第12週「逆転しない正義」
あんぱん 連続テレビ小説 Part1/中園ミホ/NHKドラマ制作班
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昭和19年9月
宣撫班に異動した嵩を馬場ら同じ班員はうらやましがるが、八木が「そんな楽な仕事ではない」と話す
村人たちを占領に協力させるのは厄介なことだと、嵩もそのうち気づく…。
宣撫班では怪我をした班員が数人いた。
桃太郎を日本兵に見立てた紙芝居を見せていたら、村民の中に共産党員かスパイがいたようで、ひと騒動起きたという
嵩は反感を買わない紙芝居を制作するように命じられる
村に出ると村人たちからは帰れと罵られる嵩
嵩が戻ると健太郎がきた
「どこが正義の戦争だ。」
嵩をたしなめる健太郎
「そんなことを聞かれたら格下げされる」
「俺たちが厳しい訓練を受けて、鉄砲を担いで海を渡ってきたのは何のためか」
「東洋の平和のため
米英から大陸を守るため」
「散々そう叩き込まれたけど
こっちの人かしたらいい迷惑なんじゃないか」
「確かにいい迷惑かもしれない」
「しかも憎まれてる」
「憎まれてもしょんもなかよ
俺ん部隊はここん来てから民家を窃取した
軍のために住んでいる人を追い出して
しょんもなかったい
これが戦争」
足音を聞いた健太郎が姿勢を正す
「柳井伍長殿 自分は絵の学校を出たのでお役に立てると思います」
と敬礼。
嵩も敬礼を返す
通りかかった士官に二人が敬礼をする
健太郎も宣撫班に入ることになった
もう一度村に出る嵩
「たっすいがー!」
少年が嵩の背中をたたく
岩男と康太がやってくる
リンという少年は、班の雑用係をしてくれている。
岩男になつき、あとをついて回っている
岩男は入隊前に結婚子供が生まれたが、まだ会っていない。
リンのことが息子のようにかわいいと笑う
「ハッケヨイハッケヨイ」
リンは岩男を相撲に誘う
「ほんとに相撲が好きだな」
相撲を取る岩男とリン
「そうだ…」
紙芝居のいい案が浮かんだ嵩
下書きを描き始める
健太郎が嵩の手帳を見る
千尋から託された父の手帳
大陸で仕事をしていた時のものだ
<双生の関係である>
日本とこの国は双子のようなもの
「幼馴染と現地の少年が仲良くしているのを見て、思いついたんだ。」
宣撫班室 粕谷隊長に紙芝居を見せる嵩と健太郎
地元民の反感も買わないと思うという嵩
粕谷は「厳重な審査がある」と話す
明日の審査に落ちると元の部隊に戻され戦隊任務に従事してもらう
紙芝居を作る仕事は嵩に向いているかもしれないけれど、軍隊の中では…ってことで。
軍隊の仕事に向いているなんてことはないよな。
しかし健太郎という相棒がいることは、嵩にとって精神的にも少し楽なんじゃないか
健太郎もそうだけど。
岩男が子供になつかれているのは意外だけれど、これがフラグなのかと勘繰ってしまう
岩男が亡くなるのか、リンくんが亡くなるのか。
どちらもありそうだし、どちらかだけが生き残ったとてしんどい。
リンくんのご両親やご家族は出てきていないが、その誰かが亡くなったとて遺恨しかない
なんだかなぁ。
ガキ大将だった岩男から「友達」とリン君に紹介された嵩
岩男はいけ好かない奴だったけれど、結婚して子供も生まれて。
その子供とはまだ会えていない…
生きて会えると良いなと思う。
妻子が生きていればいいなと思う。
今週も戦争に翻弄され、誰かの生死を考えることになりそうだ。
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主題歌 -RADWIMPS「賜物」
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キャスト
若松のぶ(今田美桜・幼少期 : 永瀬ゆずな)
柳井嵩(北村匠海・幼少期 : 木村優来)
朝田結太郎(加瀬亮)
朝田羽多子(江口のりこ)
朝田蘭子(河合優実)
朝田メイコ(原菜乃華)
朝田釜次(吉田鋼太郎)
朝田くら(浅田美代子)
原豪(細田佳央太)
柳井登美子(松嶋菜々子)
柳井清(二宮和也)
柳井千尋(中沢元紀)
宇戸しん(瞳水ひまり)
柳井千代子(戸田菜穂)
柳井寛(竹野内豊)
辛島健太郎(高橋文哉)
小川うさ子(志田彩良)
貴島中尉(市川知宏)
座間晴斗(山寺宏一)
屋村草吉(阿部サダヲ)
いせたくや(大森元貴)
神野万蔵(奥野瑛太)
島中隊長(横田栄司)
八木信之介(妻夫木聡)
語り – 林田理沙
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