秀才にカンニング疑惑
あらすじはコチラ
テスト当日 白鳥健治(磯村勇斗)が教団煮立つ
カンニングは犯罪になりうることがある
テストを作ってくれた先生にも失礼だ。
ただ…勉強は学ぶ楽しさを知るもの
それは温かいもの
でもテストは違う
ただ優劣を図るためのもの
そんな物差しで未来が決まる
カンニングをしたくなるほど追い詰められる若者が可哀想
世界には受験のない国もある
「この教育の若者は被害者です」
と言い出す。
そばで聞いていた山田美郷(平岩 紙)
「それでもこの国の若者の大多数はカンニングをしません
みんな公正にテストをうけるんです」
「そうでしたね…
なにか相談があったらスクールロイヤー室に来てください。」
教室を出る白鳥
白鳥に次のクラスへ急ぐように言う幸田(堀田真由
学校は苦手だと思っていたが…
少し感覚が変わってきたと思う白鳥…
「あなたのおかげかも知れない」
と幸田に告白してしまう白鳥
動揺して次のクラスへ急ぐ
有島ルカ(栄莉弥)はカンニングをしなかったからか…成績がかなり落ちた。
医学部の推薦はできない。
ルカの面談。
ルカの父・有島一彦(池内万作)
成績から鑑みて医学部への推薦はできないと井原 久(尾美としのり)と巌谷光三郎(淵上泰史)
が言う
評価は適切だと白鳥も付け加える
「母親似だな」
ルカの母は精神を病んでルカが小学生になる前にアメリカに帰った。
中受のときはインフルエンザ
高校受験は第一志望に不合格。
「入る学校を失敗したな
推薦は本番で力を出せない人間へのシステムでしょう!
なんとかなりませんか!」
「大丈夫ですか?」
白鳥が声をかけるとトイレに行くと云って教室をでるルカ
フラフラと歩いて天体部の部室に入る
1年生の江見芽衣(月島琉衣)が3年生の高瀬佑介(のせりん)と斎藤瑞穂(南 琴奈)に進路のことを質問する。
斎藤は看護師に
高瀬はプラネタリアンになりたいと言う
「ばかじゃない
そんなのなんの役に立たない」
「そんなことありません。
プラネタリウムに救われた
今日も死なないで良かったって 本気で思ったこともある
あなたの勝手な価値観を 私の先輩に押し付けないでください!」
江見が言うとルカが駆け出す
屋上から飛び降りようとするルカを止める高瀬と斎藤
そこへ幸田珠々(堀田真由)がやってきた。
「冗談だよ 戻らなないと」
「有島くん、明日スクールカウンセラーと一緒に話そう」
幸田が言う
高瀬は白鳥に部室の鍵を開けていたことを謝罪。
そしてルカが盗撮をしていたことも話す。
頭を悩ませる尾美としのり校長
男子はストレスがあると反社会的問題行動に出る。
担任の巌谷光三郎(淵上泰史)は最初の保護者会で有島父に元百合女の教師が特進コースの担任なんて無理ではないかと詰められたと話す。
巌谷は有島父の教育虐待を疑っている
ああいう親は自分のやっていることは全部愛情で自分がやっていることは正しいと思っているはず・・・
その頃、有島家では、父親がルカをネチネチと叱っていた。
妻が止めてもネチネチは止まらない。
「約束したよな
ちゃんとやるって
俺に受験の心配をさせるな
これがなければ家族団らんの時間になるのに」
「すみません」
「大丈夫だ
今すぐ生まれ変われ」
翌日カウセリングを行うも早々に帰るルカ
帰り道で過呼吸で倒れるルカを発見する白鳥
そこにルカのカンニングを見た北原かえで(中野有紗)も通りかかる
「とっくにやめたけど…」
バスケットゴールにシュートするルカ
「2年の1学期塾を増やすことになって…」
「全く理想的とは思えませんが、僕の話を聞いてください」
白鳥は受験というものの意義がわかりません
ただ深く学ぶことは面白い
大学や専門の学校を卒業しないとなれない職業もある
白鳥の大学名を聞いたルカは
「聞いたこともないFランだ!」
と馬鹿にする。
その大学は近くて自然も多く、図書館も充実
おかげで落ち着いて学ぶことができた
3年で司法試験予備試験に合格
4年で司法試験に合格した
「大学生で!?」
北原とルカも驚く
「創立以来始めてだと褒められた
今も苦労はしていますが
自分で選んだ道なので後悔はありません
あなたの道はどうですか?
親は自分の価値観で自分の理想に押し込める
親だって未来が読めるわけではなりません。
親が歩んできた過去より、君たちが生きる未来のほうが大変かもしれないのに
だから自分の道は自分で考えたほうが良い」
「うちの親を勝手に悪者にするなよ!!
父は僕の1番の味方です!
殴られたこともない!
カウンセラーとかスクールロイヤーとか
可哀想認定しないでくださいよ
僕の幸せは医学部に入ることだ!」
怒鳴るルカに驚き何も言えない白鳥
「でもおかしいじゃん
カンニングするとか
あんなことして恥ずかしくないの?
一緒に議長団やった人間として許せない
そんなことして」
「だって殴るだろ!
違う
殴ったことなんかない僕を
けど いつも殴ってた
僕の代わりにぬいぐるみを
母のくれたぬいぐるみを
お前を殴ることができないから
こうして殴るんだって
いつも
ママがくれたのにもうボロボロだ
ママも
ママも僕のせいでいなくなった
僕が小学校の受験で失敗したから
あああ!!」
座り込むルカ「私 あんたのこと好きじゃない
でも…仲間だと思ってる
もうこれ以上…傷ついてほしくない。」
「え…」
ルカの横に座る北原
弁護士事務所
「不登校の子も多いが、親子関係や家庭内のことが圧倒的に多い」
と久留島かおる(市川実和子)所長
「そういう家庭の子にスクールロイヤーができることはありますか?」
「ない
学校は福祉機関ではない」
ルカの父親ももし受験が成功していたら、虐待も称賛された
厳しくも愛のある教育方法だって…。
夜、バスケットボール部のみんなとバスケットを楽しんでいるルカ
虐待されている子は親をかばうのは、高校生になっても、教育虐待でも同じなんだろうか。
もしルカが父親の思う通りに動かなくなったら…妹は今以上に虐待されるだろうな。
継母は虐待だと気づいてくれるだろうか。
ルカの母はメンタルを病んでアメリカに帰ったと言うが…。
それもDVなんじゃないだろうか。
ルカのことをかばってくれていた継母だけど、このままの状態が続くと、妹を連れて家を出るだろうな…。
こういう父親は自分より頭の良い妻を選ばない。
支配できる女性を選ぶのだろう。
そしてできないところは「母親似」と。
プライドも高いしなぁ~。
最低だよ。
医者のくせにそれが虐待かどうかも気づかないなんて。
ルカは本当に医者になりたいのかしらね。
小学校、中学校、高校…すべての受験に失敗したら…イップスじゃん。
テストいやだな
そしてママにもらったぬいぐるみを殴られるのも虐待だよね。
目の前で大事なものを傷つけられるんだから。
この話は来週に続くのかと思っていたけれど、ラストはヨルシカの音楽に乗せて、楽しくバスケ。
この話はこれで終わり?
ルカ父がすぐに改心するとは思えないからなぁ
でもルカが医学部に行きたくないと言わないと。
もし…なんなら…弁護士になるって言っちゃえば?
今まで頑張ってきたんだから、法学部の推薦くらいはあるでしょ。
来週、生徒と先生の恋に変わってたし、しかも警察沙汰…
先生に嫌な人はいないし、生徒たちも優しい。
巌谷光三郎(淵上泰史)先生は、すぐにルカの父の教育虐待に気づいてくれたし。
だから巌谷光三郎(淵上泰史)先生が逮捕されるような行為はしていないと思うんだけどな…。
主題歌:ヨルシカ「修羅」
感想はこちら
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キャスト
白鳥健治(磯村勇斗)
幸田珠々(堀田真由)
山田美郷(平岩 紙)
久留島かおる(市川実和子)
鷹野良則(日高由起刀)
斎藤瑞穂(南 琴奈)
藤村省吾(日向 亘)
北原かえで(中野有紗)
江見芽衣(月島琉衣)
三木美月(近藤 華)
内田圭人(越山敬達)
堀 麻里佳(菊地姫奈)
高瀬佑介(のせりん)
島田聖菜(北里 琉)
有島ルカ(栄莉弥)
巌谷光三郎(淵上泰史)
緒川 萌(許 豊凡/INI)
黒岩宗政(篠原 篤)
菊池沙良(西野恵未)
永井玄也(根岸拓哉)
ジョン・コリンズ(チャド・マレーン)
小島敏夫(諏訪 雅)
三宅夕子(坂井真紀)
井原 久(尾美としのり)
広津可乃子(木野 花)
白鳥誠司(光石 研)
尾碕美佐雄(稲垣吾郎)


コメント
下手なホラーより怖かった、池内万作さん!
ああいった父親は嫌だなぁ。
そんな父親にビビッているのか、息子は何故か外面では「擁護」?
信じられない展開で、ラストも何処か曖昧ミー。
冒頭の主人公の父親と吾郎ちゃんの過去の邂逅が、次週に続くんですね。
淵上さん、日曜劇場での校長役や今作での教師など、かつてのイメージと逆の役が続いていますね。(ワイルドになった吾郎ちゃん?似てません?)
ノンルールさん、コメントありがとうございます。
息子は父に支配されているわけだし、虐待児は毒親のことを悪くは言いません。
いじめと同じで恥ずかしいと思う心理もあるのではないでしょうか
そこに疑問はないです。