第13週「サラバ 涙」
あんぱん 連続テレビ小説 Part1/中園ミホ/NHKドラマ制作班
あらすじはコチラ→☆
蘭子が給料を羽多子に渡す
メイコも自分も職を探したいと話す
女の働き口はない
蘭子もいつまで働けるかわからないと話す
シーソーの空地にやってきた嵩が千尋を思い出す。
嵩は次郎のことを釜じいから聞いたとのぶに会いに来た
「嵩 生きちょったがか」
「うん」
「うち学校辞めた」
のぶは愛国のかがみとして子供たちに軍国主義を教えていたことを後悔を口にする
子供たちを戦争に向かわせた
大切な家族の命を奪った
「うち生きちょってええがやろか」
「のぶちゃん、死んでいい命なんて1つもないよ」
「嵩 うちはどうすればよかったろうか」
「どうすれば良かったのか。
僕もそればかり考えていたけれどわからない
この先もずっとそれを自分に問いかけることしかできないんじゃないかな
新しい世の中になっても 問い続けるしかないよ
正しい戦争なんかあるわけがないんだ。
そんなのまやかしだよ
そのまやかしの正義で敵も仲間もたくさん死んだ
千尋も
最後にあいつが言った言葉がずっと耳に残っている
<この戦争さえなかったら わしは愛する人のために生きたい>」
「千尋君」
「だから正義なんて信じちゃいけないんだ
そんなの簡単にひっくり返るんだから
だけどもし逆転しない正義があるとすれば
すべての人を喜ばせるために生きたい
僕はそれを見つけたい
千尋のためにもそうすることしか僕にはできないと思っている
何年かかっても何十年かかってもみんなを喜ばせたいんだ
そう思ったら 生きる希望が湧いた
絶望なんかしてられないって
だから生きるんだ
千尋のぶんも みんなのぶんも
のぶちゃんも生きてくれ 千尋さんのぶんも
のぶちゃんが大好きな子供たちのためにも」
空襲でのぶに助けられた少年が声をかける
「はちきんのお姉ちゃんや!
はちきんのお姉ちゃん、ほいたらね!」
「はちきんのお姉ちゃん!か」
「うるさい
嵩…ありがとう」
「ほいたらね」
のぶと嵩は4年ぶりの再会。
嵩、昨日は千尋が生きていたほうがよかった!なんて思っていたのに、のぶを元気づけるまでに
千代子さんに言われたことが響いたのかな
お父さんも伯父さんもそんなことをいう嵩を叱るぞと
そして千代子おばさんも、嵩が帰ってきたことを心から喜んでいる。
清が夢の中で言った「楽しませたい」をちゃんと理解して、のぶに伝える
そして千尋ののぶへの想いを伝えてくれた
千尋の恋心は伝えなかったけれど、それは千尋も望んでいないかも。
生きて帰ってきたら、自分の口で伝えたいと言っていたもんね
何十年かかっても誰かをよろこばせたい たのしませたい
アンパンマンはやなせ先生が60歳過ぎてからの作品だもんね。
どうすれば良かったか
その戦争体験をもとにずっと自分に問いかけてできた作品なのかも
嵩はちょっと男らしくなった
雰囲気が変わった
たっすいがーなところはあるのかもしれないけど、でもかっこよくなった。
おむすびの感想はコチラ→☆
主題歌 -RADWIMPS「賜物」
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キャスト
若松のぶ(今田美桜・幼少期 : 永瀬ゆずな)
柳井嵩(北村匠海・幼少期 : 木村優来)
朝田結太郎(加瀬亮)
朝田羽多子(江口のりこ)
朝田蘭子(河合優実)
朝田メイコ(原菜乃華)
朝田釜次(吉田鋼太郎)
朝田くら(浅田美代子)
原豪(細田佳央太)
若松次郎(中島歩)
柳井登美子(松嶋菜々子)
柳井清(二宮和也)
柳井千尋(中沢元紀)
宇戸しん(瞳水ひまり)
柳井千代子(戸田菜穂)
柳井寛(竹野内豊)
辛島健太郎(高橋文哉)
小川うさ子(志田彩良)
貴島中尉(市川知宏)
座間晴斗(山寺宏一)
屋村草吉(阿部サダヲ)
いせたくや(大森元貴)
八木信之介(妻夫木聡)
語り – 林田理沙
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