永遠についての証明/岩井圭也
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三ツ矢瞭司(杉野遥亮)は、熊沢勇一(竜星涼)と斎藤佐那(関水渚)と論文を完成させ、評価させる。
飛び級の打診を理事長から受けるが、熊澤斎藤と一緒なら…と言うが。
熊沢、斎藤も気にせず一人だけ飛び級するべきだと言う。
熊沢は三ツ矢の才能に嫉妬していると正直に話す。
これから数学で生きていくなら、飛び級し、大学院に進み、数学者になるべきだと。
小沼繁行(小澤征悦)教授は学校を辞めることになった。
引き止める三ツ矢。
小沼は三ツ矢の論文を読んだとき、喜ぶより先に嫉妬した。
現役に見切りをつけるのが早すぎたと言う。
そう思わせてくれてありがとうと三ツ矢に伝える。
三ツ矢は次の論文を手伝ってほしいと熊沢斎藤に伝える。
しかし熊沢は次にやりたいテーマを見つけたので、それを一人でやってみたいと話す。
斎藤は来年から工学部に転部したいと言う。
自分の可能性を片っ端から試してみたい。
それを聞いた三ツ矢は次の論文は一人で書く。
しかし「コラッツ予想」は二人にも手伝ってほしいと頼む。
二人は少し気まずく微笑む
天才とは孤独なのね。
三ツ矢くんがどんどん孤独になっていく。
友達なんてできなかったら…それまで通り一人で数学を突き止めていくだけだったのに。
なまじ友達ができてしまったもんだから…。
理解してくれていた教授も友達も自分に嫉妬していた。
同じ「数学が好き」だと思っていた人たちに「俺とお前とは違う」と言われてしまう。
また孤独になり…
そして好きを職業にするのは難しく。
また数学者なんてなりたいと思ってもなれる人は少ない。
それなりに人間関係も構築していかないといけないだろうし、スポンサーもいるだろうし。
そう考えるとバッドエンドしかないかな~
冒頭、熊沢が論文発表していたのをみると、まさか三ツ矢…死んだんじゃと思わせられるキツさよ。
またそういう孤独に陥っていく杉野遥亮がうまい。
もう大学生は無理だろう!って思っちゃうけど、嫉妬する竜星涼も良い。
関水渚ちゃんは可愛いなぁ。
しかしながら…三ツ矢くんの将来は孤独…しか見えんのだが。
すでに後半は、ずっと泣いているように見えたもんね。
周りも辛いしね。
天才の周りにはサポートする人が常にいないと。
でもまだ若い熊沢くんや斎藤さんに天才をサポートするだけってポジションは…。
それぞれ将来が有望なのに、三ツ矢の研究をサポートするだけなんてね。
そこに希望を見出しているならともかく・・・。
だれも間違ってはいないから、辛いんだな。
三ツ矢は誰かの評価がほしいわけでもなく、大好きな数学を誰かと共感したいだけなんだろうし…。
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永遠についての証明 後編 ネタバレ 感想~天才の死と証明
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出演
三ツ矢瞭司(杉野遥亮)
熊沢勇一(竜星涼)
斎藤佐那(関水渚)
平賀寿彦(筧利夫)
三ツ矢寿美代(岸本加世子)
小沼繁行(小澤征悦)
田中優(味方良介)
木下聡介(藤田悠)

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