「大恋愛~僕を忘れる君と」最終回(第10話) ネタバレ 感想~最期は家で看取って欲しかった。

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「君には絶対、絶対、僕なんだ!これは神様がくれた最後の奇跡」

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施設で松尾公平(小池徹平)に会い、アルツハイマー病が進行していることに驚く。
それでも公平は幸せそうだった。

キムラ(富澤たけし)と飲んで、愚痴って泣いてしまう真司(ムロツヨシ)。
帰宅すると編集者(木南晴夏)が待っていて、
「ずっとこのままそばにいたい」
と告げられるが、
「それはできない」
と答えた真司。

テレビの行方不明者捜索番組で、薫(草刈民代)が情報提供を呼びかけるた。
尚(戸田恵梨香)はとある診療所にいた。
5000万の通帳を持っていて、ここに置いて欲しいと言ったらしい。
最初は診療所の雑用をしていたが、それも出来なくなってしまった。

持ち物にはビデオカメラが入っていた。
家出からの動画を見ていくうちに号泣する真司。
尚と向き合う決心をした。



アップルパイを二人で食べて、「脳みそとアップルパイ」を朗読する真司。
ニコニコ聞いていた尚。
「素敵。ワタシもこんな恋してみたいなぁ。」
と言い、その場を去ろうとした。
「あの・・・また会いにきてもいいですか?
小説の続きを聞いて貰いたいです。」
「はい。待ってます。」

その後、息子には嘘をつき、「お母さんは宇宙人に連れ去られて記憶を無くした。」と言い、母子を対面させた。
「はじめまして。」
息子に言う尚。

そして、あの居酒屋で、尚ママ夫妻やトミーとも対面。
母に
「どちら様ですか?」
と訪ねる尚。
尚ママ、号泣。

尚のいる診療所に通い詰める真司。
小説の読み聞かせは続いていた。
読み進めるうちに一瞬だけ記憶が戻った尚。
「真司は天才だね。」
浜辺を散歩する二人。←オープニング映像かな?
しかしこの日を最後に尚が真司を思い出すことはなかった。

そして1年後、尚は肺炎でこの世を去った。




先週から展開が雑だったのが残念でした。
最終回も・・・。
駆け足すぎて、ワタシは泣けなかったなぁ。
ムロツヨシは号泣していたけどw
それはそれでとても素敵だったんだけど。

尚。
どうしても家出させなきゃだめだったのかなぁ。
5000万円の通帳を持って・・・。←これもなんかおかしいし。無理矢理なような気がするし。
良い先生に出会えたけれど。

残念ながら、ワタシ期待していた最終回ではなかった。
一度別れて病気が進行し、家を出て病気が進行した。
なんか辛いし、時間経過も早くて辛い・・・。

やっぱりもっと妊婦生活も出産後の生活も見たかったし、病気が進行していく中で、尚と真司がどうやって向き合い、そうやって生活し、どうやって看病するのか・・・。
見たかったよ。

尚と息子の関係も、普通の母子ではなくとも優しい時間が流れたんじゃないかなぁと。
恵くん賢いし。

アルツハイマーは新しい記憶から無くなるというから、ビデオの記録にも子供へのメッセージがなかったのかなぁ。
それでも一緒に自宅で暮らして欲しかった。
可哀想すぎるよ、恵君。
苦しいことがあっても、息子には嘘をつかずありのままの母と暮らしてほしかったな。

最後は肺炎であっけなく亡くなったとしても、家で看取って欲しかった・・・。
コレにつきる。
通い婚なんて、嫌だわ。
せっかく建てた家で暮らして欲しかったよ。



ま、ワタシのわがままですが。

やっぱり編集者に子供の面倒を見させるのはおかしい。
あちらにはその気があるのにさ。
それに気づかないでシッターをさせていたなら、作家として鈍感すぎやしませんか??

尚ママと井原先生の結婚も許されて、結婚式もすることになって・・・。
公平(小池徹平)も出てきて・・・。
このあたりのサイドストーリーがなければ、もっともっと子育て生活も見られたかと思うと・・・。

ずっと楽しみにしていたので、ラスト2回が残念でした・・・。
着地点って難しい。

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感想はコチラ
「大恋愛~僕を忘れる君と」第1話 ネタバレ 感想~ムロツヨシが時々格好良くて、戸田恵梨香がずっと可愛い。
「大恋愛~僕を忘れる君と」第2話 ネタバレ 感想~最終回でも良いくらい素敵
「大恋愛~僕を忘れる君と」第3話 ネタバレ 感想~進行する病状。切ない恋心。
「大恋愛~僕を忘れる君と」第4話 ネタバレ 感想~”好きと嫌いは選べない”ブレないヒロインに惚れる
「大恋愛~僕を忘れる君と」第5話 ネタバレ 感想~祝・結婚!「脳みそとアップルパイ」を読みたい!
「大恋愛~僕を忘れる君と」第6話 ネタバレ 感想~不幸を呼ぶ小池徹平
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「大恋愛~僕を忘れる君と」第8話 ネタバレ 感想~どうせ忘れるから恨まない。
「大恋愛~僕を忘れる君と」第9話 ネタバレ 感想~掛け違えたボタン。遺言と書き置き。
キャスト
北澤尚——戸田恵梨香
間宮真司—-ムロツヨシ
井原侑市—-松岡昌宏
北澤薫——草刈民代
木村明男—-富澤たけし(サンドウィッチマン)
小川翔太—-杉野遥亮
沢田柚香—-黒川智花
井原千賀子–夏樹陽子
松尾公平—-小池徹平

コメント

  1. saki より:

    小池パートくらいから面白くなくなってきて、
    第一部では「絶対保存版!」って思ってた録画もすべて消去。

    そんな温度で一応見続け、先週などは「シッター雇え! バクナンうるせえ!」
    って若干荒れていたので、最終回も「ま、おさまり具合だけ見るか」
    ってな具合で見てたんですが…。

    それが逆に働いたのか、号泣してしまいました(苦笑)
    ま、私ちょっとストレスたまってて泣きたかったのかもしれませんがww
    お母さんのことがわからないところが、一番きてしまいましたね。
    あとわかっていても、一瞬記憶が戻るところとか。

    ネットに「これ三上博史だったら泣けた」と言ってる人がいて、
    あーそうだったかななんて思ったりもした。
    ムロに泣かされる日が来るなんてと思っていたけど、
    私やっぱりそんなにムロ好きじゃないわーって途中から思ってしまった…。
    たぶんシンジ自体が、実は鈍感(モノを作る、しかも小説家なのに!)ということがわかったからかな。
    そもそも年下のカワイイ奥さんもらってんのに、
    さらに若くてキレイで積極的な女の子が、自宅をウロチョロしてきたら普通の状態でもけっこうメンタルやられるぜ。

    でも大丈夫。
    水野さん、おうちに帰ったら玉木宏いるから。そっちの方がいいからww。

    あと、やっぱり小池パートがちょいと長すぎましたね。
    アルツハイマーの残酷さを客観的に伝える人物が必要だった、との声もありますが、
    それにしても結構入り込みすぎた感。
    たろたろさんが言われるように、妊娠出産子育て時代があまりにも短すぎる。
    ラストスパート速度速すぎでしょみたいな。

    黒川智花ちゃんはバツイチ設定だったんですねー。
    そして大きくなったけいちゃんが、かなりムロ寄りになってたという…。
    面白かったです。
    コレジャナイ感は多少ありますが、
    やっぱりベテランが脚本から作るドラマはこっちにも響くなって思いました。

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      sakiさん、号泣されたんですね。
      ワタシは猛スピードで流れる時間に着いていけず・・・。
      母と息子の存在を忘れることも想定内だったので、泣くに泣けなかったです。
      ホントは泣きたかった!
      泣いてスッキリしたかったです。
      泣くと、ストレスが発散できますもんね。

      「三上博史」かぁ。
      なるほど。
      でも三上博史だと格好良すぎるかも・・・。
      脚本家はムロのキャスティングが決まってから、少し脚本を変えたらしいので、イケメン俳優がキャスティングされても違和感がなかったかもしれないですけど・・・。

      真司は鈍感でしたねぇ。
      作風もそんな感じがしました。
      繊細な文章って感じでも無かった。

      小池パートは最終回のあのシーンを挟み込みたかったのと思いました。
      尚以外にも、若年性アルツハイマーの患者を登場させたかったのだと思います。
      ただ・・・エピソードが長すぎた。
      2週も使われてしまったら・・・・。

      もっと家族で向き合う時間を見せて貰った方が良かったかなぁと。
      それではベタ過ぎなのかもしれませんが、ベタでも良いのに・・・と。

      お手伝いにくるのが黒川智花でも良かったですよねぇ。
      子育て経験がありなら・・・。
      それはそれでややこしいかなぁ。
      そうそう。
      4歳の恵君はとっても可愛くてお利口さんだったけど、小学生の恵君はほぼムロ成分でできていましたね。
      驚きましたw
      男で一つで育てたら、こうなるのかぁ。
      そして黒酢ドリンク。
      あんなもん小学校に持って言ったらあかんやろって思ってしまったw

  2. moon より:

    こんばんは。

    私も、上のコメントの方と同じように
    泣いてしまいました…(照)
    浜辺のシーンも一瞬思い出すのは
    想像がついてたのに、泣いてしまった。

    水野さんは真司に対して
    好意を持っていたんですねぇ。
    きっぱり断ったのは良かったけれど、
    編集者ですからね。
    水野さんの優しさに甘えてしまったのかも
    しれないですが、最初からお世話に
    ならなければよかったのに…と思います。

    このドラマは「大恋愛」というタイトル通り
    最後までラブストーリーだったんだなと
    思いました。

    食事や排泄もできなくなることや
    尚の痩せ衰えた姿を見せない。
    尚の最期や、お通夜、お葬式、恵くんの
    心のケア、大変なことはいくつも
    あっただろうけど、
    そこは描かれませんでした。
    闘病ドラマにはしたくなかったのかな…。

    個人的にはそこまで描かなくても、
    尚が最後まで家族と寄り添いながら
    生き抜く姿を見たかったなぁ。

    徹平くんの怪演は素晴らしかったけれど、
    公平や薫さん夫婦のことよりも
    やっぱり尚と、真司、恵くん3人の物語が
    見たかったです。葛藤、悩みの中でも
    確かに幸せな時間もあったはずですから。
    そういうものをじっくり見守りたかった。

    恵くんは本当に健気で可愛い子でした。
    尚と恵くんが一緒に過ごせた時間は
    あまりに短かったですよね…。
    やっとお母さんと再会できたのに、
    「お母さん」と呼ぶこともできず
    一緒に暮らすこともできず…可哀想でした。
    けれど、真司が恵くんに目一杯愛情を注いで育てたんだろうなと信じたいです。
    真司はこの先も尚を思って
    生きていくのかもしれません。
    恵くんがいてくれるから…大丈夫かな。

    尚は短い生涯だったけれど、こんなに愛し
    愛されることができて
    周囲の人の優しさに包まれながら
    旅立てて幸せな人生だったのかもしれないと
    思えました。

    最後が大好きな「砂にまみれたアンジェリカ」の一節を暗唱する尚…というのは
    印象に残りました。
    遺影も最高に幸せな時の笑顔だったし。

    後半は見たかったものと違ったけれど、
    全体的には良いドラマだったと思います。
    心に残る作品となったのは確かです。
    全編通して戸田恵梨香ちゃんの演技が
    素晴らしかったし、ムロさんもとても
    良かったし、松岡くんは抑えたトーンが
    素敵でした。気が早い話ですが、
    次々作の朝ドラも楽しみです。

    長文、申し訳ありません。

    • tarotaro tarotaro より:

      moonさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      数年後、水野さんと結婚していたら・・・嫌だなぁ。
      と思いつつ、それはないかなぁ。

      最期まで「大恋愛」だったってのはそうなんですが・・・。
      やっぱり時間は足りなかったですね。
      闘病シーンを見たかったわけではにのですが・・・。
      一緒二暮らしていても「大恋愛」は描けたような。
      大石さんならできたと思うんですよねぇ。

      ホント、もっとじっくり見たかったです。
      踏み込んで言うなら、実母と元婚約者の恋愛と結婚は見たくなかった(苦笑)
      小池徹平くんのエピソードより、あの結婚は美男美女が演じても目を覆いたくなります。
      昔、今井美樹主演ドラマで、実姉の婚約者を実妹が寝とるってのがありましが、アレも気持ち悪かったですが、それを上回りました(苦笑)

      恵君がみょうに物わかりが良いのに、ちょっと都合が良かったかなぁ。
      時間が足りなかったんでしょうね。
      もっとわがままを言って良いのに・・・。
      って可哀想になってしまって。
      時間があれば、そのエピも見られたのになぁ。残念。

      ラストシーンの海辺がオープニンとシンクロしたとき、終わったんだなぁと思いました。
      永遠の別れがやってくるのは、真司のナレーションでわかっていましたが・・・。

      この病気のほとんどの人は、体は健康なのに、何も出来なくなっていくんだろうと思うと、辛かったです。
      患者さん本人も介護をする周りの人も。
      30歳で発病し、平均年齢まで生きたとしから・・・半世紀も介護生活ですから。
      早く賢い人に、治療法を見つけて欲しい。←ワタシは何にも出来ないのでエライ人を応援します。

      終盤駆け足で残念なことも多かったですが、それは期待の裏返し。
      とても楽しい金曜日でした。

      戸田恵梨香さん、来年は朝ドラですねぇ。
      最近の朝ドラは新人さん主演より、キャリア組主演ドラマのほうが楽しいので、期待は大きくなります。

  3. Howlite より:

    こんばんは。
    tarotaroさん、ブログ5周年おめでとうございます♪
    私は半年位前にこちらのブログを知って拝見するようになったので、もっと前から知っていたらなぁ……と悔やまれます。
    というのも、もともと好きだったドラマを、tarotaroさんのお陰でより楽しめるようになったからです。
    これからも楽しみにしてますので、頑張って下さいね。
    大恋愛は皆さんと同じ感想ですね。
    もっと、じっくり観たいシーンもあったのに、駆け足でどんどん進んでいき、第9話と最終回はまるで総集編のようでした。
    同じ局の中学聖日記は視聴率は高くないようなのに、毎週のように時間が延長されてましたよね。
    大恋愛も二回か三回でも延長してくれてたら、もっと見応えがあったのになぁと残念に思います。

    • tarotaro tarotaro より:

      Howliteさん、こんにちは
      コメントありがとうございます。

      そうそう。
      第9話と最終回の時間の流れには驚きました。
      ホント、総集編並でしたねぇ。
      時間配分が悪すぎました・・・。

      確かに「中学聖日記」は11話と1話多いですし、レギュラーの時間も長い(ギボムスも長かったので、あの時間のドラマは延長ではなくあれが普通みたいです。)
      その割に、話が進まないっていう・・・。
      金曜日のドラマは好評でもあまり延長しないですね。
      それがとても残念です。
      最初から延長ありきで撮影するより、世論を見てから時間を決定してほしいです~!

      そしていつもご覧いただいてありがとうございます。
      5周年。
      なにげに書いただけだったのに、「おめでとう」コメントをいただけて恐縮です。
      これからもよろしくお願いします。

      • Howlite より:

        返コメ、ありがとうございます♪
        ただ、私「初めまして」ではないです(泣)。
        テレビ雑誌を見てみると、tarotaroさんが書いておられた通り、この枠の放送時間は
        TBS/MBS系 毎週火曜 午後10時~11時07分
        となってました。
        視聴率は関係なかったですね。
        ギボムスは違和感なかったですが、中学聖日記が毎週時間が長いことに違和感があったんですが、そういうことなのかと納得しました。
        1月からのこの枠は深キョンのドラマですね……どうなんだろう。
        私は、疫病神シリーズがとても面白かったので、同じ原作者の後妻業(フジ系 火曜9時)が一番楽しみにです。
        tarotaroさんは、どのドラマが楽しみですか?

        • tarotaro tarotaro より:

          Howliteさん、こんばんは。
          コメントありがとうございます

          すみませ~~ん。
          ”初めまして”の方のコメントの後に書いていたので・・・って言い訳になりませんね。
          申し訳ありません。

          そうなんです、
          なぜか、火曜日の枠は11時すぎが定時なんですよねぇ。
          でも・・・火曜日のドラマのほうが苦手なのが多いです。
          ギボムスとか重版出来とか逃げ恥とか・・・おもしろいのも多いんですけど・

          1月からのこの枠は深キョンのドラマ。
          ワタシはわりと深キョンのドラマはハズレがないと思っているんですが・・・。
          後妻業はツッコミがいのありそうなドラマですよねw
          菅田将暉のドラマも楽しみなんですが、日曜日の日テレ22;30の枠はしんどいんですよねぇ(苦笑)
          あ、常盤貴子さんのドラマも楽しそう。
          冬ドラマって見応えがあることが多いので、楽しみです!!