降り積もれ孤独な死よ 第3話 ネタバレ感想~主人公が連続傷害事件の犯人だなんて

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容疑者の謎の死…犯人判明…兄弟が抱えた傷

原作:井龍一 漫画:伊藤翔太「降り積もれ孤独な死よ」

あらすじはコチラ→

五味 明日香(黒木メイサ)は冴木仁(成田凌)を喫煙に誘う。
冴木の父が再婚するまで、蒼佑(萩原利久)が家に産まれるまで、父親の虐待の標的は冴木だったのではないかと聞く。
連続傷害事件の犯人に関する防犯カメラに写った映像。
決定的なものではないが、これは冴木仁(成田凌)なのではないかと言う。
被害者は全員虐待をしている親だった。
今回の事件ももしこの暴行事件がなければ子供は死んでいたのではないかと思う。
そんなヤツらは死ねば良いと思う。
だが冴木(成田凌)のやったことは許されることではない。
この事は冴木(成田凌)が自首するまで誰にも言わない。
自分自身で蹴りをつけるように良い立ち去る。

土砂降りの中家に帰ると、蓮水 花音(吉川愛)が待っていた。
着替えている最中、傷だらけの背中を見てしまう驚く。
「僕はもう協力出来ません。
その資格がないんです」
幼い頃、父親の虐待を回想する。
ガマンさえすれば蒼佑(萩原利久)が殴られることはないと思って耐える日々。
あるとき、亡くなった母方の祖父母に引きとられる。
しかし自分が父親と同じ暴力性を持っていることを知る。
刑事なった。
虐待した男を逮捕するも出所後すぐに虐待を始めたことに気付く。
許せない冴木(成田凌)は、その男を何度も何度も殴った
虐待された子供のため。
そんな免罪符で。
父親の負の遺産を引き継いだ。
それは蒼佑(萩原利久)にまで。
俺たち兄弟はどうしようもないほど壊れている
灰川邸の犯人が蒼佑(萩原利久)だとしても責める資格はない。

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「それなら私も冴木さんのしたことを責める資格はない。
父のように慕っていた灰川が死んだのに何の感情もない。
でも私は実の母が死んだ時、ちゃんと感じたんです。
自分の気持ち」
花音(吉川愛)は灰川邸から帰った18歳の時、母が死んだ
「良かった。
やっと死んでくれた
と思った」
私たちは壊れているかもしれないけど、壊したのは自分じゃない。
むしろ私たちは傷を必死に治そうとしている。
蒼佑も同じ。
「疑ってきた私が言うのは勝手なんですけど。
蒼佑は灰川邸事件の犯人じゃないかもしれない。
昨日会ってそう思ったんです。」
蒼佑は献花台にチョコレートを供えた。
一人に一つあれば喧嘩にもならない。
そう言った蒼佑は昔の蒼佑だった
「まだ蒼佑を信じたいという気持ちが少しでもあるなら、もう一度本人と向き合って見ればどうですか。
壊れた人間同士ではなく、同じ傷を持つ家族として。」

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蒼佑(萩原利久)がアパートから黒いパーカーフードをかぶり歩き出す
植え込みの影から出てくる冴木。
蒼佑のあとをつける
中学校に入っていく蒼佑
「DV加害者プログラム」の看板を見つける。
しばらくして蒼佑が出てきた
二人で話をする

この前、花音(吉川愛)が襲われた。
灰川が自殺したあとだ。
「俺はその犯人と灰川邸の犯人は同一人物だと思っている」
「それは俺が疑われているってこと?」
「そうだ。間違っていた。
お前は花音(吉川愛)が襲われた夜、ここにいた。」
蒼佑は暴力を手放そうと努力していた。
「ごめんな。蒼佑。
俺があの日、お前を捨てて出て行かなきゃ。
お前がこんなふうに苦しむこともなかったのに。
ホントにごめん」
「それ何のために謝ってんの?
そらやあんたは良いよな
あの地獄みたいな家から一人だけさっさと抜け出せたんだから」

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蒼佑は幼い頃に受けた虐待を思い出す。
「立派に刑事になれて
心残りは昔捨てた腹違いの弟のことだけ?
あんたもあのままオヤジと暮らしていたら
俺みたいに家族に暴力を振るう男になったかもしれねえもんな
あんたに俺の気持ちなんかわかんない。
疑いが晴れたからもういいよね?」
出て行こうとする蒼佑の背中に離す冴木
「俺も人を殴ってた
子供を虐待してる男を捜し出してはボコボコになるまで
刑事になってからの話だ
相手が悪い奴だから間違っているから
それを口実にしてオヤジと同じように
自分の中の暴力でょ宇道に身を任せていた
だから・・・。
お前の気持ちなんてわかるわけない
こうやってちゃんとの問題と向き合おうとしてた
お前の気持ちなんか
全然わかるわけがない
今更兄貴面するどころか
刑事である資格すらないような人間なんだよ。
俺は。」
蒼佑が振り返る
「治せるって言ってたくせに。
昔河原で虫採りしてた時」

幼い頃の瀕死のトンボが虫採り網に引っかかったのを取れずにいた二人。
冴木は網を切り取りトンボを逃がす
”良いの?”
”トンボは治せないけど網は直せる”
「生きてればたいていのものは治せるって
兄貴から何気なく言ったその言葉が忘れられなかった
だから何度壊れてもダメになっても治そうとしてきたんだよ
なのに何やってんだよ」
下を向き手で顔を覆う冴木
「ホントに。
ホントにごめん。」
「兄貴の泣いている姿なんて見たくない」

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冴木は五味 明日香(黒木メイサ)に頭をs挙げる。
「俺にもう少しだけ時間を下さい」
灰川邸事件についてどうしても気になることがある。
まだ事件は終わっていない
場合によっては自分の弟の命が狙われるかもしれない
この不安を背負って自首をして、弟の命まで失ったら・・・
「必ず自首をして罪を償います
だからお願いします
もう少しだけ待って下さい」
「あのさ、私の話聞いてた?
私はあんたに自分でケリをつけろって言ったの。」
だから自分のタイミングでケリをつければよい。
いちいち許可を取ったり頭を下げる必要はない。
「じゃ、そういうことで」

冴木は蓮水花音(吉川愛)に電話する。
蒼佑に全てを話したことを伝え
「まだ和解とはほど遠いですが。
蓮水さんのおかげです」
「でもこれで振り出しに戻ってしまいましたね
生き残った子供達の中にいるというのは思い違いだったんでしょうか?」
冴木は蓮水に見て貰いたいものがあると伝え、蓮水花音と仕事が終わったら会う約束をした。
蓮見のドアチャイムが鳴る。
荷物を受け取り、鍵をかけ戻る。
ドアホンのモニターに顔に傷を持つ怪しい男が写り、蓮水花音の家のドアを舐め回すように見ていた。

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最終回かと思ったよ。
なんつーボリューム。
まさか刑事の主人公が連続傷害事件の犯人だなんて。
まだ第3話だぜ?
しかも自首はしない。
大丈夫?もう事件は起こさない?自分を止められる?
アタシはてっきり、あの若い刑事が犯人だと思っていたよ。
なんか怪しいんだもん。
あの若い刑事は冴木(成田凌)に疑いの目を向けないんだろうか?
大丈夫?

蒼佑は兄貴が好きだったんだなぁ。
もし冴木の祖父母が母が死んだ時に冴木を引き取っていたら・・・どうなっていたんだろうか。
腹違いの弟がいることも知らずに生きていたんだろうか。
弟は、それまで兄貴が虐待されることで自分は逃れてきたことを覚えていたんだよねぇ。
それでも止めてくれなかった母親ではなく、兄貴を憎むことになるなんて。
一番憎むべきは父親なんだけど。
冴木の祖父母は蒼佑のことを育てることは出来なくても、ケースワーカーかなんかに訴えられなかったのかな。
、通報してもああいう男はなんだかんだで児相も言いくるめるんだろうけど。

虐待の連鎖。
それとも父のDNA?
もちろん、虐待の連鎖を起こさない人もいる。
それでもそでも・・・病んじゃうわな。

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最後の男は、吉川愛ちゃんを突き落とした男なのかなぁ~。
タクシー運転手が見たのもこの男だと思うんだけど。
あの顔が傷だらけの男は、見つからない子供なんだろうか
笠松さんに見えたけれども。

そして現在、成田凌が刑事ではないのも納得はできたんだけど。
連続傷害事件の犯人として罰せられたわりには、刑期が短いような。
時効になっている事件もあるってことだろうか。

最後の最後まで気が抜けない。
来週も楽しみです。

今期、日テレが面白いかも。

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