降り積もれ孤独な死よ第6話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～実の子に殺された灰川

真犯人の驚愕過去…父と子に訪れた悲劇…

原作:井龍一　漫画:伊藤翔太「降り積もれ孤独な死よ」

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刑事の鈴木潤（佐藤大樹）は瀧本蒼佑（萩原利久）と蓮水花音(吉川愛)を拉致していた。
「この人はお父さんの
灰川十三の実の息子
灰川邸の子供13人を殺した真犯人」
蓮水花音(吉川愛)が指摘。

鈴木は養護施設の前に捨てられた
毎年、鈴木の誕生日には花が贈られていた
ある年、花をバイクで持ってきた灰川十三(小日向文世)に「お父さん」と声をかける。
鈴木は灰川の顔を記憶して、灰川邸を訪れる。
そこには沢山の子供が灰川を「お父さん」と呼んでいた。
”血のつながりなんて無意味だ”
リッカのマークを見せて子供達に言う灰川。
灰川に「お父さん」と言うが、鈴木に「お前の父ではない」と冷たく突き放す灰川

「なんで殺したんだ？」
蒼佑に聞かれ
「わからないですか？
僕の苦しみが
僕はずっと飢えていたんです
父の愛に。」
壁にリッカのマークの書き終える
「お二人ともあと5日間。
家族水入らずのごゆっくり」
と言い残し出て行く鈴木

鈴木が出勤してきた。
上層部は鈴木のことを調べない。
川相（野間口徹）が鈴木のことを調べることにした。

五味明日香（黒木メイサ）は鈴木の頭をワシャワシャする。
冴木仁(成田凌)が鈴木を取り調べ室へ
「灰川邸に飾ってあったこの絵を買ったのはお前だよな。」
「確かに。この絵を買ったのは僕です
でも灰川邸に飾った僕じゃない。
盗まれたんです」
「空き巣に入られた時のことを教えてくれ」
「わかりました。な～～～んてね
みくびらないで下さいよ
こう見えて僕も刑事なんですから
皆さんが欲しいのは僕のDNAですよね
珈琲は結構です
これって任意ですよね？」
「二人はどこだ？」
「違法行為ですよ！」
鈴木はマンションへ帰る。

今までの被害者は餓死させられている、二人はきっとまだ生きている
五味は鈴木の髪の毛を取っていた。
違法捜査になるが、血縁を確かめることにした。

鈴木と灰川の親子関係が立証。
そして蒼佑を拉致する車を運転していた鈴木の映像が防犯カメラに映っていた。
鈴木に逮捕状がでた。
しかし鈴木に逃げられた
冴木は車を走らせる。
そしてNシステムで鈴木の車が向かった場所がわかる

鈴木は花音と蒼佑のもとへ行く。
餓死ではなく練炭を使う
そして今までのことを告白
警官になって、灰川のことを「お父さん」と呼ぶ子供達を2年かけて見つけて殺害していく
しかし大人になった灰川の偽子供達は見つけられない。
刑事になって捜査資料を見ることができた。
あと6人を殺すために･･･

「やっとわかったよ
灰川十三の息子だと知ってやっとわかった
なんであの人が。
父さんが自分から捕まったのか。
命を賭けて息子を守ろうとした
自ら命を断ってまで･･･」
蒼佑の言葉を笑う鈴木
「自ら命を断ったか。
それが事実なら感動的だったんだけどね。」
「え？」
「灰川十三を殺したのも僕です。」
愕然とする花音と蒼佑
「僕はお前達偽物には出来ないことをした
父親殺しが出来るのは本当の子供だけだ」

回想・留置場に灰川十三
＜殺された子供達のことを思うと眠れない？＞
留置係の制服を着た鈴木
＜久しぶり。お父さん
潤だよ
あんたの息子の
鍵を開け中に入る鈴木
灰川の隣にしゃがみ込む
どんな気分？？
大事に育てた子供達を殺したのが
実母息子だってわかって
自分が罪をかぶれば犯行は止まると思った？
残りの6人も全員殺すよ＞
＜さっきから何の話をしている？
俺に息子はいない＞
背を向ける灰川
＜何だよ、それ
俺がどんな思いで･･･＞
＜何度でも言う
俺に息子はいない
用が済んだら出て行け＞
鈴木とは目も合わせない
紐状のシーツで灰川の首を後ろから絞める鈴木

地下室
「じゃあそれがお父さんの愛だったんだ。」
「は？」
「お父さんは
誰かに殺されたりするひとじゃなかった。
でもあなたのためにわざと殺された
実の息子の願いを叶える為に
認めたくない？
お父さんは本当はあなたを愛していたことを」
「あいつが僕を愛してた？
だったらなんで僕を捨てた？」
「守る為
日記にはそう書いてあった。」

若かりし日の灰川
アパートの玄関前に赤ん坊を乗せたベビーカーが放置されていた
ドアを開けると深雪が腹部から血を流して倒れている
＜うちの嫁がお世話になった
返してもらえますか
そいつも俺の赤ん坊も＞
部屋には灰川と深雪を調査した報告書があった。
＜ただの人殺しだろ？＞
ナイフを持って赤ん坊を抱きしめた灰川に近づく
深雪が身体を起こし、男にしがみつく
＜逃げて！！＞
赤ん坊を抱えたまま部屋を飛び出す灰川
「自分の息子として手に入れようとする男から守る為
そして、あなたが殺人犯の息子として育つ事から守る為」
早朝児童養護施設の前に赤ん坊を置く
「だからお父さんは再び現れたあなたのことも拒絶した
再び関わることであなたが苦しむことのないように
それは愛でしょう？」

回想
首を絞められながら鈴木の手にそっと触れる灰川
目に涙をため首を絞め続ける鈴木
灰川がぐったりしていることで手を離す

「黙れ！」
花音に銃を向ける鈴木
銃声が聞こえ、冴木は別荘に乗り込む

「全部アイツが勝手にした自分本位の行動だ
それのどこが愛なんだよ
もう良い。」
バーナーで練炭に火をつける

花音は倒れ込み床に落ちていたガラス片でロープに取る花音。
花音は蒼佑のロープもほどく

冴木はドアの目張りを取っていると、背後に鈴木
鈴木は銃を冴木の頭部に突きつける
「鈴木、もう諦めろ。
もうすぐここも包囲される」
「じゃ、数分ここでじっとしていてもらえますか」
冴木は素直に従うフリをして鈴木を締め上げ手錠で鈴木を拘束。

花音と蒼佑を助ける
心臓マッサージで蒼佑が息を吹き返す
「兄貴」
「良かった･･･」
「ホントに良かったと思います？
僕知っているんですよ
あなたたち兄弟は暴力に取り憑かれている
負の連鎖
断ち切ったほうが良いんじゃないですか？
死ぬことで
そうすれば不幸はそこで終わります
生きていること自体が間違っているう
僕が虐待を受けていた
灰川邸の子供達を殺したのもある意味社会貢献だったのかもしれませんね」
ゆっくり立ち上がる冴木
鈴木の手錠を外す
「やっとわかってもらえました？」
「ダメだ兄貴」
冴木は鈴木に馬乗りになって殴る
口の中を真っ赤にしてヘラヘラと笑う
殴り続ける冴木

いや～。
展開早いっす。
そしてなんともモヤモヤするけれど、目が離せないっていう。
鈴木･･･もっとサイコパスに演じてくれてもエエんやでっていう。
最後だけみてりゃ、冴木がサイコパス

花音ちゃんも蒼佑も死んじゃったかと思ったよ。
2024年に2人の気配を感じないからさ。
生存確認できているのは冴木と五味だけじゃん
でも花音ちゃんの生命力に感心。
めっちゃ貪欲に生き抜くやん。
花音ちゃんは2024年も生きてるやろって思えた回でもありました。

そりゃ鈴木も可哀想だよ。
灰川って苗字のほうがかっこ良いしさ←そこじゃない

灰川も自分の子供だと殺人犯の息子になるし、深雪の夫だとDVに悩まされるから、苦渋の決断で養護施設の前に息子を置き去りにしたんだと思うけどさ。
それならなぜ毎年花なんて届けるのよ。
それも自ら。
そんな中途半端な事するからこんなことに。
せめて花キューピットにしようよ。
鈴木はやっぱり可哀想なんだよ。
あのDV男の子供ではなく灰川の子ではあることがDNA鑑定されているけど。
花音に「父の愛」と言われても、愛情なんて感じずに生きてきたんだから。
拒絶しかされていなんだから･･･。
そりゃ、歪むて。
まぁ･･･深雪が死んでさえいなければ、もう少しなんとかなったかもしれないんだけど。
嗚呼！！

で、警察。
灰川の自殺と他殺
わからんかったのか。
身内に甘いよね。
まさか警察官が殺人をしないとでも。
しかしなぁ。あんなわかりやすい変装までしてるのにさ。

配達員の男の変装も気付かず。
逃げられるのもどうかと思うしさ（苦笑）
ちょっとミスが多いな警察。
で、単独行動した冴木。
んでもって冴木のリミッターが外れた！

予告では「最悪の結果」って。
まさか冴木が殴り殺してないだろうな･･･
ってか、鈴木。
冴木に殺されなくても極刑だよなぁ
13人も殺しちゃってるし。

しかし鈴木の挑発に乗るなて。
もう。
なんだか救いようがないっす。
ずっと辛い過去と未来だわ。

今のところ疑問は謎の男・笠松。
そして2024年の生存者

来週も楽しみでございます。

主題歌 – あいみょん「ざらめ」

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キャスト
冴木仁(成田凌)
蓮水花音(吉川愛)
瀧本蒼佑(萩原利久)
鈴木潤(佐藤大樹/FANTASTICS）
沖島マヤ(仲万美)
川口悟(松本怜生)
神代健流(杢代和人)
東優磨(カカロニ栗谷)
森燈子(山下美月)
五味明日香(黒木メイサ)
川相総一(野間口徹)
灰川十三(小日向文世)