第21週「手のひらを太陽に」
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あんぱん 連続テレビ小説 Part1/中園ミホ/NHKドラマ制作班
あらすじはコチラ→☆
仕事をクビになったのぶは登美子に会いに行く
「気にすることない
女性が外で働くことは大変
これを機に家にいたら?」
と登美子
そんな登美子はお茶の教室を始めた
生徒たちには嵩のことを自慢しており、紹介されたのぶは嵩の歌詞を褒められる
長屋の家
嵩が詩を書いている
「お母さん 嵩さんのことを自慢しよったで
息子の成功は何よりうれしいがやね」
三つ星百貨店の包装紙のことも自慢して
<やはり本人が好きな道に進むのが一番ですね>と言っていたと話すと、嵩は吹き出す
「あんなに医者にさせようとしていたのに
よくそんなことが言えたもんだ。
どうして急にお茶の教室始めたんだろ」
「きかんかったけど
お母さんこじゃんとイキイキされちょった
たまには顔ばみせちゃり」
「やめとくよ
どうせ会ってもいろいろ言われるに決まってる
手嶌治虫みたいな売れる漫画描けとか
のぶちゃんもそう思っている?」
「ううん。うちは嵩さんが好きな漫画を描いてくれたら一番うれしいき」
今の嵩にはその言葉が胸に刺さる
蘭子の部屋
原稿に行き詰る
ビーチサンダルの足で部屋を歩く
八木の事務所
蘭子の原稿にやっとOKが出た。
しかし粕谷が「絶対」と言う言葉を入れて強調したほうが良いのじゃないか?とアイデアを出す
「私…絶対って言葉つかいたくないです
その言葉ダメなんです。」
八木はそのままで良いと言う
映画雑誌を差し出す
「今月号に私の記事が載っています」
「もう読んだ。
君の記事にはいつも目を通している
はじめの頃は良かったが…近頃は」
「なんですか?
はっきり仰ってください」
「君は映画が好きで映画評を書くようになったのだろ
最近のは貶してばかりだ。」
「称賛しても読者の目をひきませんから」
「注目されればそれで良いのか?
独自の視点で書けばいい
監督や俳優をこき下ろして
試写室でも粗探しばかりして、
そんな見方をして一番不幸になるのは映画を愛している君なのに
失礼」
「八木さんはどうなんですか?
いつもニヒルで
そんな方に愛とか言われたくありません
失礼します」
出ていく蘭子
柳井家
「八木さんってなんでああなんですか
人が気にしているとこぐさっと」
嵩は苦笑い
「蘭子も人のこと言えんやん
八木さんは思いやりがある。
上京したての頃いっつも相談にのってもうたし
嵩さんも戦地で何度も救われた」
「ずっと独身なんですか?」
「家族は…
大変な思いをされたらしい
詳しいことは知らない」
「うちどうしよう…」
八木のオフィス
「おはようございます。
この間はすいませんでした
私 カッとなってしまって」
「お互いに言いたいことを言い合えたほうがが良い」
「何も知らないのに
わかったようなことを言ってすみませんでした
家族を…戦争で…」
「出生するとき妻と子に絶対に生きて帰る約束した
やっとの思いで復員したが
二人は福岡の空襲で亡くなっていた
なんのために戦地で生き延びたのか
わからなかった
だが東京に来て アキラのような孤児たちに出会って
こんな俺でももう一度彼たちのために行きてみようと思えたんだ」
コーヒーを受け取る蘭子
「私にも 」
八木と向かい合って座る蘭子
「私にも 絶対に生きて帰ると言ってくれた人がいました」
「その人は?」
首を不る蘭子
「だから私 絶対って言葉使えないんです。」
柳井家
八木の会社設立のお祝いのイラストを描いている嵩
「蘭子 恋をしちゅうがやないか?」
「誰に?…え?八木さん?
それはないんじゃないかな」
玄関のドアが乱暴に開く
「蘭子」
「ご心配なく私は一生恋愛なんかせんが
お客さんやで」
「NHKの辛島健太郎です
今日は柳井先生にお仕事のお願いに参りました。」
のぶは結婚してから、「嵩さんが好きな漫画を描ければそれで良い」ばかり。
嵩を支える自分に酔っているかのよう。
今、嵩が漫画の仕事が少ないことをわかっているのに、それを言われると…。
「嵩」ではなく「嵩さん」って呼ぶと嫌味に聞こえてしまう。
蘭子と八木は…恋愛関係にはならなさそう…。
ちょっと期待したけど(苦笑)
蘭子の部屋には豪ちゃんの法被が飾ってあったもんね。
それが朝ドラヒロインの妹としての美徳かもしれんが…。
一番勉強ができたのに、家族のために郵便局で働いて、幼馴染のような豪ちゃんに恋して、最後の最後に結ばれたのに戦死。
なんか…可哀想すぎないか?
八木はサンリオの創始者がモデルだとしたら…簡単には恋愛や結婚はできないだろうし…。
蘭子の映画評を読んでいないのでわからないけれど…なんとも。
八木の軍隊時代の孤高な感じ?
特別扱いっぽい感じ?
の謎は解けなかったけど、絶対に妻子のもとへ帰るという思いから、あんな感じだった・・・ってことかな?
戦地に行きたくないと言う…。
で、健ちゃんの後ろ髪はあれで良いの?
なんであんな髪型なんでしょうか?
バッテリィズのエースやんけ
んでんで登美子…
あんな立派な茶室を持っていたし、使用人もいたようなので、てっきりお茶の教室はしているのだと思っていたけど…
土地家屋は相続したとはいえ、どうやって生活してきたんだろう?
そんなに遺産があったんやろか。
息子の自慢をする登美子を微笑ましく見るのぶはめでたいな。
ワタシは「ええとこ取りしやがって!」としか思えない(爆)
あんぱんの感想はコチラ→☆
主題歌 -RADWIMPS「賜物」
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キャスト
柳井のぶ(今田美桜・幼少期 : 永瀬ゆずな)
柳井嵩(北村匠海・幼少期 : 木村優来)
朝田結太郎(加瀬亮)
朝田羽多子(江口のりこ)
朝田蘭子(河合優実)
朝田メイコ(原菜乃華)
朝田釜次(吉田鋼太郎)
朝田くら(浅田美代子)
柳井登美子(松嶋菜々子)
柳井清(二宮和也)
柳井千尋(中沢元紀)
柳井千代子(戸田菜穂)
柳井寛(竹野内豊)
辛島健太郎(高橋文哉)
屋村草吉(阿部サダヲ)
久保史緒里(久保史緒里)
いせたくや(大森元貴)
八木信之介(妻夫木聡)
語り – 林田理沙


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