「はぐれ刑事三世」ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～はぐれ死しないし、べーやんは歌わないし、子供とは血が繋がってるし。

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事件の第一発見者でレストラン『新宿三田亭』の店長・三田陽菜（藤井美菜)は、『植井商事』の御曹司で取締役の植井圭介（忍成修吾）に父親を殺されたと思っていた。
父の遺体を発見したとき、アクセサリーがジャラジャラと鳴る音を聞いていた。
殺人された女性とした男も同じようにアクセサリーをジャラジャラ鳴らしていたので、忍成修吾が犯人だと思い込んでしまったという。
大角芽衣（紺野まひる)の母は三田陽菜（藤井美菜)の父と付き合っており（不倫じゃないぜ）、二人は一緒に殺されていた。
しかし忍成修吾にはアリバイがあり、『植井商事』の古沢秀史（佐戸井けん太）社長が殺したのではないかと噂があった。

紺野まひるの高校時代の同級生・青野が拘束された。
青野は佐戸井けん太社長から
ITベンチャー『ロマンティック製作所』副社長の浦賀有美（松岡依都美）の殺人依頼をされたと供述。
「写真の女を殺せば、死ぬまで工場を支えると言われた。」
青野の工場は古沢の融資がなければ存続できない。
それだけでなく、紺野まひるの命も保証できないと脅された。
有美は紺野まひるを裏切っているとも聞かされ、有美を殺害することで紺野まひるへの”思い”を断ち切るつもりでいた。
佐戸井けん太の代理人から殺害をする時の服装やアクセサリーを受け取った。←代理人って・・・。
佐戸井けん太を殺人教唆逮捕するべく証拠固めをしようとした矢先、上からの圧力で佐戸井けん太を捜査対象から外すことになってしまった。

そんな時、忍成修吾が佐戸井けん太の遺書を偽造し殺人しようとしたところで・・・逮捕！←めっちゃ急転直下
忍成修吾はすべての罪を佐戸井けん太に責任を押しつけ自殺に見せかけ殺害しようしていたのだ。

再開発プロジェクトは佐戸井けん太を追い出す為だけの計画だった。
しかしそのことを三田陽菜（藤井美菜)父に知られてしまい交際相手（紺野まひる母）とともに殺害。
その事件を不審に思った浦賀有美（松岡依都美）は関係者たちのアリバイを調べ、忍成修吾だけが現場近くにいた証拠を見つけてしまった。←警察より有能！！
有美に恐喝された忍成修吾は青野に殺害を依頼。
佐戸井けん太が忍成修吾に罪をきせようとしたと見せかけ、自らが青野に殺人を依頼。←めっちゃ手の込んだような単純なような（苦笑）
ま、とにかく忍成修吾が犯人！！！

忍成修吾は母を佐戸井けん太に殺されたと思い込み恨んでいる紺野まひるを利用した。
有美と佐戸井けん太が揉めているようにスマホを偽装した。
青野が有美を殺害するように背中を押した。
しかし・・・母はそんな忍成修吾に殺されていたのだ。
ずっと騙され、忍成修吾の協力していた紺野まひる・・・。←ええ！ちょっとバカすぎないか？

40代以上の人なら一度は見たことがあるであろう「はぐれ刑事純情派」

で・・・三世・・・。
なんだよ、悪人ばっかりの事件関係者だったなぁ。
コレ・・・まさかシリーズ化する気じゃないだろうな。
原田泰造はずっと半笑いでセリフを言っていたのはどういう役作りだったんだろうか？
全然「はぐれ」感のないまま終わってしまったよ。
これなら「はぐれ刑事三世」にしなくてもよかった。
でも「はぐれ刑事三世」ってタイトルじゃなければ最後まで見なかった人、最初から見なかった人も多いかもなぁ。
そもそも”方向音痴だからみんなとはぐれる”ってどないやねん。
こういう結果を予想していないわけではなかったけど・・・。
どうせならさ、「船越英一郎殺人事件」ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～完璧の母からお手柄お手柄まで。」みたいに、「はぐれ刑事純情派」を真似しまくれば良かったのに～。

「はぐれ死」が出てこないなんて肩すかしある？
「はぐれあるある」って立派な手法があるではないか。
犯人はちゃんとめっちゃ悪いし。
ま、青野や紺野まひるは気の毒だったけど。←だけどバカすぎない？代理人から受け取った洋服で殺人する男。おばちゃんの井戸端会議レベルの噂を信じて、母を殺した犯人が佐戸井けん太だと思い込む女。

家族設定からスナックの名前からぜ～～～～んぶ「はぐれ刑事純情派」のパロディで良かったんだよ！
そういうの藤田まことさんならおもしろがってくれそうよ？
それにさ・・・べーヤンが歌わなあかんと思うで？

サンキュー！！！！！！

とは言えないわ、このドラマｗ

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キャスト
浦安吉之（原田泰造)
仁城華子（内田理央)
河辺一成（立川談春)
浦安都子（真飛聖)
真島志乃（しゅはまはるみ)
大角芽衣（紺野まひる)
古沢秀史（佐戸井けん太)
植井圭介（忍成修吾)
三田陽菜（藤井美菜)
今北茉理（逢沢りな)