僕達はまだその星の校則を知らない 第5話 ネタバレ 感想~白鳥の過去

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天文部の夏合宿!明かされる過去

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流星群を見る白鳥健治(磯村勇斗)、幸田珠々(堀田真由)と天文部たち。
江見の空想物語を聞いて楽しんだり、終戦記念日の話になったり。
そして星に祈りをささげる。
流星群がやってきた

望遠鏡を片付ける白鳥と高瀬佑介(のせりん)
「白鳥さん、ありがとう。
去年も部員10人いたけど ちゃんと活動していたのは3人くらいだった。
こんなふうに星が見られると思わなかった
ほんと 冗談抜きで一生分の青春を感じた
ありがとう」

広津可乃子(木野 花)と幸田が話しをする
「あの子が自分のテリトリーに人を招き入れるのは初めて
あんなに…
娘が…あの子の母親が見たらどんなに喜ぶか…」
泣きそうになる白鳥祖母
「おばあちゃん、行ってきます。」
「ええ?どこへ?」
幸田が白鳥を追いかける。
白鳥は川に冷やしているスイカを取りに行くという。
「白鳥さん、寝ていないのに無理したらダメです」
振り向く白鳥
「タメ語で良いですか?
今 すごい興奮している
去年はあの流星群 一人で見たから
今までもずっと一人で見てたから
あんなふうに誰かと星を見たことなんてなくて
笑ったり しゃべったり感謝されたり
星は今までも美しかったけど
この宇宙で誰かと一緒にいるってことがこんなにも
いろんな色があふれて来て」
再び走り出しスイカを取りに行くが川にはまってしまう

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雨が降り出し、スイカは割れて、白鳥はびしょびしょ
川辺に座る白鳥と幸田
「あの話を聞いて
少しの間だけ聞いてほしい」
子供の頃はもっとこう いろいろ聞こえてたし感じてた
風邪の色とか 音の匂いとか。
植物や鳥や虫の声も。
でもわかってくれたのは母だけで
だんだん気づいた
自分は普通じゃないって
母が死んでからは何も感じなくなって
星だけが光ってた
でも父は僕ら姉弟を連れて、職場近くの全然星が見えない場所に引っ越した
学校に通い始めてから変わってしまった
<頼むから普通にしてくれよ>
父親に言われてしまう

白鳥は学校でいじめられる。
感覚が人と違うということは自分も人も困惑させる
この世界も普通を求めるところだから
今でもそう 僕は学校が嫌いだ。
そのイジメという声色は奇妙なほど軽々しくて、当然彼らは増殖した。
<法律で社会の正義を守る>
図書館で見た言葉

法律は惑星のように秩序があって美しかった
そして気づいたら僕のされたことはいじめなんてことではない真っ黒だ
いじめの証拠を写真に撮る

法律事務所を訪れた白鳥少年
<脅迫罪恐喝罪傷害罪
人権侵害罪で学校の山崎先生を訴えたい>
そこには久留島かおる(市川実和子)所長がいた
書類には陳述書もつけてあった。

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結局未遂に終わった
父の落胆がひどかった
教師の息子が学校を歌えようとしたのだ
僕は祖父母と一緒に暮らしたいと申し出た
でも学校はどこも同じで不登校になった。

祖母は母親が白鳥の耳をよく触っていたと話す。
触るとよく眠る
<不思議なスイッチがあるのかも
普通の人のふりができる
普通になんかならなくてもいいけど、困ったときには耳たぶのスイッチを押してごらん>

僕は外に出られるようになった
中学からはたまにフリースクールに通った
高校は全くいかず、大検を受けて法学部に行った
単位を取って弁護士免許を取得
でも…社会人になってからはダメだった
上司やクライアントから不評で辞職した
やっぱり僕は臆病で
今でも緊張する。
迷惑をかけるしもう辞めようかと思っていた時にスクールロイヤーにならないかと誘われた
「それが今の僕です
今も父からは逃げている
学校は今でも嫌いだ。
なのに…なんなんだ?
訳が分からない。
あなたにも訳が分からないと思うけど」
「わからなくない
全部じゃないけど 伝わってる。
だから大丈夫」
「こんなにしゃべったのは初めてだ。
口の中がぱさぱさする。」
「私も そろそろいきましょうか」
スイカを一口かじった白鳥はそのまま幸田によりかかり眠ってしまう。

その頃、白鳥の父・白鳥誠司(光石 研)と尾碕美佐雄(稲垣吾郎)が会っていた。

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自分の息子と向き合えないのに、教師を続ける白鳥父。
でも教師ってそんなものなのかな。
20年前なら発達障害に関しても配慮がなかったのかもしれないが。
泣きたいのは父親ではなく、子供のほうだよ。
いじめにしても…
あれだけ証拠を集めて訴えようと思い詰めていたんだから、そこに寄り添ってやれなかったのか。
今だと大問題だよ
広陵高校じゃないけど、なぜいじめられたほうが転校しないといけないのか。
校内で起こったことに関して、なぜ警察が出動できないのか。
イジメじゃないだろ。
犯罪だろ。

しかし白鳥…幸田先生のこと好きになっているよね。
そこまで自分をさらけ出すのってめちゃくちゃ怖いし、勇気がいることだけど、聞いてほしい。
そもそも人に話を聞いてもらいたいなんて…おばあちゃん以外にいなかったんじゃないかな
お父さんはあんなだし。
お姉ちゃんはちょっとは理解があるのかもしれないけれど。

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にしても…前半から後半までとても美しいものを見たな。
あ…もちろん白鳥少年のいじめシーンにはひどく、心が痛いが。

流星群に祈りをささげるみんなも、昼寝をするみんなも、一生分の青春をしたと言う天文部部長も
そして興奮して、色が見えて、川にスイカをとりに走る白鳥も
ああ。その前に
ビーツを落として白鳥と幸田の手が触れ合うビーツの色も

ワタシも今年の夏一番の青春とノルタルジィを感じたわ。
これを学園ドラマというならば、近年、一番の学園ドラマだわ。

ロケーションもストーリーも美しい。
そして写ルンですって、数年に一度は流行るね。
フジフィルム、おそるべし。

本日も浄化されました。

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主題歌:ヨルシカ「修羅」

感想はこちら
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キャスト
白鳥健治(磯村勇斗)
幸田珠々(堀田真由)
山田美郷(平岩 紙)
久留島かおる(市川実和子)
鷹野良則(日高由起刀)
斎藤瑞穂(南 琴奈)
藤村省吾(日向 亘)
北原かえで(中野有紗)
江見芽衣(月島琉衣)
三木美月(近藤 華)
内田圭人(越山敬達)
堀 麻里佳(菊地姫奈)
高瀬佑介(のせりん)
島田聖菜(北里 琉)
有島ルカ(栄莉弥)
巌谷光三郎(淵上泰史)
緒川 萌(許 豊凡/INI)
黒岩宗政(篠原 篤)
菊池沙良(西野恵未)
永井玄也(根岸拓哉)
ジョン・コリンズ(チャド・マレーン)
小島敏夫(諏訪 雅)
三宅夕子(坂井真紀)
井原 久(尾美としのり)
広津可乃子(木野 花)
白鳥誠司(光石 研)
尾碕美佐雄(稲垣吾郎)

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