第11週「軍隊は大きらい、だけど」
あんぱん 連続テレビ小説 Part1/中園ミホ/NHKドラマ制作班
あらすじはコチラ→☆
小倉連隊に動員が下された
嵩は父が亡くなった中国へ行くことになる
出発前日 神野班長はじめみんなは酒盛りをする
馬場に似顔絵を描いてやる嵩
「これで戦死しても女房はさみしくない」
と口々に言う
外で星を眺める八木に話しかける
「自分たちがどこの戦地に送られるかも教えてもらえない
日本の戦況はどうなんでしょうか」
「あぶないな」
「あっさり言うんですね」
小さなスケッチブックに八木の横顔を描く
「明日をも知らぬ命だというのに
よく酒を飲んで騒いで…」
「だから騒いでるんだ
そうでもしないと不安なんだ
みんな必死に笑って 恐怖にうちかとうとしている
お前はどうなんだ?」
「自分はこうして絵を描いているほうが心が落ち着くんです
戦友殿 いろいろありがとうございます」
「お前なんぞに礼を言われる筋合いはない」
「いえ 自分なんかが軍隊でへこたれずにやってこれたのは戦友殿のおかげです
軍人勅諭を覚えたおかげで中隊長殿にも目をかけていだきました」
「井伏鱒二の詩集のせいだ」
「井伏鱒二の詩
戦友殿もお好きなんですか?」
「あの時から同じ匂いを感じていた
俺はお前の戦友として当たり前のことをした
ただそれだけのことだ」
似顔絵を差し出す嵩
「これまでのお礼です
受け取ってください」
手に取る八木
「柳井。
お前は俺と違って弱い
弱いものが軍隊でやっていくには要領を覚え進級して力をつけるしかない
だが戦場ではその伍長殿の証は役に立たない
弱いものから死んでいく」
「自分は何としてでも生きて帰りたいのです
なんのためにうまれてきたのか
その理由すらまだわからないから
教えてください
自分のようなものが生き残るには
どうしたら…」
「弱いものが戦場で生き残るには
卑怯者になることだ
仲間がやられても
敵をとろうなんて思うな」
嵩の肩をたたき去っていく八木
嵩や健太郎がいる部隊が向かったのは中国・福建省
銃声が聞こえる
嵩は伏せることもできない
八木が嵩に覆いかぶさる
敵は日本兵だった
「敵なら撃ち殺されていたな」
と言われてしまう
駐屯地
岩男と出会う。
康太も喜ぶ
「嵩か!康太か!」
岩男は嵩が伍長だと知り敬語になる。
岩男は1年前に福建省に来て、野戦任務についていた
「それにしても懐かしいね」
康太は嵩の弁当がうまかったと話す
岩男も思い出す
弁当はうまかったが、ハチキンののぶに下駄で殴られた
「弁当はうまかったけんど、痛かったのであります」
嵩が幼馴染と思わぬ再会をしていたころ、八木は粕谷軍曹に呼ばれる
今日は一日休養と班長に言われ、馬場たちはすぐに敵と戦うのかと思った。
安心したら腹が減ったと談笑していると八木が粕谷軍曹と入ってきた
「柳井伍長!
これを描いたのはお前か」
「はい」
粕谷は嵩に八木の横顔のスケッチを見せる
来週はもっと辛そうだな、ヲイ…。
仕方ない覚悟して視聴しなければ。
これがあってのアンパンマンだ
いよいよ動員命令が下されました。
駐屯しているだけだから市街地なんだよねぇ。
だがしかし…(苦笑)
絶対中国じゃない。
仕方ないな。朝ドラだもの!
戦友の八木さんは嵩にできそうな仕事を持ってきてくれたんだろうな~。
伏せることもできない嵩は戦場ではお荷物じゃん
卑怯者にならないと生きて帰れないというが…。
卑怯者になって生きて帰ってもヤムおじさんはめっちゃ辛い日々を生きていたね。
生きて帰るのもしんどい
そして岩男との再会
岩男の家は小金持ちだったけど…教養はあまりないのか、出世はしておらず
そして相変わらずコンタ(康太)はどこへ行っても食い意地が張っている。
これから食糧がなくなるというのに、コンタは大丈夫かいな。
見た目は食いしん坊に見えないけどなぁ。
馬場のほうが食いしん坊そうだな。
来週はのぶの登場シーンも多くなりそうですな。
空襲シーンはしんどい。
朝田家のみんなは無事なんだろうか
高齢者はいるけれど女しかいない。
どこの家もそうだけど…。
のぶの後悔も始まるよね‥‥。
おむすびの感想はコチラ→☆
主題歌 -RADWIMPS「賜物」
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キャスト
若松のぶ(今田美桜・幼少期 : 永瀬ゆずな)
柳井嵩(北村匠海・幼少期 : 木村優来)
朝田結太郎(加瀬亮)
朝田羽多子(江口のりこ)
朝田蘭子(河合優実)
朝田メイコ(原菜乃華)
朝田釜次(吉田鋼太郎)
朝田くら(浅田美代子)
原豪(細田佳央太)
柳井登美子(松嶋菜々子)
柳井清(二宮和也)
柳井千尋(中沢元紀)
宇戸しん(瞳水ひまり)
柳井千代子(戸田菜穂)
柳井寛(竹野内豊)
辛島健太郎(高橋文哉)
小川うさ子(志田彩良)
貴島中尉(市川知宏)
座間晴斗(山寺宏一)
屋村草吉(阿部サダヲ)
いせたくや(大森元貴)
神野万蔵(奥野瑛太)
島中隊長(横田栄司)
八木信之介(妻夫木聡)
語り – 林田理沙
コメント
八木上等兵は事ある毎に、弱い嵩を助けてくれますので救いに成ってます。「井伏鱒二の詩集」が二人を結び付けたのですね。八木の力で嵩は絵の才能を活かせる部署に移って欲しいですね。
kouta IHさん コメントありがとうございます。
絵を描けるって戦場にも役に立ちそうではあります。
生きて帰ったら、二人はまた出会いそうな気がしますし。
嵩は生きて帰れるけれど、八木はどうなのか…
追記ですが、ここまで軍国女性の鑑として賛美されて、本人も信念を持って揺るがない若松(朝田)のぶは戦後に転向するのでしょうが、視聴者は許さないと予想します。
「花子とアン」でも村岡はなは出版社やラジオ放送で不本意ながら戦争賛美に加担して、腹心の友宮本蓮子に絶縁されましたが、視聴者は村岡はなはそこまで酷くは無いと感じていたと思います。
kouta IHさん コメントありがとうございます。
のぶは軍国のかがみであったことを一生後悔すると思いますが、視聴者もそれは寄り添うのではないかと思います。
許さないってことはないかなぁと。
少なくともワタシはですが。
まだ見ていないので想像です
ご返信有難う御座います。私個人の意見を、視聴者全体の意見の様に書いたのは間違いだと思いました。勘違いの書き込みをお許し下さい。
kouta IHさん コメントありがとうございます。
思ったことを書いてくださっていいですよ
公序良俗に反しなければw