第3週「ヨーコソ、マツノケヘ。」
連続テレビ小説 ばけばけ Part1 （NHKドラマ・ガイド）
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トキは傅様の看病をタエ様がしていると松野家の面々に伝える
小さい頃から数え切れぬ御恩を受けてきた傅様の看病をしたいと伝える
仕事の前後や合間に伺えるし
「だけん いかがかと…」
「お二人は助かるじゃろうが」
「あの…私は反対です
ただでさえ工場の仕事がキツイのに
看病までしたら
おトキちゃんまで倒れてしまう
お気持ちはよく分かるのですが」
「ご心配ありがとうございます」
ですが…<鳥取の布団>の人の薄情さで幼い兄弟亡くなった怪談話を持ち出す
「私は薄情無人にはなりたくないのです」
「おじょらしい優しさだが」
「本来なら銀二郎との生活が大切だが
おタエ様も残された三之丞お坊ちゃんも
驚くほど何にもできん」
フミを見る司之介
「はい
失礼のないよう おつとめしてきなさい」
「おトキが看病すれば良くなるだろ」
「なんせ傅様は宿敵
銀二郎も宿敵くらい持ったら
人生にはりがでる！」
朝
「けど母上
いいんですよね 行っても」
「もちろん あなたも気をつけるのですよ」
外で木刀を降る銀二郎と指南する勘右衛門
「無理せずに」
「無理してでも」
正反対のことを言って送り出す
そっとトキを見送るフミ
トキが用意した朝餉を食べるタキ
布団で目を覚ます傅
「トキ…なぜ？」
「本日から 朝昼晩 おじさまの看病をしたくまいった次第です」
「看病
それは心強いが 申し訳ない」
「いえ 私の方から申し出たのですから」
「しかし婿殿や 松野家の人たちに…」
「家族は皆 おじさまを案じて降ります」
「よし おトキや松野家の人たち報いるためにも早く元気になろう」
「父も 宿敵のおじさまには早く元気になってほしいと」
「宿敵？」
「私がよく冗談で おじさまが父上だったら良かったのにと申すもんですから」
「それは宿敵じゃな」
朝の工場 三之丞に報告
「あのご様子でしたら早く良くなると思います」
「申し訳ない雨清水家のことなのに
父は母を甘やかし
私には何一つ教えてくれなかった」
せんが機織りに失敗し 番頭に叱られていた
「今からやり直せ」
「今からやり直しても今日中にはできません」
とせんをかばうトキ
「良いからやり直せ！」
トキは三之丞に視線を向けるが、三之丞は何も言えずに去っていく
傅の部屋 「鳥取の布団」の話をするトキ
「婿殿は随分と切ない話を
心根のやさしい男なのだな
人生とはうらめしいものじゃ
トキもそうおもうだろう
しかし 語り合える婿をもらうことができた
わしも工場や家のこと そしてこの病
今はとにかく恨めしい
じゃがこうならなければ
おトキとこうして
やはり 生きてこそじゃの」
「おじさま
早く元気になってごしなさい」
「ああ」
トキがなかなか帰って来ないことを心配するトキ
「ランデブにも行けないから大丈夫」
と司之介が言うが
「行ったきり戻らないなんて…」
フミは視線を落とす
「つまり…こういうことか？
おトキ わしはもう長くない
本当のことを言おう
お前の本当の父は俺だ
もうあの貧乏長屋には帰るでないぞ
はい 松野も婿殿も捨てます
よくぞ言ったぞ おトキ
ガハハハはと？」
「長くないとまでは思いませんが
人間 弱気になると
情に流されるものでございますから
それは 傅様もおタエ様も…」
部屋の奥の銀二郎に気づく面々
「なんでおる！
なんも聞いちょらんな」
と勘右衛門
「なぜ喋った！」
司之介とフミを叱る
刀を持った勘右衛門が銀二郎に迫る
「いずれ当主になる男じゃよう聞け」
「はい」
「今 話した通り おじょは
おタエ様が産んだ 元は雨清水家の子だった
跡取りを得るために生まれる前から
だがおじょは何もしらん
だけん 寝言でも言うなよ！
よいな」
「はい」
「ごめんなさい。
口止めするようなこと
でもあの子は私の子供
私達の子供ですから」
「すまんのう。」
「いえ。」
おトキちゃんより、銀二郎が先に出生の秘密を知ってしまった。
このころはよくある事かもしれないけれど…切ないよねぇ。
愛情いっぱいで育ったからさ。
フミさんが看病に行くことはできないんでしょうか。
内職もしているけれど…。
銀二郎さんはトキの心配をしてくれてやさしいね
トキがいなかったら…勘右衛門にますますうるさいことを言われてしまうなぁ～。
キツイなぁ（苦笑）
いっそのこと雨清水家に二人で引っ越してくるとかはどうでしょう？
部屋もいっぱいあるでのう
新婚生活もできるぞ。
いや、松野家が全員来てもいいじゃん
家臣として（苦笑）
銀二郎は出生の秘密というものまで背負わされて
本当に気の毒
出奔してしまうの・・・わかる。
この時代 男は出奔しても生きていけるのね。
三之丞は…無理っぽいけど
ホワイト工場がブラック工場になってきたのも辛い
番頭…あいつはもう無理と思ったら、すべての金を持ち逃げしそうだ。
三之丞も心配
今週はキツイぞ・・・。
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主題歌 – ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
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キャスト
松野トキ（髙石あかり/少女期：福地美晴）
レフカダ・ヘブン（トミー・バストウ）
松野司之介（岡部たかし）
松野フミ（池脇千鶴）
松野勘右衛門（小日向文世）
松野銀二郎（寛一郎）
雨清水傳（堤真一）
雨清水タエ（北川景子）
雨清水三之丞（板垣李光人）
野津サワ（円井わん/幼少期:小山愛珠)
なみ（さとうほなみ）
江藤（佐野史郎）
江藤リヨ（北香那）
チヨ（倉沢杏菜）
せん（安達木乃）
森山善太郎（岩谷健司）
森山銭太郎（前原瑞樹）
花田平太（生瀬勝久）
花田ツル（池谷のぶえ）
ウメ（野内まる）
梶谷吾郎（岩崎う大/かもめんたる）
上野タツ（朝加真由美）
中村守道（酒井大成）
錦織友一（吉沢亮）
イライザ・ベルズランド（シャーロット・ケイト・フォックス）
蛇の声（渡辺江里子/阿佐ヶ谷姉妹）
蛙の声（木村美穂/阿佐ヶ谷姉妹）
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