ちも大切にして欲しかった。
父はテーブルを捨てられたことで自分も捨てられるのかと怖かった。
会社でももう用済みだと思われていそうで・・・。
「うちでの役割は終わったけど別の家で役に立つこともある。
お父さんだって会社だけじゃない何かを始められる！」
二人は納得。
そして・・・テーブルはフミカが貰うことになった。
”物を捨てるのは簡単じゃない｡
物にはいろいろな感情が刻まれているからだ｡
もし物を捨てたらその感情も消え去るのだろうか？
多分消えない
特に嫌な感情はなかったことにすればするほど大きくなっていく｡
だからしっかり向き合うことが大切かもしれない”

絵本作家先生の絵本は、やっぱりごちゃっとしたところで産まれるには理由があるんだね。
何かを探しに行かなくても・・・落ちてくるというか。
見つかると言うか・・・。
なんとなくだけど・・・・作家のように自宅で仕事をするにはミニマリストではやっていられないような。
パソコンを使って描く人は違うかもしれないけど。
あ、、、でも「ゆるりまい」さんはイラストレーターだけどほんとに「何にもない」家に住まわれているけど。

ワタシは物を捨てられないタイプ。
だけど捨てられないのと整理整頓ができないのは別かなぁ。
ワタシはどっちもやけど（汗）

芳根ちゃんのご両親にいしのようこさんと小林隆さん。
この二人は夫婦っていうより親子に見えた。
テーブルを売ってママが始めたかったのはヨガ！
二人で仲良くヨガ！
「リコカツ」とは違って、こちらのご両親は添い遂げそうだ！
長く続く夫婦ってこういうことなんだろうな。

永作博美さんの役はなにか・・・持病があるのかなぁ。
アンティクの椅子『運命の人』と出会い結ばれるというあの椅子。
なんかのフラグなんですかねぇ。

当たり前のように芳根ちゃんの部屋に山辺晃人（毎熊克哉)がいるんだけど。
めっちゃ嫉妬。
ワタシ、山辺さんよりちゃんと芳根ちゃんの役に立つからおばちゃんを置いて欲しい！！
山辺さん・・・清潔感があまりないのでフーミンに合わないよ！
と言いたいｗ
今日も、芳根ちゃんが可愛かったです！

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