「ちむどんどん」 第108話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～中原丈雄さんに涙。ハワイの養豚

第22週 「豚とニガナは海を越えて」

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和彦と田良島はオーナーの帰国祝いの名目で食事会を開きたいと言う。
そこでオーナーからアドバイスが貰えればという魂胆。
食事会が始まると、そこに賢秀と寛大が現れた。
賢秀はなぜか養豚のことは秘密にし、投資会社の社長と部下という設定を守るように寛大に言う。
店に入ると、その雰囲気にいたたまれなくなった寛大が逃げだそうとする。
その間、和彦たちは店がうまくいっていないことは賢秀には内緒にしようと暢子に提案。
嘘は嫌だという暢子だが、賢秀にバレたらまた余計なことをすると説得。

食事中、イタリア料理の話になる。
イタリア南部は豚を捨てることなく大事にた食べる。
これは沖縄とよく似ていると話すオーナー。
すると寛大がハワイの養豚場は沖縄移民が支えていたのはご存じですか？
と口火を切る。
寛大の両親は戦前に出稼ぎにハワイにいた。
沖縄の養豚は沖縄戦で絶滅の危機に陥った。
ハワイの沖縄移民がアメリカで大量の豚を買い、何人かの有志が豚と長い航海に出て、550頭もの豚を送り届けた
そんな命がけの行動があったから、沖縄には美味しい豚肉料理があるのだと。
メモる和彦。
良い話が聞けたと田良島。
賢秀は泣き出す
「養豚に関わる人間には…」
と言いだし、驚く面々に取り繕うためその場を逃げ出す賢秀と道連れの寛大。

オーナーは暢子を送り出すときに、どの店にも言えることだが、「強味は弱味」だと話す。
店を出ようとした矢作を飲み直そうと二ツ橋が誘う
矢作は店に帰って出汁の確認をしたいと断る
「今日はよくこらえましたね」
と矢作に言う二ツ橋。
矢作の料理は丸焦げの豚とか…なんか陰湿なメニューだったのだ。多分（爆）

なぜか一足早く戻った和彦と暢子は
「矢作に給料が払えない」
と相談。
矢作は立ち聞きしてしまう。

「暢子を励ます会」をなぜか「オーナーの帰国祝い」に。
その費用は誰が？
オーナーの帰国祝いはフォンターナの経費で落ちるのか？
フォンターナの料理人たちの気持ちはわかる。
矢作は最低なことをしたんだけど、ならもっと正面から文句言えやって思うんだよなぁ。
謝罪して済まされることではないんだけども。
いや、矢作にあんな犯罪をさせるからおかしくなったんだよねぇ。
今週の矢作は正論ばかりなんだけど、いやこれまでも正論ばかりだったけど、権利書を盗んだんだよなぁって言う。
それがなければ、もっとスムーズに受け入れられるのに。
んで、この会になぜ歌子がいないの？
スケジュールの都合ですかねぇ。
智がいるのに、なぜ歌子がいない。
いや、なぜ智がいる？？？？

暢子は和彦に店の危機について秘密にしようと持ち掛けられ「うちは嘘はつきたくない。嘘は嫌い」ってことですが。
比嘉兄妹は嘘で出来てると思うんだけど（苦笑）
今日の賢秀も酷かった。
養豚場経営は隠し、投資会社として通す。
名の通った投資会社ならともかく、そうでないなら胡散臭さ倍増じゃない？
賢秀を雇う投資会社なんて詐欺だと思われるよ。
養豚場のほうが数倍信用出来る。
賢秀は養豚の仕事に誇りを持てないわけ？
今まで自分がしてきたどの仕事より崇高な仕事だと思うけど。
しかも寛大の前で清恵を貶すのは聴くに堪えない。
今日は意味のない騙し合いか。

ただ…ハワイの養豚場の話は中原丈雄さんの語りが良かったです。
ホントに。中原さんは好きな俳優さんの1人ですが、ここまで中原さんのシーンは見ちゃうね、やっぱり。
「なつぞら」でも中原さんは同じような役だったと思うのですが（ヒロインの兄と娘が結ばれるってのも一緒）、あの時も良かったなぁ。

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主題歌：三浦大知「燦燦（さんさん）」

キャスト
比嘉暢子（黒島結菜/幼少期：稲垣来泉）
比嘉優子（仲間由紀恵）
比嘉賢三（大森南朋）
比嘉賢秀（竜星涼）
石川良子（川口春奈）
比嘉歌子（上白石萌歌）
青柳和彦（宮沢氷魚/幼少期：田中奏生）
石川博夫（山田裕貴）
砂川智（前田公輝）
猪野清恵（佐津川愛美）
田良島甚内（山中崇）
猪野寛大（中原丈雄）
大城房子（原田美枝子）
二ツ橋光二（高嶋政伸）
平良三郎（片岡鶴太郎）
平良多江（長野里美）
矢作知洋（井之脇海）
青柳重子（鈴木保奈美）
【語り】ジョン・カビラ