『半分、青い。』第63回 感想～飼い猿に手を噛まれる。

第63回（第11週）「デビューしたい！」

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連続テレビ小説半分、青い。（Part1）

秋風（豊川悦司）にたきつけられ、叱咤され一心不乱に漫画を描き始める鈴愛。
岐阜の猿に負けていられないとﾕｰｺもボクテも闘志を燃やす。

一年後。
「月が屋根に隠れる」
の手直しをしているうちに、スランプになる鈴愛。
マグマ大使の笛を捨ててほしいとユーコとボクテに頼む。
そこにひょっこり現れた秋風が笛を捨てると、鈴愛は逆切れ。

「先生は人の気持ちがわからない。
ロボットだ。
だから家族も友達もいない！」

笛は捨てられていなかった。
漫画を描きあげたら返してやろうと思っていた秋風。
その笛をユーコとボクテに託す。

そしてまた一年後。
最初にデビューを果たしたのはユーコだった。

「笛を捨てて」
と言ったのは誰なんだ？

ボクテとユーコが捨てられないと言うことをわかっていて、ややこしいことを言ったのか？
周りの人間は鈴愛の心情を察しなければいけないのか？
どんな罰ゲームなのよ？
鈴愛は、療育が必要なんじゃないの？

「先生はおかしいです」
と鈴愛。
夜に笛を吹く鈴愛のほうがはおかしい。

師匠にそんな暴言をはいても、まだ秋風ハウスにいられる鈴愛の精神はおかしい。
悲しくて苦しくて立ち直れないほどなら、もう漫画家を目指すのは辞めろ。
鈴愛にできる仕事があるのかはわからんけど、岐阜に戻って店でも手伝え。
JAは無理だけどね。

鈴愛には家族はいるが、本当の友達はいるの？
みんなアンタに傷つけられているんだよ。
ただただ恵まれているだけなのに。
で、「恵まれている」と言えば、「ワタシは片耳が聞えない」なんて殺し文句言うんでそ？

とんだ岐阜の山猿。
ボクテとユーコは鈴愛の感受性に感心していたけれど、感受性が豊かな人間は人を傷つけない。
ひどいことは言わないし、言えない。
猿でもわかる暴言を吐いて、猿でもできる反省もしない。
自分が傷ついたら、周りの人も同じように傷つけても良いと思ってんの？？

秋風はずっと終始一貫している。
漫画家として大切なことを言い続けている。
ロボットが「ポケットにショパン」を描けるはずがない。
師匠も傷ついたはずだ。
なのに、飲み込んだ。

トヨエツのシーンだけは砦のように楽しかったのが、岐阜猿のせいで腹が立っちゃった。←最近菱本が空気。忙しかったのか？

「5分待って」と「女光源氏をよろしく」は読んでみたいな～。

で、よくわからなくなってきて「月が屋根に隠れる」。
鈴愛に秋風が

「セリフに溺れるな」

とアドバイスしていたけれど、コレって、脚本家へのブーメラン？？

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星野 源「アイデア」

キャスト
楡野鈴愛+++永野芽郁
萩尾律+++++佐藤健
秋風羽織+++豊川悦司
楡野晴+++++松雪泰子
楡野宇太郎+滝藤賢一
楡野仙吉+++中村雅俊
萩尾和子+++原田知世
萩尾弥一+++谷原章介
菱本若菜+++井川遥
小宮裕子+++清野菜名
藤堂誠+++++志尊淳
朝井正人+++中村倫也
伊藤清+++++古畑星夏
楡野廉子+++風吹ジュン（語り）