「監察医朝顔」第9話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～平さん、認知症？茶子先生の旅立ち。大谷亮平なんなん？

「法医学教室の危機…朝顔の怒りの理由は」

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原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣「監察医　朝顔」

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殺人事件
小湊真由（愛甲ひかり）の殺害事件の容疑者・吉永小百合が小湊さんと同じ方法で殺害された。
これで容疑者は小湊のモトカレ・橘凛太郎に絞られた。
ネットは炎上し追い詰められた橘凛太郎は犯人扱いされ練炭自殺を図る。
一連の殺人事件に憤りを感じていた医大生バイトの牛島（望月歩）が献体写真をスマホで撮影し友人がSNSに流す。
一気に写真が広まる。
すぐに牛島がやったことだとわかった。
牛島は
「僕そんなに悪いことしました？」
被害者は面白おかしく暴かれていた。
被害者のプライベートはなにもないのに、犯人だけが守られ被害者は何でもありってそんなの理不尽だ！
牛島は正義感を振りかざす。
「僕はみんなの知りたかったことを広めただけです。」
「みんなが知りたかったことって何？
誰が救われるの？」
橘さんはネットの声に殺された。

「橘さんが犯人だって証拠ある？
橘さんは犯人じゃないと思う。」
確かに橘は左利きだった。
犯人も左利き。
しかし橘は怪我の後遺症で遺体を滅多刺すことはできない。
犯人は最初にアイスピックで即死させてから遺体を傷つけていた。
「先生、俺どうすれば。」
「亡くなってしまった人の命はもう二度と戻らない｡
罪もない人の最後の姿を載せてしまった｡
ご遺体の尊厳も｡
ご遺族のプライバシーも｡
法医としての秩序も｡
いとも簡単に奪ってしまった｡
自分のしてしまったことの
罪の深さ｡
よく覚えといて｡」

後日。
茶子（山口智子）が辞任することとなった。
牛島には法医を目指せという茶子。
朝顔も牛島に法医を勧めた。

桑原の発砲事件
桑原（風間俊介）は、発砲した事件で臨時の審議会に出席。
自首降格を匂わせられた桑原だが、納得できない。
2回目の審議会。
例の事件で拳銃を奪われた山田巡査部長はくも膜下出血で倒れ治療し退院したが、審議会への出席の準備をしていた時、またも倒れそのまま絶命した。
審議会に出席する桑原に電話した朝顔は桑原に
「人ごとだと思えない。悔しい。」
と連絡する。
怒りに震える桑原。
山田巡査部長は死因は他殺。
犯人に殴られた傷が原因だった。
それを知らせても田中要次部長は鼻で笑う。
日本の警察官は犯人と戦う武器が警棒しかない。
発砲しないように教育されているからだ。
山田巡査部長には家族がいる。
自分にも家族がいる。
守らなければならない。
そこへ五十嵐（松角洋平）監察官がやってきた。
非公式の審議会で、もし自主降格を勧めていたなら監察官の出番だ。
「私は自主降格しません。」
宣言する桑原。
ぐうの音も出ない田中要次。

母の捜索
朝顔（上野樹里）は、つぐみ（加藤柚凪）は有休を使って万木平（時任三郎)の家に遊びに行く。
浩之（柄本明)は入院中だ。
初めて美幸（大竹しのぶ）と会う。
美幸に「ずっと平さんにここにいて欲しい」と言われ、朝顔は美幸が平のことを好きなのではと思う。
裕之は「歯」を差出し、やっぱり里子（石田ひかり）かどうか調べて欲しいと朝顔に託す。
いよいよ浩之が危ないと電話があり、再び病院を訪ねる。
朝顔の顔を見て、少し元気になった浩之。
そこで美幸の夫と娘が津波で流されたと知る。
朝顔は「歯」を調べるのはもう少し後にすると平に話す。
結果がどうであれ、浩之がガクンとくるのではないかと危惧したのだ。

事件の件。
うっしー、茶子先生にも朝顔にもこのまま法医になれと言われたけれども。
かなり思い十字架を背負っていると思う。
何も考えずにSNSにアップする友人も医学部のわりには頭が悪いと思うし、それをあえて止めないうっしーも。
まずまだ犯人だと断定されたわけでもないのに、なぜ？
いや、犯人だと断定されても遺体をアップってあかんけどさ。
橘さんのご遺族から訴訟を起こされてもおかしくないレベル。
ワタシが遺族ならうっしーのことを許せない。
誹謗中傷されて自殺したことも許せない。
だけど誹謗中傷した連中を一人一人を許せないが、うっしーのことは訴えるだろうし、法医学教室をも訴えるとも思う。
うっしーが法医学の道を進むとしたらそれをも阻んでやりたいくらい許せないだろう。
うっしーはパソコンの画面に顔が反射して映っていたから特定されて、実家の大病院も炎上するかも。
橘さんを死に追い込んだ連中が、その次はうっしーを追い込むと思う。
犯人が医師だったのもやるせないなぁ。

新しい旅にでると茶子先生。
でもさ・・。多分責任を取らされたのよね。
いや・・・ま・・・責任がないとは言えない。
あんなバカの責任を取らされるのは気の毒だけど、遺族からしたらねぇ。
うっしーに法医学の道を勧めるのもご遺族からしたら許せないんじゃないかな。
で、気になるのは大谷亮平。
一体はなんだったの？？
茶子先生、来年・・・いないのかしら？

桑原の発砲事件
「監察医朝顔」第7話ｗで、ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～五十嵐（松角洋平）監察官、ギャフンと言いなさい！なんて書いちゃってごめんなさい。
警察内部の公平性を保たんとね。
すっご～～～～～く嫌味たらしくて、ちょっと行きすぎたとこもあったけど、田中要次よりは全然正義の人だったなぁ。
桑原の単独行動、報告しなかったこと。
これは処分されても仕方ないけど、発砲したことは仕方ないよ。
警官が襲われて大けがをする事件はあったよね。
発砲してはいけないのなら交番勤務の警察官に拳銃を装備させなければいいじゃんね。

大じいじが呼吸器などをつけて伏せっているのを見て、ショック受けて不安そうに立ち尽くすつぐみちゃんが印象的だった。
子供ってそういうとこあるよね。敏感。
もう少し大じいじには生きて欲しいがじいじ（時任三郎）が心配。
大竹しのぶが「昨日はお魚だったから今日は肉にします」なんて平さんのメニューのオーダーをとっていたけれど、何か異変に気づいているの？
ワタシ、あの回りくどいセリフで認知症？なんて思っちゃったんだけど、そのあとブランコ作ったり、東日本大震災のご遺族の傷が癒えていないことを語るシーンで考えすぎかと思ったんだけど・・・、
最後に里子と朝顔のことを間違えちゃったりして・・・。

大竹しのぶが先週「里子ちゃん・・・」なんて公衆電話は話していましたが、あれは・・・。
通じない電話だった。
夫と娘を津波でなくした大竹しのぶは亡くなった人と電話して紛らわしていたのかな。
東日本大震災から取り残されている人は大勢いるんだな・・・。

で。新年一回目は「ちゃんと新作です」ってアナウンスされていました。
なんの自虐（爆）
あぁ、いつもスペシャルだ特別編だっていうのに総集編だろうが！って言われるからかな（爆）

　　
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主題歌：折坂悠太『朝顔』