あんぱん 第38話 ネタバレ 感想~豪ちゃんを誇りに思え

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第8週「めぐりあい わかれゆく」


あんぱん 連続テレビ小説 Part1/中園ミホ/NHKドラマ制作班

あらすじはコチラ→

学校から帰宅したのぶは、豪の戦死を知る。

豪は…お国のために戦った
立派な戦死だ
と団子屋、和尚から慰められる釜次
「のぶちゃんもそう思うやろ
のぶちゃんは愛国のかがみだからの」
「豪ちゃんは お国のために立派にご奉公したがです」
涙を浮かべて言うのぶ
「そうじゃな 本人も本望かもしれん」
釜次が答える

姉妹の部屋
「豪ちゃんがこの家に戻ってこんなんてうちは信じられん」
涙が止まらないメイコ

作業場の豪のはんてんの前で手を合わせる蘭子
「豪ちゃん…おなかすいたね」
土間から見ている屋村
のぶがやってくる
「一度だけ豪と釣りに行った
出征する前に会っておきたい女はないないのかと聞いたら
<毎日会ってます>だとよ
あいつはお国のために死ねてほんとに喜んでんのかね
立派だったって言ってやらねえといけないのかね
愛国の先生。」
立ち去る屋村

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位牌だけの小さな祭壇で葬式が行われる
国防婦人会は
「原豪さんは英霊になられたがです
ご立派です」
と挨拶する
のぶの教え子が兵隊さんに手を合わせたいとやってきた。
焼香を済ませた子供たちは
「ぼくらもお国のために立派に戦う兵隊さんになりたいです」
と言って帰って行く
逃げるように席を立つ蘭子

空地の石置き場に一人立つ蘭子
忘れ物を届けに来た蘭子の鼻緒が切れたときに、直してくれた豪を回想する

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「蘭子…」
のぶが声をかける
「どこが…立派ながで。
みんなが立派屋というたびに
何べんも何べんも聞くたびに
うちは悔しゅうてたまらん」
「豪ちゃんは…蘭子やうちの家族やこの国の人らのために
命を懸けて戦うたがや
やき 立派やと言うちゃりなさい」
「どういて?
豪ちゃん もうもんてこんのに」
「豪ちゃんの戦死を誰よりも蘭子が誇りに思っちゃりなさい」
「お姉ちゃん
男の子はお国のために兵隊さんになって
命を惜しまず戦って
名誉の戦死をしたら
みんなで立派だと言いましょうって思うの」
「そうながよ」
「そんなのうそっぱちや
みんなうそっぱちや
うちは豪ちゃんのおっ嫁さんになるがやき
絶対にもんてきてって言うた
豪ちゃんももんてきまっすって言うたがやき
絶対にもんてきますって
もんてこん‥
もんてこん!
どこが立派ながで!
みんなうそっぱちや
うちは絶対に立派やと思わんき」
フラフラ歩き出す蘭子を羽多子が抱きしめる。
「泣きなさい
思いっきり泣いたらええ」
「会いたい!
豪ちゃんに会いたい!」

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のぶは愛国のかがみだから、あんな励まし方しかできんかったのね
しかし豪を誇りに思うなら…それはずっと真面目に釜次に使えて、石屋の仕事をしてきたことであって、お国のために戦ったことではない。
まぁ、今だから…
あんな小さい子がお国のために戦うって洗脳。
戦後、のぶは自分の間違いに気づき、後悔するところまでがセット。
まだ5月
8月の終戦記念日あたりは…どんな展開になっているのでしょう
蘭子が戦死した豪を思っている?
ほかに戦死しそうな年齢の人…
千尋とか健太郎とか。
豪ちゃんは史実の人でないから助かってもよかったのに~とかどうしようもないことを思う私。
やっぱり豪ちゃん…。
鼻緒をなおすシーン。
こちらまで蘭子のドキドキが伝わってくる初々しいシーンだったわ。
この二人のドキドキは、スポット的ではあったけど、効果的で印象的なシーンが多かったです。

普段クールな蘭子の爆発
意味も分からずに兵隊さんになりたいという小さい子供たち。
のぶ、いつか懺悔するしかない‥‥
失って初めて気づく…。
そうか!次郎さんももしかして??

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主題歌 -RADWIMPS「賜物」

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キャスト
朝田のぶ(今田美桜・幼少期 : 永瀬ゆずな)
柳井嵩(北村匠海・幼少期 : 木村優来)
朝田結太郎(加瀬亮)
朝田羽多子(江口のりこ)
朝田蘭子(河合優実)
朝田メイコ(原菜乃華)
朝田釜次(吉田鋼太郎)
朝田くら(浅田美代子)
原豪(細田佳央太)
柳井登美子(松嶋菜々子)
柳井清(二宮和也)
柳井千尋(中沢元紀)
宇戸しん(瞳水ひまり)
柳井千代子(戸田菜穂)
柳井寛(竹野内豊)
辛島健太郎(高橋文哉)
小川うさ子(志田彩良)
貴島中尉(市川知宏)
山下実美(ソニン)
黒井雪子(瀧内公美)
座間晴斗(山寺宏一)
屋村草吉(阿部サダヲ)
八木信之介(妻夫木聡)
いせたくや(大森元貴)

語り – 林田理沙

コメント

  1. めぐみ より:

    おはようございます。

    のぶパートの戦前編は、フィクションなので
    豪ちゃんは生還させて欲しいと願っていました。
    のぶと蘭子の確執や軋轢を描くために必要かもしれませんが残念です。

    戦死通知は間違いで、ひょこり戻ってきたら良いですね。

    私の父は、同じ頃に満州で従軍して肺浸潤(傷痍軍人)になった御蔭で
    太平洋戦争は免除されました。
    すぐ下の弟は、戦死したそうです。
    祖母は「軍国の母」となって、軍人恩給の受給者でした。

    • tarotaro tarotaro より:

      めぐみさん、コメントありがとうございます。

      豪ちゃん、残念でしたよね。
      フラグは立ちまくってたけど…。
      戦後、豪ちゃんに似た人が現れるとか…ないですかね。
      細田くんはまだ出番はあると言ってたのに…。

      めぐみさんのお父様は戦争を「兵隊さん」としてご経験されているんですね。
      ワタシは両親も戦後生まれで、唯一知っている祖父から戦争の経験談を聞いたことはありません(広島出身なのですが島の生まれで被害は少なかったそう)
      しかしながら、子役ちゃんたちの素朴な「兵隊さんになりたい」はドラマとは言え、胸が締め付けられました。